会社が不採用の理由を言わない理由

どうも、りかちゅうです。就活や転職活動をして不採用になることはありますよね?ないなんて人の方が稀かと思いますが。その際になんか気がかりなことありません?落とされたことに対して。それは不採用の理由です。会社側って一般的には不採用の理由なんて言いませんよね?これって落とされた側からしたら自分の何がいけなかったって気持ちになっているかと思われます。ということでこの記事ではなんで落とされたんだよと思っている人達のために会社側が不採用理由を言わない理由について話したいと思います!

会社はどんな人を採用したいと思ってるか?

まず本題に入る前に会社側からしたらどのような人材を採用したいかは分かっておいた方が不採用の理由はたとえ教えてもらえなくてもなんとなく予測することもできます。また会社側の立場になって考えることもできます。ですので、一旦会社はどんな人を採用したいかについて話しますね。

1.社風や社員と馴染めるか

まず会社って長く勤めてほしいし社内で活躍して欲しいという気持ちがあるわけですよ。せっかくのご縁で雇うわけなんですから。そんな時に社風や社員馴染めなかったら話になりませんよね。もし馴染めなかったら社員側も楽しく仕事をすることなんてできません。たとえ能力があったとしてもその能力をフルで活用することなんて不可能です。そのためにも会社側は人を雇うにあたって社風や社員と馴染めるのかなということは考えます。特にいい会社ほど社風がどうこうに関してはかなりシビアに考えます。戦力よりも社風って感じで。反対にブラック企業ほど社風とかどうでもいいって感じですけどね←。

2.戦力になりえるか

会社なので売上がないとやっていけません。また、組織として動いていないとやっていけません。そうなるとその人そのものが今戦力として使えるか。または、新人の場合育てれば今後戦力として動いてくれる人なのかに関してはかなり考えています。いつまで経っても戦力にならない人は会社にとっては不都合ですからね。特に転職活動の中途組に関しては会社の穴を埋めたいという考えからより即戦力は求めます。

3.主体的に動ける人

こればかりは社風や会社のルールにもよりますがきちんと自分の目標や考えを持って働ける人は会社としては求めているでしょう。先ほども述べたように会社は利益が必要です。そうなると利益に貢献できる人を求めます。その時に人から言われて仕事をするような人は利益に貢献できる人材かと言われたら真逆ですよね?そうなると今求められている業務に対して自分から動けるような人材を会社は求めます。実際に仕事ができない人は仕事に対して受け身です。

※イエスマンしか求めない会社でしたら主体的ではなく受身の人材を求めるかもしれませんね。ちなみに私が勤めていた会社はそうでした。

他にも色々あるかと思いますがこの3つは王道です。それで、この3つが偏っているのではなくバランス良く整っているのかも会社は見極めています。

会社側も採用には慎重

就活生も転職活動している人も自分の行きたい会社になんとしてでも採用したいという必死な思いがあるのは間違いなしだと思います。もしそうでなかったら企業分析や自己分析、その他もろもろの準備だなんてしないはずです。

じゃあ会社側はどうなのかって?もちろん会社も会社で慎重に人を選んでいます。理由は人を雇うのにコストというものがかかってくるからです。ざっくり言うと初任給、備品、保険料、その他もろもろで1人あたり雇うのに100万円以上はかかります(採用手段によって額の変動はありますが)。それで雇ってからも年間で1000万以上は最低かかります。コストに関しての詳細はこちらの記事に書かれているので気になる人は是非見てください!

雇用のためのコストってどれくらい?

そう踏まえるとすぐ辞める人や利益を生み出してくれない人材は雇いたくないものです。

不採用理由を言わない理由

以上が会社側が人を採用するにあたっての考えです。会社の考えは分かったものの本題でもある不採用理由を言わない理由はまだ分かっていないと思うのでこれから話したいと思います!

1.それぞれに言う時間がない

大手だと人が多いからこそあるあるなんですがそれぞれに言う時間がないのが要因の1つでもあります。例えば100人面接したら不採用者はそれなりの人数がいますよね。1〜2人では済まされないはずです。それなのに不採用者に不採用にした理由を逐一言うのって大変ですよね?それ故に不採用理由を会社は伝えないんです。この場合は不採用理由は教えないみたいなことが言われてなかったら聞くのもありっちゃありです。

2.捉え方は人それぞれ

不採用理由を伝えたことで人を不快にさせてしまうなんてことはなくもないです。不採用とはマイナスなこともあって別にその人の人格を否定したわけではないのに場合によっては不採用理由を聞いて傷付いたと捉えてしまう求職者さんもいます。これはあってはならないことですよね。そのためにもあえて不採用理由を言わないという手段を取っています。特に文面だと書き方1つで左右されてしまうのであえて言わないでおくという考えもあります。

3.言葉に出来ない何かがある

面接でも直感というものがあるらしく面接官側がピンとくる来るか来ないかというのがあるそうです。例えばその会社の人間らしい人材であるのかそうでないのかとか。ただこれって言葉に出来るかというとなると難しいですよね?直感だけあって具体的にどう感じたのかなんて言えるに言えないことですし。しかも直感的にその会社の人材らしくないなんて言っても説得性に欠けるというクレームが来てもおかしくはないです。そのようなことを加味すると会社側は言わないでおこうとなります。

きちんと言っている所もある

確かに大半の会社が不採用理由を言っていないちゃ言っていないです。ですが、きちんと不採用理由を言っている会社もあります。または、不採用理由を教えてくださいと言えば対応してくれる会社もありますね。ですので、もし不採用理由を知りたいなという会社があって教えてもらえなかったら聞いてみるのもいいかと思われます。

りかちゅうさんは不採用理由聞いたことある?

全ての会社には聞いたことはないですよ?というかむしろ不採用理由は自分から聞きませんね。たまに教えてもらうくらいです。その際に大半の理由が社風が合わないやら協調性がないやらですね。その理由聞くたびに私って会社員向いていないんだなってなってしまいます。1つの会社だけにそのように言われるならまだしも、複数の会社に言われたら尚更ですね←。

まとめ

私も面接とか受けていて不採用であることの方が多いですよ。そりゃ会社員に向いていない人間なんですから。ですが、不採用の理由があるのかないのかでなぜこの会社はダメだったのかに関しては分かることには分かります。ですが、不採用理由を聞いてショックを受けたり、プライドが傷つけられたりしたこともあります。そう考えると会社側があえて言わないでおこうという風になりえる理由も分からなくもないなとも思いましたね。

ただ不採用の時にお祈りメールだけでは求職者さん側は落ち込むでしょう。他の会社でも同じような文面を見ているわけですから。ですので、会社側も不採用であっても心のあるエールを送るのもいいですし相手を立ててあげるようなアドバイスは送った方が面接を受けた側は快くなるかと思います。採用数が多い所は難しいですが気遣い1つで変わると思います!以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。

りかちゅう