なぜ、コロナ禍なのに日経平均は上がってるのか?

どうも、りかちゅうです!コロナ禍で経済は普段通りに回っていないですよね。特に、飲食店、旅館、ライブ関係などBtoC業界に関しては大打撃であると思われます。いや、打撃ですね。飲食店の人とかかなり苦しんでいるのが目に見えていますよね。ですが、実は奇妙なことが起きているのです。それはコロナ禍で通常通りに経済が回っていないのにもかかわらず日経平均が上昇しているということです。え?景気的には低迷しているのにそんなことあるのってなりますよね。実はそれには何かしらの理由はあるのは確かです。ですので、なぜコロナ禍なのに日経平均株価は上がっているのか?この記事にて話したいと思います!

日経平均株価とは?

まず、株価とは言えども、各企業の株価ではなく日経平均株価ってなんだよって思っている方もいるかと思われます。ですので、日経平均株価とはどう言うものかについて話しますね。知っている方はおさらい程度に流しちゃってください!

日経平均株価とは日本経済新聞社が東証1部に上場する企業の中から業種等のバランスを考慮して選んだ平均株価です。ちなみに225社あります。それもあって日経平均株価とは言わず日経225なんて言う人もいます。投資家などが言いそうですね。具体的な企業としてはトヨタ、フジツー、パナソニック、NTTなどの大手企業です。

このように、有名な企業を集めて平均した感じであることから、日経平均が上がっていれば多くの企業の株価が値上りしている。反対に、日経平均が下がっていれば多くの企業の株価が値下りしているという見方ができ、株式市場のおおまかな流れを知ることができることもあります。ただし、例外もありますので参考程度に見ておくのがいいです。

なぜ株価は変動するの?

にしても、なんで毎回毎回株価って変動するんだよってなりますよね?これは為替でも同じことが言えるんですけどね。これには理由はあるんです。どういう理由かというと需要と供給です。もし、とある銘柄がたくさん買われていたら需要があるということになりますよね?そうなると株価が上がります。ですが、需要がなかったらみんなして買わないで、売ってしまいます。そうなると価値が下がってしまうので株価は落ちていきます。それを左右するのが経済状況や業界事情だったりします。ただ、一部例外があることもありますからね。詳しくはこちらの記事を見れば分かります!

なんで?株価と為替相場が変動する理由

コロナ禍の景気

まあ、どう見たってコロナ禍の景気ってよくないちゃ良くないことは察せますよね?たかが茶番でこんなことしていいのかよって個人的には思っています。まあ、そんなこと嘆いても結果的には景気はマイナスになってるのは現実です。ではどれくらいマイナスなのか?まずは有効求人倍率に関してはコロナ前は1.6くらいあったものの、コロナ禍になってからはアバウトですが1.2くらいになってるかと思われます。また、失業者の話とかは前よりも上がってるのが事実です。それ以外にもGDPの低下や倒産率が上がっている感じですね。ここに関しては調べれば出てきます。

というか、雑すぎるって?申し訳ございません。話すぎると本題とずれてしまうのでこれくらいにしてもよろしいですかね?いいよと言われることを願います←。

景気が悪くても株価が上がる理由

先ほどの雑な説明でも景気の悪さに関しては分かることでしょう。特に中小企業は苦しい可能性が高いですね。ですが、先ほども述べたように今の日経平均株価は上昇するばかりです。では一体どうしてそのような現象が起きてしまうのか?

1.打撃を受けた業界は非上場だから

打撃を受けている企業って非上場企業なんですよね。そう言える理由としてはまず、打撃は飲食業に集中していることです。飲食業は離職率が高いところは多いので上場できるところは少ないです(離職率高すぎる会社は上場できません)。また、打撃を受けているのは個人事業主や中小企業が多いです。この2つを見ても日経平均株価の対象となる企業はどちらにも当てはまらない可能性の方が高いですよね。要するに、打撃を受けている企業が225社にはそうないことから景気が悪いから株価は下がっているというわけではないんです。

2.モノに消費されているから

コロナの影響で飲食、旅行、エンターテインメントなどにお金を使う人は減ってしまいました。ですが、そのために使われるお金はモノに使われるようになりました。例えば、車やITデバイス、家具など比較的に長く使う商品です。その際に何かしらの商品が輸出増加を通じて潤されました。また、ITデバイス、家具など国内外で売上が堅調でした。要するに、製造業が潤っているということです。なんで、その話をしているのって?実は日経平均に含まれる225社のうち約6割は製造業です。となると株価も上がるのも間違いないと思われます。

3.現金の価値が下がってる

これはコロナとは関係なく一般的に言えることです。実は現金って価値が変わっているんですよ。今の100円玉が1年後100円の価値があるとは限らないんですよ。むしろ、100円の価値もないんです。どうしてそのように言えるのかというと物価の上昇です。銭湯なんて今では500円ですが、昔の時代は250円くらいで入れてたんです。なんでかって?これは現金の価値が下がっているからです。それなのに給料も上がってないからやばいんですけどね。日本って。このように、現金の価値が下がっていくと株価が上がっていくのは当たり前であるということです。ですので、投資とかをした方がいいとは思います。

景気が悪くても株価は上昇することもある

基本的には景気と連動するちゃしますよ。2020年3月なんてコロナショックの影響で株価はガタ下がりでしたから。私もその時は資産運用のパーセントがマイナス20%くらいで焦りましたがなんとか今プラスになっています。このように、基本的には不景気なら株価は落ちるし景気がいいなら株価も上がります。バブルの時は約3万くらいでしたね。ですが、今回のように景気が悪くなっても株価はなぜか上昇しているかもあります。もし、そのようになった場合は何かしら分析するのがいいかもしれません。

まとめ

今回の株価の上がり様に関してはビビりますね。私自身、投資に興味を持ち出してから3年くらいが経ちますがこのような類いを見たことがありません。それもあって、気になってはいました。それで、今回このような記事を書きました。書いてみて思ったこととしては製造業が潤っていたから日経平均は高まっていたというのは驚きましたね。製造業のおかげでなんとかなっていたのかと。やはり、業界がどうこうを見ないと株価の動きって分からないですよね。しかも、日経平均って225社の株価の平均ですから1つの業界に抽出しているとは限りませんしね。

また、言われてみたらと思ったことは企業の規模です。今困窮しているのは中小企業、個人事業主、飲食業などであって大手企業はそこまでであるから日経平均株価は上がっているのかなとも感じました。要するに、冷静になればたしかに思えることが多いということですね。ですので、日経平均株価は必ずしも景気に左右されるとは限らないとわかっておいた方がいいかと思われます。むしろ、例外も全然あると思ってもいいかもしれません。以上です!最後まで読んでいただきありがとうございました。

りかちゅう