日本がデジタル化やIT化が遅れてる理由

どうも、りかちゅうです!日本ってデジタル化やIT化が遅れているなんて思うこと多々ありませんか?例えばはんこ文化がいつまでも続いていてネット上で契約情報とか管理すればいいもののわざわざ紙の契約書ではんこじゃないといけない的な感じですね。あとはアメリカの場合ファックスなんて博物館に行かないとないくらいなのに日本は普通の生活でも使いますよね?他にも色々事例がありますがこれだけでもIT遅れは明らかです。ということでこの記事では日本はどうしてIT化が遅れているのかについて話したいと思います!

日本のIT遅れはどれくらいなのか?

まず日本って他の国に比べてどれだけIT遅れがあるかも見といた方がいいと思います。なぜなら、日本の状況だけ知っても主観的になりかねないからです。要は客観的に他国とどうかけ離れているのかは知っておこうということです。ですので、まずは他の国と比べて日本はどこまで遅れているのかについて話しますね!

1.デジタルスキルの自己評価

実を言うと日本人はITのスキルは乏しいと自覚している人たちが他の国の人達よりも多いです。こちらを見てください!

こちらは2018年1月にガートナーがまとめた「デジタル・テクノロジーのスキルに関する自己評価」の結果です。日本人は自分のITスキルを「素人」または「中程度」と考えている人が6割近くいます。これは他の国のグラフを見ても日本が明らかにデジタル関係に対しての自己評価が低いですよね?素人と思っている比率が日本は2桁でも他の国は1桁ですから!おそらく、この記事を読んでいる人で自分は機械音痴みたいな考えをしている人はいるでしょう。それが顕著に現れていますね。私的には携帯ショップが無駄に混んでいる光景がまさにそれだなぁと思っています。

※統計に関してはこちらの記事を参考にしました。

https://internet.watch.impress.co.jp/docs/imreboot/column/1111/735/amp.index.html?__twitter_impression=true

2.デジタル開発への投資

先ほどの話は個人的にITリテラシーがあるかどうかの自覚の話です。ですので、IT関係に対して日本自体が前向きに考えているかどうかの話ではないちゃないです。ですので、補足としてデジタル開発への投資は日本はどれだけしてないのかについても話しますね。こちらの表を見てください!

こちらは2019年9月に経済産業省 産業技術環境局が発表した「我が国の産業技術に関する研究開発 活動の動向 」の一部のデータです。データの内容は調査対象の国がどれだけテクノロジー関係の開発に対してお金を投資しているかです。確かに、日本は最下位ではないのは事実ではあります。ですが、投資額は中国やアメリカに比べると少ないですよね?

先ほどの統計とこの統計と見て思うこととしてはIT関係は素人という人が多いままになってしまうのではないかと思います。積極的に開発のために投資する感じでしたらみんなしてITリテラシーを高める文化になるはずだからこそ。要するにこのままではいつまでもIT化は他の国よりも遅れるのではないかと思われます。

※統計に関してはこちらの記事を参考にしました。

https://www.meti.go.jp/policy/economy/gijutsu_kakushin/tech_research/aohon2019.pdf

※他にも色々な見方がありますが割愛させていただきます。

日本のIT化が遅れている理由

このように日本は他の国よりもIT化が遅れていることが明らかではありますね。では本題でもあるなぜ日本のIT化が遅れているのかについて話したいと思います!

1.変化を嫌う性格がある

これはマインド面の話ではありますが日本人って変化を嫌う性格が他の国よりも強いんですよ。仕事に関しても1つの会社にいるのが正義みたいな感じが他の国よりもあるのもその理由でもある気がします。他にも世間的にはGoogleが使われていても日本は昔からYahooを使っていたから日本はYahooユーザーが多いみたいな話は聞いたことあります。要は変化を嫌う性格の影響でデジタル社会になっているのにもかかわらず取り入れてもしないしITリテラシーも身につけないという末路に至っているということです。

このような状況からするといわゆる食わず嫌いみたいなものなんですかね?もし、デジタル関係のことを試してみた結果デジタル化がいいのかどうかについて考えるならいいんですよ。ですが、それすらも考えないで今まで通りの方がいいといううのはチャレンジ精神がない気がします。ちなみに私的な意見になりますがデジタル化した方がデータの居場所に関してすぐに特定が出来るので便利だと思っています。ただデータ全部飛んだら泣ける話ですけどね。

2.言語の問題

IT関係って基本横文字じゃないですか?パソコンだってローマ字ベースで打つというのでも分かる通り。また、IT関係の資格を持っている人や詳しい人なら分かるかと思いますが用語も横文字パラダイスですよね?プログラミングの言語など見れば分かるかと思われますが。そうなると日本語が常用語の日本人からしたら抵抗があります。ただでさえ日本人は英語のリテラシーが他の国よりも低いとみなされているし、苦手意識が多いのに横文字のことを覚えさせられるなんて嫌なものです。特に年配の人の方が嫌になっちゃいそうですね。横文字よりも縦文字の方がいいみたいなこと言いそうです。

3.物づくりの考え

日本は物づくりの考えがあります。日本の時価総額ランキング1位はトヨタです。IT社会なのにまさかの車です。まあ、車も機械ですがIT会社ではないですからね。むしろ、車は人の手で作らないといけません。このように日本はネットで基盤を高めていこうという考えよりかは物づくりでやっていこうみたいな思考が他の国よりもあります。本当かよって。アメリカを具体例にするならアメリカの時価総額ランキング1位はアップルです!あのiPhoneの。他の国に関してはキリがないので割愛させていただきますがその時点でも言わんとしていることが分かるかと思われます。要するに今日本が1番に栄えている業界が業界だけあってなかなかIT社会が作りにくいなんてこともあり得るでしょう。

まとめ

はんこ制度継続という情報を得たことをきっかけにこの記事を書きました。思うこととしては変化を嫌うのはある意味IT化を遅らせるのかと思っています。確かに、今までのやり方の方が慣れているのもあります。ですが、IT化した方が効率がいいということは客観的に見た方がいいとは思います。日本自体労働生産性が悪いのはIT化が遅れているからもあります。それなのに変化しないというのは反省しないも同然です。

さらにいうならば今の時代ネット社会なのに日本人はデジタルへの知識がなく取り遅れるなんてことが今以上に起きえます。IT化されてるのに変化しないとなるとIT教育なんてしない故に機械音痴な人が増えるという意味で。ですので、今からでもなんとかなる点があるので、IT化したことでどう良くなったかの事例などを踏まえて日本は取り入れていくべきだと思います!以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。

りかちゅう