投資をする理由って何?〜貯蓄より投資とは?〜

どうもりかちゅうです!

日本国内にて「貯蓄より投資」という言葉を聞いたことはありますか?おそらく、金融関係の会社に勤めている人や金融関係に詳しい人がなら分かるかと思われます。ですが、そこまで詳しくない人からしたらどうしてその言葉が言われているのかを具体的に分かっている人は少ないかもしれません。そこで、この記事では日本で今投資をする理由や意義といったことに関して話していきたいと思います!

日本が投資を推奨してる理由

投資を推奨している理由に関しては様々あります。ですので、今からそれぞれの理由について話していきますね!

1.物価の上昇

まず日本が投資を推奨しているのは物価の上昇がしているという背景があります。だからって昔の物価だなんて知らんがなって言う人もいますよね?大丈夫ですよ。今からきちんと説明していきますからね!今回具体例として登場してもらうのがジュースと銭湯代です!どちらも身近なものですが昔何円で買えたり利用出来てたから知っていますか?実は1.5リットルのジュースは2004年では125円でした。ですが10年後の2014年は191円にまで上昇してしまいました。これは銭湯代にも同じことが言えます。1985年のときは210円で銭湯に行けました。ですが、2015年には460円払わないと利用出来なくなりました。

まあ、これだけ見てもたかが数百円って思いますよね?ですがされど数百円なんです。銭湯は毎日行かなかったとしても飲み物は買う頻度として高いですよね?ですので、一旦シュミレーションしてみましょう!

・125円のジュースを7日間買った時の合計

125円×7日=875円

・191円のジュースを7日間買った時の合計

191円×7日=1337円

・差額

1337円-875円=462円

ただが知れたことのない額が上がっただけでも7日間買っていたら462円も負担になってしまいます。

ではなぜ物価が上がっているのかって所が問題ですよね?理由はあります。1つ目は物の需要が高まったことです。昔はまだ物が少なかったのもあって開発している時でした。考えてみてくださいよ。太平洋戦争の末期の時なんてジュースなんて飲めない時じゃないですよね?ですが、今だと飲める環境ですよね?となるとぜいたくしてみようと思う人が増えるので生産しないといけません。そうなると生産するコストが高まるため物価を上げないと利益が出にくくなります。

2つ目はアベノミクスです!アベノミスクとは2012年12月に安倍内閣が経済再建のために行ったことです!やった理由は1990年代以降バブル崩壊でデフレになったことです!デフレとは物の価値が下がっていくのに紙幣の価値が上がるという状況です。理由はバブル崩壊で不景気となりみんなしてものを買わなくなったからです。そうなると会社は業績が悪くなるので会社は減給したり、リストラしたりします。そうなると人は路頭に迷いますよね。さらに、企業側からしたら物価も下げないといけないので悪循環でしかないです。

それを防止するためにアベノミスクをしました。内容はデフレ脱却のためにインフレです。インフレとはデフレの逆です。物の価値が上がってるのに紙幣の価値が下がってる状況です。なんでそんなことをするかと言うとまず物価を上げて企業の業績を高め経済力を伸ばすためです。またはその業績から給料に換算されます。だから、あえて物価を上げるんです。ただその影響でお金を貯めないと物が買えないというデメリットもあります。要は昔の100円と今の100円の価値が違うんです!今の方が価値が低いんです!物価が上がるということはそういうことです。ですので、投資という形でお金を増やさないと物価に付いていけないということです。

2.銀行の利子

皆さん銀行の利子って低くないですか?マイナス低金利の故に。少なからず普通預金の年利が1%なんてこと今はないですよね?というかむしろ0.001%ですよね?ちなみに多くて0.20%です!1%にもいかなくて涙が出て出ちゃいますよね?本当に貯蓄しても利子なんてもらえないと嘆きたくなりますよね。ちなみにその嘆きを煽ることをしますが、1990年代は年利7%です。どんだけ落ちてるんだよってなりましたね。ただ年利が落ちたことでどう変化があるのかまではまだピンと来てないと思うのでもっともっと煽りたいと思います!

・10万円貯金してて年利0.001%の場合

※1年間10万円のままです。

10万円×(1+0.001%)=10.01万円(10万100円)

・10万円貯金してて年利7%の場合

※1年間10万円のままです。

10万円×(1+0.07%)=10.7万円(10万7000円)

・差額

10万円7000円-10万100円=6900円

なんと1990年代の時は10万円貯蓄するだけで7000円も貯まります!お得じゃないですか?ただ貯めてるのに7000円貰えるとか。あとは年利は複利なのでどんどん増えていきます。ちなみに2年後、3年後のお金を知りたい時は(1+年利)を年数分累乗してから貯蓄額をかけてください!※1が100%です!もし分からなかったらお問い合わせください!

このように昔ならば貯蓄してるだけでもお金が貯まるなんてことありました。ですが、今は貯蓄しても微々たるものです。だから、投資という形で増やしていくという考えになっています。

3.年金

少子高齢化故に年金が貰える額というものは昔よりも減っていっているのは事実です。文章で説明するよりも図の方が分かりやすいので載せますね。こちらです!

年金を払っていても元が取れるくらいの額がもらえるとは限らないということです。まあ、年金貰えないまでにはならないと思われますが少なからず昔ほど貰えないくらいには思ってもいいです!なぜなら少子高齢化が進んでいるからです。昔は今よりも若い人が多かったので働けない年配の方をみんなで協力し合って支援することが出来ました!ちなみに2010年は2.5人に1人で年配さんを支えていました。ですが、今後このままだと2060年では1.2人で1人の年配さんを支えていかないといけません。ですので、1人あたりが負担する費用が大きくなるということで年金のもらえる額が減っているという現状にあります。この話は別記事にてしたいと思います!それもあって投資でお金を増やさないといけないということです!

4.老後の生活

年金の話の延長ですが65歳に定年退職してから必要な資金っていくらか分かりますか?食事や娯楽、入浴などの生活からかなりお金がかかるかもしれないとは予測できますよね?だって65歳以降は若い時よりバリバリ働けません。それなのに平均寿命は85歳くらい。20年分のお金のことを考えないといけません。これは仮の話ですが月々の出費が25万円だとしますよ?それが20年続いたらどれだけのお金になるか想像してみましょう!

25万円×12ヶ月×20年=6000万円

なんと6000万円もかかっちゃうんです!これを年配の人が仕事をしてやれる人もいるかもしれません。ですが長年仕事やってた身としては大半の人は65歳以降は仕事をする気にはなれないと思います。だからこそ、若いうちにお金を増やすという意味で投資をしましょうという声があります!

投資ってリスクあるよね?

みんな懸念している所ですよね?よく投資で大金を溶かしたという話聞きますし。株やらFXならその他もろもろ。それ故に投資をしてまでお金は増やしたくない!貯蓄でいいと言う人はいるかと思われます。そこはそこまで深く心配はしないでください。たしかにリスクはあります。ですが、リスクの大小はものによります。よくお金溶かしたと言われる投資はハイリスクハイリターンのものです。一攫千金狙えるチャンスはあったとしてもそれと同時に資金も失いやすい投資方法です!

ですので、投資の中でも一部分ということです、他にも一攫千金とは言えなくても中長期的な資産運用方法などもあります。例えば国債、投資信託などです。その話は別記事にて話したいと思います。つまり、きちんとサービスや種類を間違えなければリスクの回避は出来るという事です。リスク回避の話も別記事にてします。

まとめ

いかがでしたか?投資を推奨されているというからくりは分かったかと思われます。他にも理由はありますが、物価や金利のせいでお金が昔以上にかかるまたは貯められないという意味で投資が推奨されているということです。それで何が言いたいかと言うと自分の経済力を上げるには情報が必要です。頑なに投資をしないという人は今の現状を分かっていないということにもなります。貯蓄だけではなかなか経済力がつきません。だからって投資先を知らないと上手くお金が増えません。以上2点をわきまえてお金のことに向き合ってみてください!最後まで読んでいただきありがとうございました。

りかちゅう

※関連記事ですが日本の投資の根強かなさについての話です。

日本は投資が根付かない?:世界比較