ビジネスは結果が全てである理由

どうも、りかちゅうです!仕事をしていると必ずと言っていいくらいに言われる言葉の1つでもある「ビジネスは結果が全て」。この発言を聞くと一見、たとえどんなに過程の時には熱心で頑張っていたとしても最終的な結果が乏しかったら評価はされないとまではいかなくても結果出した時よりも干されてしまうというイメージをすることでしょう。事実そうです。努力は認めたとしても成果がないことには違いはないですから。ではどうしてビジネスとは結局結果が全てと言えるのか?この記事にて話したいと思います!

 

結果が全ての意味

まずは「結果が全て」ということはどういうことかについておさらいしたいと思います!結果が全てとはその結果に至るまでの過程は最終的に結果を出すための要因や要素であってどんなに過程がよくても結果が出せてなかったら意味がないということです。確かに、何がどうあれ努力しただけあって頑張っていることには認めるかと思います。ですが、努力するのは結果を得るためであって結果に執着しない努力は意味がなくなります。反対に、結果が出ていれば途中でだらけていたとしても評価されることにはされるということです。

英語でも似たような言葉がある

結果が全てというのは世間的にも言われているだけあるため英語でも似たような表現があります。シンプルな表現でしたらThe result is everything.(結果が全て)ですね。他にも、過程よりも結果だという表現としてWhatever a process is like, everything is evaluated only by results.(過程が何であろうとかまわない、結果のみが評価の全てである)といった表現もあります。

また、アーセン・ベンゲルというサッカー監督がいるですがその方もThe result is not important. A result is all.(結果は重要なのでなく全てだ)と言っています。サッカーの監督が言うくらいですからこれでビジネスには結果が全てと言われているのは明らかかと思われます。

ビジネスで結果が全てである理由

結果が全てということがどういうことなのかについておさらいできたので本題でもある結果が全てである理由について話したいと思います!

1.貢献したことにならない

仕事のみでいうなら貢献したことにならないんですよ。営業で言うならばたとえどんなに夜遅くまで残業していたとしても営業での成績が取れなかったら会社の売上に貢献してないことになります。これは会社にとってはどんなに頑張っていたとしても評価はできません。やはり会社に貢献しているから給料が上がりますから。一方、定時に帰るなり、多少サボるなりしていたとしてもトップ営業マンでしたら会社に貢献したことになり、評価されます。これは会社員ではなくフリーランスでも同じことが言えます。

2.結果は変えられないから

結果は変えられないです。どんなに1位を狙って頑張っても2位だったらそれまでです。スポーツであるあるなお話ですよね。たとえ私は頑張ってますと言っても競技や競争でトップになれないという意味で。これはスポーツに限った話ではありません。仕事も納期に間に合わないという結果があったらどんなにクオリティー高いものを作成したとしても間に合わなかったという結果が残ってしまいます。残酷ですがそういうことです。

3.メリハリが付かなくなるから

結果を評価しなくなるとメリハリが付かなくなってしまいます。まず、結果というものを追求しなくなります。そりゃ人間は目的や目標がないと熱くはなりませんからね。私もブログに関しては目標というものがあるから必死になります。あとは評価基準ですね。結果を重視しないと努力していたら結果は伴ってなくても大丈夫というような風潮が出来てしまいます。これではメリハリもないですよね?それをふさがためにも結果が全てという考えに至ります。

どう結果を出すかを考えるべき

上記の内容がある故に結果が全てであります。ですが、結果をだすためにどうするべきかは考えるべきです。要するに結果が全てだからそれまでの過程を重視しろということです。それはなぜなのか?

1.パフォーマンスが向上する

これは心理学でいう達成目標理論というものが影響しています。達成目標理論とはなぜその課題を行うかということな注目した動機づけ理論です。ちなみに達成目標理論には課題目標と成績目標の2つがあり、課題目標を立てる人は、努力や練習を重視して動機付けに良い影響を与えるそうです。要するに結果をだすためには何のために結果を出すのかやどうやって結果を出すのかについて考えないと結果が結びつかないということです。実際にアスリートのパフォーマンスも過程を重視して結果に結びつける努力をした方がいいとは言われています。

2.結果があれば何でもいいになる

たしかに結果が出ていればいいちゃいいですよ?貢献しているし成果として評価はされますから。ですが、あまりにそれを良しとすると結果主義になりかねないです。どういうことかと言いますと結果が取れていればサボっていいや結果が取れていればわがまま言っていいみたいな文化になってしまうことですね。夜の世界ですとそういうことがあるなんて話はありますけどね。

ですが、いくら結果が出ていたとしても度が越すようなことがあるのはモラルとしてはおかしい話です。だからこそ、結果というものは全てであったとしてもそれまでの体裁やどう結果を出すかなどの過程も多少は目を向けないといけません。

トップほど結果が全て

どの人も結果が全てであるのは事実ではあります。ですが、結果を1番に求められているのはトップです。どんなにトップの立場が頑張っていたとしても結果が出せなかったらメンツがないです。たとえどんなに徹夜して頑張っても売上を残さなかったら社長の給料は0かマイナスです。反対にきちんと睡眠を取って結果を取っていたら会社も自分自身の給料も安泰です。また、結果が出ていなかったら部下達からも干されます。要はトップとはみんなの鑑でもあるからこそ結果が残ってないとメンツがないと言うことですね。

それが顕著に表れてるのが安倍さんの例ですね。どんなに頑張って体調壊したと言われても成果がないから批判する人もいるってことですし。まあ、あれは人望のなさと仕事量にグレーな点があるから批判されてるのもありますけどね。

まとめ

結果が出ている時は結果が全てというのはそんなの余裕って感じなはずです。ですが、結果が出ていない時ほど結果が全てというのは過酷なはずです。人間はいきなり結果を出せるなんてことはないです。むしろ、下積みあって結果が出てくるものです。それでも、どんなことがあっても結果が全てという事実は変わりません。過酷な現実です。私もこの記事を書いているときに結果出さないといけないけど100%そんなスタイルだとえぐいことになりそうって思ってますからね。

そう考えると結果は全てとは言うものの100%結果にするのではなく長期的に結果を出せるかということを考えたり、結果が良くてもモラルは守ったりなどバランスが大事だとは思います。そうすれば結果が全てであることが悪い方向には向かないのかと思います。上手く言えなくて申し訳ないですが気持ち分かっていただけると嬉しいです。私からは以上です!最後まで読んでいただきありがとうございました。

りかちゅう