日本は生きにくいと感じてしまう理由

どうも、りかちゅうです!今の日本は発展途上国に比べたら豊かですよね?確かにお金がないと物を買うことはできないかもしれませんが少なくとも言えるのが戦中のようにみんながみんなして飢えていたり、焼け野原になったりしている状況ではないはないですよね。このように日本は豊かになったのは事実です。ですが、日本の幸福度は先進国の中で低いです。また、日本は生きづらいという統計も出ています。豊かになっているのに生きづらいというのは何か問題があるはずです。では一体どのような要因で日本は生きづらいとなっているのか?この記事にて話したいと思います!

生きづらいという統計はあるの?

この記事を読んでいる人の中でも日本にいて生きづらいなと感じている人はいることでしょう。ただそれは統計として現れているのかよとって感じですよね?ネタにするなら合理的な点も話せよと。ということで、まずは生きづらいかどうかの統計から見ていきたいと思います!

1.世界幸福度ランキング

まずは世界的に比べて日本の幸福度のランキングはどれくらいの位置なのかからチェックしていきたいと思います!こちらの統計を見てください!

こちらは国際連合からの委嘱で行われた調査「世界幸福度ランキング2019」の結果です。対象国は156カ国です。ランキングの基準としては一人当たり国内総生産(GDP)や「健康寿命、困ったときの社会的支援、人生選択の自由、政権・企業の腐敗などの要素から得点化したものです。日本に関しては平均余命が世界2位であるものの自由が64位、寛容さが92位などの影響もあって58位となっています。西欧諸国は上位10位やアメリカが19位とある中、日本は先進国にしては低い方ではあります。

※図はこちらの記事を参考にしました!

https://www.nippon.com/ja/japan-data/h00438/

2.将来のことに心配か?

2018年に内閣府が「我が国と諸外国の若者の意識に関する調査」にて日本は自分の将来のことについて心配している人は78.1%で、心配していない人は21.8%という結果が出たそうです。ちなみにドイツの場合は心配に思ってる人が56.1%、そうでない人が43.9%、アメリカは63.4%と36.6%、スウェーデンは49.1%と50.9%だそうです。これらの統計を見ても日本は明らかに心配だと感じている人が他の国よりも多いというのが明らかですね。

欲求の変化

以上が統計から見る日本の満足度や将来の不安感です。このような統計を見て思うこととしては精神的なことですよね?自由や寛容さという観点が低い時点で。ではどうして精神的な点に不満を感じている人が多いのか?それは欲求の変化があるからです。戦後では焼け野原であったものの高度成長期を迎え日本は物質的には豊かな国になりました。それで、人間は物質的に満たされるようになると次に精神的な豊かさを求めるようになります。それを表しているのがマズローの5段階欲求です。

人はまず食欲や生存欲求などの生理的欲求を求めます。そして、生理的欲求を満たされるようになると食べ物や安心して暮らせる場所、子孫を残すパートナーなどを求めるようになります。

ですが、このような欲求が満たされると人は心を満たすために人からの愛情や承認を求めるようになります。それ故に相手のステータスを気にしたり、高めたりするなど周りの目を気遣うような生き方が生まれるようになりました。要は求める欲求の影響で心を苦しめている点もあるということです。

欲求の変化による生きづらい理由

欲求の変化によって日本は生きづらい点が浮き彫りになっています。ではどのような点があるから生きづらい環境になっているのか?

1.同調圧力があり、出る杭は打たれる

日本のあるあるですね。何事にも合わせようみたいな同調圧力。その同調圧力が、一致団結して何かをやり遂げるみたいな感じで使われるのはいいことです。ですが、日本の場合はそういうわけではないんです。むしろ、不幸な部分を共有されることが多いため個人の意思決定がしなくなります。

それもあって「異端児」や「問題児」などの言葉を使って非難するというように出る杭は打たれてしまいます。このように少数派を無視するやら叩くなどの行為が日本を生きづらかしているのかと思われます。

2.意味不明な美徳精神

いわゆる何もかも丁寧に行なう必要があるという行動をする文化ですね。確かに、物事を丁寧に行うことはいいことではありますよ?ですが、その気持ちの度合いが強くなりすぎてしまうと歪んだ「美徳」が生まれてしまうなんてことがあります。例えば書類をパソコンで書いた方が効率がいいのにもかかわらずわざわざ手書きで書かないと心がこもってないみたいな無駄な工程が生きづらくしているのかと思われます。他にも我慢する美徳なり、みんなと同じでいる美徳などがあるかと思われます。

3.お金が悪というイメージ

日本人はなぜかお金を稼ぐことに関して悪みたいなイメージが付いてしまいがちです。それは協調性を第一とするあまりに個性が発揮できないからです。日本だと就職が正義みたいな感覚ですがアメリカでは優秀な人ほど起業するという感覚です。要は協調性に重きを置くことから起業家も海外よりも輩出されていないのが現状ということです。

それもあって法的にアウトでもないのに人と違う稼ぎ方やお金を倍稼いでいる人を見ると怪しいことだな悪いことをしているというレッテルを貼られがちです。起業すると言ったら反対されて就職しろみたいな光景があるのがまさにそれですね。このような観点から見ても日本にいると色々な面で縛られて生きることになるから生きづらいのかと思われます。私もこの点に関しては法的に違反していなかったらどんな稼ぎでもその人が楽しく生きていればいいじゃんと思っています。

りかちゅうさんは生きづらいと感じることあるの?

もちろんありますよ。協調性が人よりもないのもあって本音としては合わせるのが嫌でも建前上合わせないといけないことがあるとほ本当に生きづらいです。特にこんなの余計だろというものに合わせるものほど精神的にしんどくなりますね。あとは自分らしくいられない場にいる時ほど辛いです。自己中かよって思われる発言ですがそれくらいもう少し個人主義感があって欲しいよとは思ってます。それもあって1人でいる時間は必要ですしコミュニティーも複数ないとやっけてないとは思ってます。

まとめ

この記事書いてて思うこととしては人間によって求めるものという名前の欲望という物に変化はあるからこそ余計に精神的欲求を求めるのかなと思います。発展途上国にいたらまずは生理的欲求から求めますからね。まあ、このような点を考えても日本は物理的欲求に関しては整ってはいるのは事実です。ですが、心の欲求が満たされていないのは同調圧力やコミュニケーション不足、お金を悪と考えるなど精神的欲求を圧迫させる何かがあるのかなとは思います。

おそらく、精神的欲求に関して解決しないと日本はどんなに便利になったとしても生きづらいです。それくらい物理的なことと精神的なことに関しては別物ということですね。だからこそ、精神的なことにファーカスした方が今後満足度というものが上がるのではないかと思われます。そうすれば明るい未来があるはずです。長くなりましたが以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

りかちゅう