なんでなの?日本の自殺率と自殺の要因

どうも、りかちゅうです。深刻な話にはなりますが日本って自殺率高いなと感じませんか?たとえば人身事故の件数が多いや飛び降り自殺したというニュースをたまに目にするなど。どんな理由であれ悲しい話ではあります。自殺してしまって悲しんでいる人達はいるからこそ。私ももし自分の身内や友人などが自殺なんて話を聞いたらなぜ苦しい時に相談しなかったんだと後悔の念は募りますね。では一体、日本はどれだけ自殺率が高いのか、そしてなぜ自殺をしてしまうのか?この記事で話したいと思います!

日本の自殺率ランキングってどれくらい?

まず相対的に見て日本の自殺率のランキングってどれくらいなのと思う方はいるはずです。ですので、まずは日本の自殺率のランキングから話したいと思います!こちらの統計を見てください!

この統計はWHOが2016年にそれぞれの国の人口10万人あたりの自殺者数を調査した結果です。対象の国は2016年の時点でWHOに加盟していた183カ国です。要因はともかくその中でもトップ3の国は1位がロシアの31人2位は韓国の26.7人、3位がラトビアの21.2人です。では日本はどの順位にあるのか?日本は7位の18.5人です。確かに日本よりも上位の国はあることにはありますよ?ですが183カ国のうち7位とは相当高いのは事実です。どう考えても。

先進国(G7)内では最悪な数値

世界全体で考えても日本の自殺率というものは高いということは分かったかと思われます。では次に相対的にみる幅をかなり狭めて見解したいと思います。どれくらい狭めるのか。先ほどは183カ国でしたが、次はG7というくくりでみたいと思います。

てかその前にG7ってなんだよって?その説明もなしに進めるなって?もちろんG7の存在については今から話しますよ。G7とは先進国首脳会議に参加する7カ国です。この国々は先進国の中でもトップクラスとみなされています。ちなみにGはgroupのGで7カ国あるためG7です。国としてはフランス・アメリカ・イギリス・ドイツ・イタリア・カナダ・日本です。その中でも日本は先ほどの統計を見ても分かる通り日本がG7の中で1番ですね。ちなみに統計には載せられてないアメリカは15位、ドイツは19位、カナダは26位、イギリスは34位、イタリアは36位です。先進国の中でも日本は自殺率が高いことが明らかですね。

自殺をしてしまう理由

これは日本に限った話ではないですが自殺してしまうのには理由があります。ですので、その理由について話したいと思います!

1.いじめ

これは大人も子供も同じです。いじめられていたら精神的にも参りますよね?暴力、はぶられ、ものが盗まれる、パワハラ、セクハラ。他にも数えきれないくらいの事例はありますがいじめられるということは日々の生活は楽しくないものです。いや、もう生きている気がしないくらいの日々ですよね。そんな日々から抜け出したい。だったら生きるより死んだ方がいいとなり自殺に至ります。

2.経済的な問題

お金は必要ですよね。物を買うにも、自分のこどもを育てるにも、生活するにも。そのお金を得る場所がなくなったもしくは倒産等で借金を抱えてしまったなどが起きたら人生は苦しいものです。そうなったら何もかも逃げだして自殺はありえるでしょう。とくに不景気の時は失業者が増え、経済的に苦しむ人達が増えるため自殺者は続出すること間違いなしです。

3.受験や就活の失敗

将来の進路で失敗したら自殺したくなるなんてこともありえるでしょう。そんなことあるの?って思う方もいるかもしれません。あるんですよ。進路とは自分の居場所ともなりえる場所です。その居場所となりえる場所を失ってしまったということから自殺という道に至る人もいます。特に目指したいと思って頑張っていたほどありえることかもしれません。

4.引きこもりからの自殺

引きこもりとは人との関わりというものを遮断しているということです。となるとコミュニティーから外され1人でいることであると同じことが言えます。引きこもりの要因に関しては色々あるかもしれませんがこのような生活は孤独です。よく孤独死なんて言葉を聞くこともあるかもしれませんが人間人と関わることが少ないと心が寂しくなって生きていることに対して楽しさとかを考えることもできなくなります。それ故に自殺を考えるという結果になってしまうのです。

日本ならではの理由

これは日本ならではの話ですが日本の場合、世間の目や真面目すぎて完璧でないといけないというような感じがあるからです。社会的な意見としてこうあるべきみたいになっていて自己主張が出来ないことや会社に勤めるべきだなどが該当しますね。他国では個人主義な点の方が多いので日本のようなレールに縛られられるなんてことはそうそうないです。それなのに日本はレールからハズられると生きづらくなって破滅してしまうという結末に至るなんてことはザラにあります。ほかにも職場環境として社畜状態であることで疲労感を覚えたり、休むなんてよくないだなんていう感じで十分な余暇を得られなくて苦しくなったりして自殺してしまうこともあります。参考までに日本の生きにくさに関してはこちらの記事に書いています。

日本は生きにくいと感じてしまう理由

 

自殺を防ぐための方法

方法なんて1つだけです。それは拠り所を作ることです。これは人間の心理や心の研究をしている人から聞いた話なんですが人間が自殺する要因って結局拠り所がなくなった時だそうです。要は頼る所、心の支えとなる所がなくなることですね。先ほど自殺をしてしまう理由の説明をしましたね?それらを見ても心の支えとなるものがない故に自殺しているかと思われます。

いじめや引きこもりに関してはたとえ味方が誰かしらいたとしてもその人達に気付けることなく追い詰められ心の支えがなくなって自殺に至ってますよね?はたまた経済的な問題や受験や就活等の失敗。人生にはお金が絡んでくるからこそその頼り先の財源が消えたら拠り所は消えます。受験や就活だって今後の頼り先がなくなったら生きていけないとなります。このように、それぞれの人達に拠り所というものを作っていかない限りは自殺なんて防ぐことは出来ません。

まとめ

先ほども述べたように人は拠り所をなくしたら自殺してしまうという話から踏まえると2つの拠り所があるのかなと思います。1つ目は精神的拠り所。人と繋がっている感覚、いわゆるコミュニティーですね。2つ目は経済的拠り所。人間はお金がないと生きていけないのでもし、多額の借金を背負ったり財源先がなくなったら生きていけません。このようなことを踏まえると両方が揃わないと人は自殺するのかと思います。

要は精神的拠り所も経済的拠り所も整えるということを考えていかないと自殺率は下がらないと思います。ですので、全体的に自殺率を下げるためにも精神的な面も経済的な面も豊かになる方法を考えていくべきです。経済的な面は各々の財力によるので難しいかもしれません。ですが精神的な面はどうしていけばいいかは意識次第で変わるので職場環境ベースにはなりますが今後話したいとは思います。以上です!最後まで読んでいただきありがとうございました。

りかちゅう

 

※働き方や職場環境のことに関してはこちらに書かれているので参考までに見てみてください!

https://www.rikachu-idea.com/category/column/workstyle/

※統計の際に参考にしたサイトはこちらです

世界各国の自殺率ランキング 日本は先進国でトップ