どうなる?インフレとデフレでの影響は?

どうも、りかちゅうです。皆さん、インフレとデフレという言葉を聞いたことってありますか?なんか聞いたことある人はいることでしょう。簡単に言えばお金の価値の話なんですけどね。お金の価値が下がっているのがインフレで、お金の価値が上がっているのがデフレです。そんなの考える必要あるのって?あるんですよ。生きていくにあたってお金は必要なんですから!ということでこの記事にてインフレもデフレの詳しい話やどう生活に影響するかについて話したいと思います!

インフレとデフレって何?

まずインフレとデフレって何だよ?前置きの文章で専門用語使ってるんじゃねーよ。いい加減にしろって?申し訳ございません。経済用語の1つとしてついつい使ってしまいました。ですので、そのお詫びとして今からインフレとデフレについて詳しく説明したいと思います!

インフレ

インフレとはインフレーションの略です。語源は英語で通貨が通常の需要量よりも相対的に膨張する現象という意味があります。通貨の需要が高まると通貨の価値が下がります。そのため、物価が上がり続ける状態となります。なんでなのか?具体例を使って話したいと思います。

あなたは相当な金持ちです。年収は5億円です。それで、財布には金持ちにしか持てないクレジットカード(いわゆるブラックカード)や現金を30万がある状態です。こんな人現実には少ないですが。それでとある不注意で現金30万がホームパーティーで盗まれてしまいました(本来なら財布ごとでしょうが)。

確かに30万なくなるというのは痛いですよね。ですが、あなたは相当のお金持ちですからその30万がなくなっても余裕ですよね?そういうことです。一般的な人なら余裕なんて言う余地もないです。むしろ、30万は価値あるって思います。ですが、金持ちは一般人ほど感じません。このようにお金がたくさんあると余裕という心理を見てもお金が沢山あるということはお金の価値が下がると言えるんです。

デフレ

デフレとはデフレーションの略です。語源は英語でインフレの反対で通貨の需要よりも商品の量が多い状態です。通貨の需要が通常よりも低いということはお金の価値が高くなります。そのため、物価も下がり続ける状態になります。その理由のインフレ同様に具体例を話して説明したいと思います。

先ほどあなたは年収5億円と金持ちでした。しかし、あなたが計画していた事業が失敗。からの倒産。しかも社長のため全ての責任を背負うことになりました。豪邸な家も全財産も手放し、今あなたは貧乏状態です。月収は10万円のアルバイトです。そんなピンチな時になんと空き巣に入られ月収10万円が盗まれました。

インフレの時は30万盗まれてもなんとかなると思っても今はそうではないですよね。一番必要なお金がなくなっていますから。要はお金がないからこそお金に対して貴重になる。となるとインフレとは反対にお金の価値が上がるというのは明らかですね。

インフレ・デフレの要因

インフレとデフレの定義について話したので次にインフレとデフレになる要因について話したいと思います!

1.需要の変動

需要の変動はインフレとデフレを巻き起こします。欲しいと思う人が増えれば参入壁を高めるために物価を高めないといけません。特に景気が良くなりすぎて物の売り買いの動きが激しくなると買いたい人が増えるので物価が上がります。これがインフレです。反対に欲しいと思う人が少なかったら買ってもらわないといけないため値段を下げないといけません。これがデフレです。

2.供給の変動

インフレとデフレの要因は需要だけではありません。供給も要因でもあります。供給量が少ないと物価が高騰しインフレになります。キャビアが高級食材なのも取れる量が少ないかららしいですし。反対に供給の量が多くなると物価が安くなります。よくTwitterで発注ミスしたから安売りセールしています。買ってくださいがまさにそれですね。

3.通貨の量

先ほどの具体例のように通貨が増えればインフレになり通貨が減ればデフレになります。通貨の発行は日本銀行が行います。それで市場に多くのお金が出回ればお金のかちが減りそれと同時にインフレとなります。デフレはその逆で市場に通貨が出回ってないのでお金の価値が下がり、デフレになります。通貨の発行のことや日銀のことに関しては別記事にて話したいと思います。

どのような影響が起こるの?

インフレとデフレについてわかったと思うのでインフレとデフレは日常生活にどのように影響を与えるのかについて話したいと思います!

インフレの場合

シンプルに1つだけです。それは物価上昇のに歯止めが利かず、物価が急速に高騰することです。金持ちになれば買うものが高くなるようにそれが大規模で行われる感じになります。まあ、需要と供給のメカニズムによって価格上昇がストップするのが普通ですが、万が一それが機能しなかったらインフレスパイラルが発生します。例えば国際を発行しすぎて返済できなくなった場合、通貨自体が消えてしまう可能性があります。そうするとみんなして他の通貨に変えます。ここまでくると通貨の価値を下げ止められないです。となると物を買うのに沢山のお金が必要になるので物価の上昇が止まらず、生活が圧迫したり利益ふが出しづらくなります。

デフレの場合

俗にいうデフレスパイラスが起こります。まず物が売れません。みんなお金がないんですから。そうしたら物価は下げないといけませんね。ただ、そうなると企業はお金が儲からないです。となると事業をするなどの投資をしません。投資しないということは戦力も必要ありません。求職者が多くなり買い手市場になることで失業者が増えます(失業保険という名の国の出費あり)。買い手市場のことはこちらを見てください。

売り手?買い手?求人倍率から考えよう!

しかも出費が増えるのに売上が少ないので企業の税収も減ります。これがデフレスパイラルです。かなりやばいですよね。このスパイラルを脱出するにはなんとか企業の売上を上げるようにするのとお金をそれなりに与えないといけません。いわゆるインフレ状態も無理にでも持っていく感じです。

紙幣を増やし過ぎるのは良くない

不景気になるということは人々はお金がないということでもあります。ならば日銀がお金を発行してお金を人々に渡していけばいいという発想になる人もいるかと思います。確かに単純に考えればそういうロジックは生まれるかもしれません。ですが、お金を増やしすぎては良くないのです。なぜならインフレが発生するからです。デフレの状態から脱却しないといけないですが、あまりにお金を増やし過ぎたらインフレが起きてしまいます。要はどっちも困るから線引きが難しいということです。

まとめ

この記事を書いて思ったこととしては歯止めが効く程度に好景気が来たら不景気が来るを繰り返さないと経済は成り立たないと思うなと思いましたね。好景気であることはいいもののそれが超過すると物価は高騰し生活や経営に苦しむことになりますし。ではそのインフレを止めようと考えたらその次はその対策をし過ぎて不景気になる。それ故にデフレになる。それは良くないからまた対策しようとなりインフレになるみたいな感じですね。

要は景気とは波というものがあるのが普通ということです。ただ止められなくなるのが危険ですけどね。ですので、政府の皆さんはそこらへんを考えて対策して欲しいです。以上です!最後まで読んでいただきありがとうございました。

りかちゅう