なぜ、日本の格差社会となってきているのか?

どうも、りかちゅうです!今の日本は格差社会となりつつあります。でも、日本は資本主義なんだから格差があるのは普通のことではないかと思いますよね?まあ、それはそうです。みんな平等なんてやったら良くないです(ここら辺は察せるはずです)。ですが、反対にあまりに格差がひどいのも問題ではあります。要は、中間層が減っていって富裕層か貧困層に偏ってはいけないということです。それなのにもかかわらず日本は偏った状況になりつつあります。一体どう言った原因で格差社会化されているのか?この記事にて話したいと思います!

格差社会とは

先ほども述べたように格差はあることは当たり前です。ですが、ありすぎると格差社会となって社会問題になってきます。では、どういう状況が格差社会と言えるのか?

1.収入の格差が激しい

まず収入的な面で著しく差があるのはもちろんのこと、水準ごとに階層が固定化されてしまっている状況は格差社会と言っても過言ではありません。富裕層は一生富裕層で貧困層は一生貧困層みたいな感じですね。いわゆるカースト制度みたいな感じになっていると思っておけばいいかもしれません。

2.情報や教育の格差

おそらく、大半の人が格差社会って所得面での格差だろと思うかもしれません。それは間違っていないです。ですが、格差社会とはそれ以外にも資産、教育、情報などの基準において差が生じている社会のことを指します。

日本の格差社会の現状

以上が格差社会に関する概要です。では日本の格差社会の現状はどんな感じなのか?

1.高度経済成長時代

戦後から色々立ち上がった時代でもある高度経済成長時代は、格差が縮小していった時代だったそうです。理由としては経済が飛躍的なペースで成長していったことから労働力が常に不足していました。そこで、新しい人材を雇用するために賃金を引き上げていったからです。また、高技能者よりも低技能者の数が不足しやすい傾向がありました。それで、企業側が低技能者を確保するために待遇を改善したことで格差は縮小されたそうです。

2.小泉政権

小泉政権時代は労働者派遣法改正にも着手しました。簡単に言えば企業側が派遣社員を雇いやすいようにする感じにしました。それによって派遣という形で雇用の柔軟性が生まれましたが、非正規労働者を増加しました。非正規労働者は、正社員と比較して、雇用が不安定で所得が低いため格差社会化していきました。

3.現在

現在に関しては改善されていないです。むしろ、悪化していますね。実際に最低限度の生活を送れていない人は増えています。その一方で富裕層はより財力を増やしているのが現実です。また、先ほども述べたようにカースト制度化されていることから逆転する確率も低くなっています。このようなことを踏まえても、中間層を増やすようなことをしないと改善は見えないかと思われます。

※日本の貧困化に関してはこちらを見てください!

一応先進国なのに?日本の貧困の現状

格差社会が起きてる理由

このように、格差社会は起きているのが現実です。こんなの統計なくて見なくても察せるはずです。お金持ちはいい生活を送っているのに庶民は庶民のままなのがまさにそうですよね。特に平均年収はずっと横ばいです。この状況を見ても明らかです。ではどうして格差社会が起きているのか?

1.金融リテラシーが低いから

日本の金融リテラシーは低いです。理由は簡単です。金融教育を日本はしていないからです。これの何が問題かと言いますとお金のことを分かっていない人が多いということです。となると、どうやって資産を形成していったらいいのか。どうやって収支の管理をしたらいいのかなどが分からない人が多いということでもあります。逆に知ってる人は資産を形成できています。これを見ても資産や情報の格差が発生しているのが分かるかと思われます。

※金融リテラシーを高めるメリットなどはこちらの記事に書かれています!

金融リテラシーを高めるメリットや必要

2.非正規社員の増加

非正規社員や非正規雇用が増えています。その原因は労働派遣法の緩和です。経緯としては1986年に施行されましたが、当時は16の業種に限定されていました。ですが、1996年にになると、その数は26に拡大されます。そして、さらに1999年には26業種以外の派遣も可能となりました。その後も派遣関係のルールはどんどん緩くなっています。それによって企業側はい人件費で人材確保が可能になりました。ですが、労働者側は正社員と仕事内容は変わらないのに給料は安いことから金銭的に厳しくなりました。要は正社員になれない労働者が増えていったことで所得格差が広がっているということですね。

ただ、今の時代正社員でも取られるものは多いのでなんとも言えないです。少なくとも自分で稼ぐ力は大切なのかなとは思います。

※非正規雇用のメリットや問題点はこちらの記事に書かれています。

非正規雇用はメリットはあっても問題点もある

3.所得税率の変化

日本の場合所得税の制度は累進課税制となっています。累進課税制度とは所得の高さに比例して課税額を大きくするという制度です。要は高収入な人ほど所得税は高く、低収入な人ほど所得税は低いということです。これによって貧富の差の拡大を抑止できるはずなんですが現実はそうでもないです。実は1974年の所得税こ最高税率は、75%でした。しかし、緩和が進んだことで1987年には最高税率が70%、2015年には最高税率は45%まで低下しました。それによって富裕層の収入が増えました。また、それを基とした副収入も増えたそうです。

4.世帯収入からくる格差

富裕層と貧困層との教育の格差は大きいです。確かに、日本は小・中学校までは義務教育ですから勉強はできます。ですが、塾などの習い事に行くにはお金がかかります。となると裕福な家庭は出費も可能であることから子供にそれなりの教育環境を整えることはできます。ですが、お金に困っている家庭はそういうわけにはいきません。となると、金銭的な格差だけでなく情報や教育の格差もできてしまいます。

どうしたらいいの?

ここに関してはどうしようという策という策を立てるのはなかなか大変です。どういうことかと言いますと、政府側が格差社会を促しているなんてことがあるからです。実際に日本で金融教育を取り入れていないのは教えたら不都合だからもあります。要は無知のまま言うことを聞いてねということです。じゃあどうしろって言うんだよって?まずお金面の情報は追いかけることです。情報があれば強くなれます。

ただ、情報を追いかけていても知識がないと理解できない点もそれなりにあります。金融関係は難しいですからね。ですので、金融リテラシーも身につけましょう!金融関係の本なんて色々あります。自分の好きなのを選べばいいです。

まとめ

所得に関しての格差はもちろんですが、情報の格差も顕著に表れている時代なのかなと思っています。ぶっちゃけた話、情報に強い人で辛い生活をしている人って少ないです。いや、ないに限りなく近いかと思われます。反対に金銭面の情報だけでなく、世の中の情報についていけてない人ほど不幸せな人は多いかと思われます。また、気づいたら搾取されるような対象になっているかと思われます。ですので、格差社会の中で生きていくにはきちんと情報などを手に入れることをしていった方がいいと思います。そうすれば生き方は変わるかと思われます。以上です!最後まで読んでいただきありがとうございました。

りかちゅう