コロナショックの影響:金融事情の混乱

どうもりかちゅうです。金融関係に詳しい人もそうでない方もコロナショックのインパクトは莫大だとは思いませんか?Twitterではリーマンショック級だなんて言われていますしね。まあ、経済関係が荒れている故に金融関係も大きな支障が起きているということなんですけどね。ただ基本的には経済事情が要因で暴落など金融関係で荒れることはあっても病気関係でここまで荒れたのはコロナショックくらいです。ということでこの記事にてコロナショックの実態について話したいと思います。

コロナショックとは?

コロナショックとはコロナウイルスの影響で経済が停滞し株価や為替が大暴落したことです。元は1月の半ばから陰りはあったものの本格的に暴落したのは3月中旬からです。(ピークは3月13日です。)ちなみにどれくらいの暴落かと言うとリーマンショック並みです。リーマンショックもアメリカの大手金融期間が経営破綻しただけあって大暴落でした。

参考までに歴代の暴落特集はこちらに書かれているので見てください!

歴代の日経株価&為替暴落特集!

コロナショックのレベル

先ほどコロナショックのはリーマンショックレベルと言いましたが一体具体的数値としてはどれくらい暴落しているのか?全ての観点から話すことはできませんが一部だけ紹介したいと思います!

1.ドル円の相場

日本にいるならば世界を牛耳る国でもあるアメリカの米ドルと日本円の為替の動きは分かっていた方がいいです。ということでコロナショックでドル円の相場がどうなったのかを話したいと思います。ドル円は2020年2月の時の最高値は約112円でした。それなのに2020年3月の最低値は約100円でした。ちなみに最低値は3月13日です。1ヶ月で12円下落とは勢い早すぎです。ただドル円に関しては3月18日の時点では107円にまで回復はしています。一時の下落ですね。

(右から2番目が2020年2月で右から1番目が2020年3月です。)

2.日経平均株価

日本に住んでいるからこそ、日経平均株価の動きも知るべきでしょう。日本人の方でないとなかなかピンとこないかもしれませんが。そんなことはさておき、日経平均株価も最高に下落しましたね。こちらを見てください!

2020年2月19日の日経平均株価は約24000円でした。それなのに2020年3月18日の日経平均株価は約17000円でした。たった1ヶ月で7000円となると約30%の下落ということです。大暴落でも1ヶ月10%の暴落なら見かけたことはあっても30%下落は大暴落にも程があります。

3.NYダウ

日経平均株価のアメリカバージョン。一体どんな動きになっているのか?NYダウも日経平均株価以上に下落しています。こちらを見てください!

2020年2月19日のダウ平均株価はは約30000ドルでした。それなのに2020年3月18日のダウ平均株価は約20000ドルでした。たった1ヶ月で10000ドルとなると約33%の下落ということになります。しかも、日本円に換算すると100万から110万ほどの額が下落したということになります。(為替の動きによって日本円の換算額は左右されますが)

4.ポンド円の相場

為替の相場には色々な通貨があります。ドル円はもちろんのことユーロ円やユロドル、ペソ円など。全ての通貨は言ったら話がそれるのでここまでにしますが。それで、ポンド円とは英国の通貨ことポンドと日本円の通貨ペアのことです。なぜポンド円のことを話すかと言いますとポンド円は価格変動幅が非常に大きいからです。おそらくトップ3は入れるんじゃないかくらいに。理由は市場参加者が多いことから需要と供給が荒れやすい傾向にあるからです。

それでコロナショックでどれだけの変動したかですよね?2020年1月の最高値は1ポンド約144円でした。ですが2020年3月には約127円ほどに下落してしまいました。3ヶ月で17円の下落はイレギュラーです。普段から変動幅はあったとしてもここまでにはなりません。おそらくさらに下落してもおかしくないです。

※チャートで見るとこんな感じです!

(右から3番目が2020年1月で右から1番目が2020年3月です。)

コロナショックの要因

コロナショックの要因としては経済の停滞でしかありません。なぜ停滞したのか?それはコンサートや飲食店、イベントなどいわゆるBtoCの業界が自粛せざる得ない状況になってしまったことです。おそらく、コンサートとか申し込んでいた人からしたらコロナウイルスの感染を防止するために開催を中止するというお知らせは多々来ていますよね?観客者は悲しいのはもちろんのことコンサート会社は利益を得ることが出来ないので経営不振してしまいます。また、飲食店等も普段よりも人混みがないという状況は飲食店も売上がいつもより上がらず経営不振になってしまいます。これはどの国にも共通であるということです。

要は売上の目処が立たない業界が多発し、経済悪化。それ故にコロナショックが起きてしまったということです。他にもコロナウイルスが流行っているときに石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国での会議こと「OPECプラス」にてサウジアラビアが提案した減産案をロシアが拒否したことで原油価格が下落し株価や為替の下落を煽ることになりました。

投資家の事情

当たり前ですが投資家の皆さんは大パニックです。2020年の夏に東京オリンピックがあるから見込んで資金を投資していたのにもかかわらず暴落なんてショックだという意見やここまで下がるなんてショックだという意見などが多発しています。おそらく、資金を全て失ってしまったという人もいるでしょう。まだ自殺者が発生したというようなニュースは出ていないですがもし出たらコロナの威力は怖いですね。

病気故の暴落だから怖い

今までの暴落って経済的要因が多かったんですよね。リーマンショックもニクソンショックも経済的要因ですし。リーマンショックに関してはこちらの記事を見てください!

リーマンショックとは?株価、為替の暴落

強いて言うなら東日本大震災に暴落が起きたことですがコロナショックは東日本大震災を余裕で飛び越えています。むしろ、リーマンショック並みの影響力です。コロナショックはアメリカのマネー凍結してないだけ救いですけどね。ただ病気が蔓延して経済がストップ。それでもって為替や株価など金融事情に影響がかかるのは私にとっては驚きでした。病気が重病だと経済まで止まるというのをリアルで見れたのは一種の人生経験かもしれません。

まとめ

私自身、はじめコロナウイルスが発生したというニュースを聞いたとき病気の感染なのかというイメージしかありませんでした。たしかに重病であっても経済までもが大幅に巻き込まれることはないと。ですが、あまりに感染規模が拡大したのもあって、コンサートは中止、飲食店も人が来ないなどので経済が悪化したことからまさか金融関係にまで影響を与えるほどの大暴落というものが起きたとはまさかの展開でした。病気関係でここまで大暴落するなんてことあるんだなという気持ちになりましたね。大抵の暴落要因は経済的なものだからこそ。

おそらく、皆さんもそのように感じていますよね?コロナショックの要因が病気だとはと私と同じように感じていますかね?もし、今回のコロナショックでの暴落様に関して思うことがございましたらコメントしていただけると嬉しいです!最後まで読んでいただきありがとうございました。

りかちゅう