もし会社が倒産した時、社長はどうなるのか?

どうも、りかちゅうです!皆さん会社が倒産した時の社長の姿ってどんな感じか分かりますかね?おそらく、多額の借金を背負って貧乏暮らしみたいなイメージをしている人はそれなりにいるのかなと思われます。そこに関しては間違いではないです。実際に倒産させたことのある人曰く借金苦だったという話はしています。だからって、あくまで苦労するイメージだけでその後の生活に関してはなかなか見えないかと思われます(私も会社立てたこともないからあれですけど)。ということでこの記事では会社が倒産した後、社長はどうなるのかについて話しますね。

※あくまでリサーチした内容です。

倒産する理由

というか、なんで倒産するんだよって思いますよね?ですので、まずは、倒産する要因について話しますね。王道な理由はもちろん売上や利益があげられなくなってくることですね。やはり、会社は稼がないとお金を作ることはできません。そう考えると会社ってお客さんがいるから成り立っているものですよね。特に、イレギュラーな事態によって売上が減ったら倒産せざる得なくなってしまいます。それ以外にもキャッシュフローの影響による黒字倒産や資本が少ないなどもあります。ここら辺に関しては長くなってしまうので別記事にて話したいなと思います!

倒産することによって影響すること

このような感じで会社って倒産しまうことはあります。ちなみに余談ですが10年間存続してる会社なんてたったの6%です。会社なんてできては潰れての繰り返しでしかありません。ここら辺に関してはこちらの記事を見てください。

苦しい現実:企業存続率は低いものです

この事実を見ても、会社を存続させるってなかなか困難ですよね。作るのは簡単なのにと思ってしまうこの頃です。では、もし会社が倒産したらどのような影響があるのか?

1.会社がなくなる

当たり前の話ですね。倒産と同時にその会社消滅してしまいます。ここに関しては社長からしたら悔しいことでしょう。やはり、期間はどうあれ色々作ってきたものですから社長にとって大切な存在であるはずです。ただ、ここに関して困るのは社長だけではないということです。どういうことかと言いますと個人が破産する場合は個人は抹殺されずに債務を片付けてやり直す感じです。ですが、会社倒産の場合は社長だけでなく、取引先や社員などにも大きな影響を与えてしまいまうということです。要は会社の倒産によって犠牲になる人は出てもおかしくないということですね。

2.会社の資産がなくなる

もし、会社を倒産する場合は会社の負債と資産の清算を行います。その際に資産は債権者に分配されることになるため資産はなくなってしまいます。要するに、会社の事業により作ってきた財産自体が原則的に消える感じですね。それもあって社長って倒産してからが苦労することが多いんです。

3.社員の仕事がなくなる

会社が倒産すれば社員は仕事がなくなります。おそらく、倒産して辞めることになった人には実感できるかと思われます。これは社員にとってはピンチです。社員は仕事によって給料という対価を得て生活しています。となると、その対価がなくなってしまったら1から新しい仕事を探さなくてはいけません。また、社長目線で考えるともし社員の退職金や未払い賃金があったら考えなければいけません。社長とは社員の生活を守るという責任があるとはこういうことです。

4.顧客にも影響する

まあ、倒産する理由がどうあれお客さんがいるのは事実です。となるともし倒産してしまったらどっかの会社が引継ぐなんてことがない限りその会社の物やサービスがなくなり利用することができなくなってしまいます。これはその商品を愛用している顧客にとっては大打撃でしかありません。おそらく、飲食店とかそのノリはあるあるかと思われます。

会社倒産後、社長は貧乏生活なのか?

先ほども述べたように会社が倒産したら社長は借金苦で貧乏生活みたいな感じなイメージはあるかと思われます。にしても、なんでそのようなケースが多いのかとなりますよね?ですので今からその話をしていきたいと思います。たしかに、会社が倒産したことは倒産社長自身がの倒産したわけではありません。ですが、会社の資金繰りのために社長個人がカードローンなどで融資を受けることが多いからです。また、倒産した時に損害額が発生したらトップである社長が背負わないといけません。それ故に社長が借金を返済しないといけないんです。ただ、借金を意地でも返済するのではなく、会社が倒産するのと同時に自己破産を行ない、債務の免責を受ければ、社長個人の債務の支払い義務はなくなります。

もし社長が自己破産したらどうなるのか?

先ほども述べたように自己破産してしまうのもありではあります。ですが、自己破産によって縛りはあるのは事実です。では、もし自己破産したらどうなってしまうのか?

まず、最低限の生活をするために必要なもの以外は処分しないといけません。やはり自己破産したからには処分してでも資金を作れという感じにはなりかねないです。それで、自由財産として残してもいいものは、99万円までの現金、家財道具などの差押え禁止財産、倒産手続き開始後に入手した財産、その他、裁判所が認めた財産のみです。また、それ以外にも生活に制限がかかったり、金融事故情報に書かれてしまうことからローンが組めないなど生活に不便なことが起きてしまいます。まあ、ここに関しては自己破産かガムシャラになってでも返済するかの2つしかないのかもしれませんね。

全てのツケは社長!

まあ、倒産と聞いたら社員だって動揺するのは間違いないです。次の仕事は探さないのはいけないですからね(一応失業手当は申請してから7日後には出ても永久ではないですからね)?ただ、次の仕事が見つかる、自分でかせぐなど稼が手段さえあればなんとかなります。また、会社の後処理なんてしなくていいです。倒産したから会社の借金背負えよなんて言われたことないですよね?

ですが、社長というポジションは違います。後処理も何もかも背負わないといけません。さらに言うならば、もし繁盛している会社の社長だったらセレブな生活はしていたのにもかかわらず倒産した瞬間、貧乏生活になるとなれば社長側はダメージしかないです。これが社長業の現実です。社長になりたいと思うならばここら辺のリアルも知らないといけません。

まとめ

大半の人が社長ってお金がありそうだし羨ましい。自分もいつかはなってみたいに思っている人はいるのかなと思われます。特に今の時代の方がそのノリは強くなっています。確かに社長になれば地位もあるしヒットすれば会社員よりも稼げるのは事実です。ですが、その分リスクと責任があります。例えばたとえ社員がいなくても売上がなかったら給料がないどころかマイナスです。運転資金がなかったら生きていけるわけがないです。また、もし人を雇えるようになったら社員が安心して働けるような環境を作ったりまともに生活できるようにしたりしないといけません。そして、倒産したら全部自分で処理しないといけません。助けてくれる人なんていないです。

要するに、お金を得れる可能性がある分、倒産するなどのリスクと隣合わせなのが社長であるということです。だからこそ、社長という職業は舐めたらいけないということを分からないといけないのかなと思います。以上です!最後まで読んでいただきありがとうございました。

りかちゅう