就活と転職活動の違い:新卒ノリはNG

どうも、りかちゅうです!新卒や第二新卒で転職活動をしたいと思っている方やかつて転職活動をしたことがある人へ。就活と転職活動の違いってご存知ですか?どちらとも会社の選考のために履歴書などの書類を提出してからの面接を受けることでしょ?フロー的には同じじゃないと思う人はいるでしょう。ですが、違うんです!おそらく、転職活動をした人ならその違いは分かるかと思いますが、経験がない人は分からないはずです。ということでこの記事では就活と転職活動の違いついて話したいと思います!

対象の人材はどうなってるの?

まず就活している人と転職活動している人(中途)の対象人材ってどうなっているのかについて話したいと思います!

就活の場合

就活の場合はいわゆる新卒です。要は大学4年生ですね(早く選考する所ですと大学3年生も対象にはなりますが)。そして、就活生の特徴としてはリクルートスーツですね!あの黒いスーツ。

転職活動の場合

転職活動の場合ですと一旦社会人になった人が対象の人材です。ですので、たとえ新卒で数ヶ月で辞めるといった早期離職であっても一旦は社会人を経験しているため新卒の就活生ではなく中途こと転職活動をしている人となります。ただ新卒から3年以内の場合は第二新卒という扱いにはなります。

就活と転職活動の違い:体裁編

就活と転職活動の対象となる人材がどのような人かについて分かったと思うので就活と転職活動の違いについて話したいと思います!まずは体裁編から!

1.服装

服装に関しては違いはもちろんあります。新卒の場合はみんなリクルートスーツですね。先ほども言ったような黒いスーツ。私的にはなんか個性のない感じだなぁとは思いますけどね。別にそれなりの服装ならいいんじゃないとかと。

じゃあ転職活動だとどうなるのか?転職活動の場合はリクルートスーツみたいにこれじゃないといけないというノリはありません。スーツであればどのようなスタイルでもいい感じです!または私服でも大丈夫というような会社もあります(就活でももちろんそのような事例はありますよ)。

2.書類関係

書類関係も違いは何気にあります。その違いは2点ですね。1点目は手書きかパソコンです。就活の場合は履歴書は手書きです。パソコンでの提出は稀ですね。私も大学履歴書を使って書いていましたね。じゃあ転職活動もどうなのか?転職活動はパソコンで履歴書を作っても構いません。手書きでもいいと思いますが基本的にはパソコンですね。

2点目は職務経歴書の有無です。就活の場合、は職務経歴書はいりません。そりゃ会社に勤めてないのですから職務経歴書なんてないですもんね。まあ、ESというもので会社にアピールすることはありますが。一方、転職活動には職務経歴書は必要です。会社に勤めていた時の実績や何をやっていたかは会社側は知りたいですからね。学校で何をしていたかよりも重視するでしょう。ちなみにこれは早期離職でも書かないといけません。

就活と転職活動の違い:採用時期編

体裁からしても違う点は違いますよね。でも、実はこれだけではありません。採用時期も違うんです。

就活の場合は採用時期は3月から8月がメインですね。確かに、秋採用やら冬採用はありますよ。ですが、大手企業や人気企業に関しては長くても夏までに選考を終わらせることが一般的であります。ですので、就活生はこの時期にひたすら動きます。それで内定が取れたらおしまいという状態ですね。

一方、転職活動の場合はどうなのか?転職活動の場合会社によります。リクルートのように通年制の会社もあります。人手が不足している時にしか募集をかけない会社もあります。あとは売上の兼ね合いで従業員を雇える余裕があるときににか雇わない会社もあります。このように考えると行きたい会社があったとしても募集がかかっていないと行けないということですね。

就活と転職活動の違い:選考基準編

体裁やら採用時期関しては王道かと思います。ただ就活と転職活動大きな違いは選考基準です!

就活の場合は基本ポテンシャルです。学生相手に職歴なんてないですよね?そうなると学生の時にこの人は将来会社に貢献してくれそうという人を選びます。また、配属先に関しても入社してからその人の適正などを踏まえてどの職種にするかを考えるのが普通です。場合によっては職種縛りで募集をかけることはありますけどね。技術職などは特にそうですが。

じゃあ転職活動の方はポテンシャルではありません。即戦力です。転職活動の場合、会社が不足している戦力が欲しいということから中途の人に募集をかけます。そのため、転職活動をしている側が会社側が不足している戦力になりえるかどうかに大きく左右されます。それもあって入社してからすぐに実績を出さないといけないです。これは第二新卒でも同じことが言えます。

就活と転職活動の違い:選考スピード編

選考基準という大きな違いは分かるのも大切です。ただいつ仕事をするのかに関しても重要かと思うので補足事項として話しますね。

就活の場合はみんなご存知のように入社日は4月です。それもあって選考スピードは遅いです。まずは会社説明会があってその1週間後に1時面接。それからまた1週間後に2次面接。そう考えると選考に1ヶ月以上かかりますよね?また、内定取った後も入社前なのに会社から色々なお声かけがあります。研修会やら食事会、旅行など。そう考えると就活って選考フローや入社までの過程が長いですね。

一方、転職活動は選考フローが早いです。会社説明会はやる所はあっても大半はやらずに書類選考を踏まえて面接をするかどうかを考えます。次に1次面接や2次面接をすぐに行います。ちなみに選考結果も3日後くらいなのが一般的です。就活とは違いますね。そのため、選考に2週間で終わることが多いです。そして、入社も即日なんてこともあります。遅くても2〜3ヶ月後に入社が妥当ですね。就活では考えられない早さです。

就活ノリで転職活動をしちゃダメな理由

新卒の会社でそれなりに長く勤めていてかつその会社で実績がある人ならば転職活動であってもどこかしらの会社は拾ってくれます。戦力として使えそうとみなされますから。まあ、人間性がヤバい人でしたらそれは無理に等しいんですけどね。

ただ問題なのが新卒で早期離職した人達です。就活ノリで転職活動はしてはいけません。確かに、早期離職しただけあってキャリアや実績なんてそうそうないですよ。ですが、新卒みたいにポテンシャルで入社できると思ったら大間違いです!きちんと即戦力として働けるかどうかがみなされます。それを加味すると何も実績もなくすぐ辞めるのは不利ちゃ不利です(ただでさえ日本は他の国よりも転職回数は懸念事項になりますし)。

また、新卒のように配属先は後々決めるというわけではなく、それぞれの会社が不足している職種で仕事をすることにもなります。それ故に新卒ノリで転職活動はしてはいけないのです。

まとめ

上記の項目に書いていないことで就活と転職活動の違いについてちょっと話しますね(論点がずれるから項目では話しませんでした)。

就活は漢字通り仕事に就くための活動です。一方、転職活動は職を転ずるための活動です。何が違うかと言うと就活は自分のやりたいこと行きたい所に就業するけど転職はただやりたいこと、行きたい所だけにフォーカスしているわけではないです。どういうことかというと職を変えるわけですから前の仕事とどう変わりたいか、自分のキャリア形成の道筋をどう変えるかということです。引越しでも前の家よりもいい場所に住みたいというように転職でも前の会社よりもより良く働こうというのが根底です。

ですので、転職では前よりも良くならないと成功とは言えません。就活も自分にとって勤めて良かったと思える会社に勤めないと成功とは言えないんですけどね。要はどちらとも自分のキャリアにより良く繋がるようにしてください。以上です!最後まで読んでいただきありがとうございました。

りかちゅう