非効率!日本が労働生産性が低い理由

どうも、りかちゅうです!日本って労働生産性が低いって話をよく聞きますよね?まあ、その事実は正しいからこその発言ですけどね。実際に働いてても残業が無駄に多いと言える会社だってたくさんあります。私的には労働生産性の低さの影響で日本ってホワイト企業よりもブラック企業が多いんじゃないのかなぁとも思っています。それだけ労働生産性って影響力があるということでもあります。ということでこの記事では日本がなぜ労働生産性が低いかについて話したいと思います!

労働生産性とは

まず労働生産性とは具体的にどういうものなのかをおさらいするためにも労働生産性の定義について話しますね。労働生産性とは労働の成果を労働量で割ったものです。つまり、労働者1人あたりが生み出す成果でもあります。また、労働生産性には2種類あります。1つ目は生産量を労働量で割った物的労働生産性です。働いたことでどれだけの物やサービスが生み出し、有効的に活用されているかということですね。2つ目は付加価値額を労働量で割った付加価値労働生産性です。付加価値額とは企業が新たに生み出した金額的価値です。

日本の労働生産性の低さ

以上が労働生産性の定義です。ただ統計的に日本がどれだけ労働生産性が低いかに関しては分かってはいないですよね?そこで、次に日本の労働生産性の低さを統計を踏まえて話したいと思います。

こちらの表を見てください!

こちらの表は日本日本生産性本部が公表した労働生産性の国際比較です。比較対象とされた国は経済協力開発機構(OECD)に加盟している国です。ちなみにデータは2018年のものです。見ても分かる通り日本の労働生産性は、就業1時間当たり46.8ドル(購買力平価換算4744円)です。順位としてはOECD加盟36カ国中21位と相対的に見ても低いです。アイルランドなんてアイルランド102.3ドルと比べても日本は半分以下でもありますね。

また、日本の労働生産性の低さはこれだけでは留まらないんです!

こちらは先進国首脳会議に参加する7カ国ことG7での比較です。データも先ほど同様2018年のものです。どう見たって日本は最下位であることが明らかですよね。というか1970年から最下位ってどういうことだよって感じですよね。要は高度経済成長期からも日本は労働生産性が低かったということです。これはもう致命的ですね。

日本が労働生産性が低い理由

日本の労働生産性の低さは相対的なデータを元に分かったかと思われます。では本題でもあるなぜ日本は労働生産性というものが低いのかについて話したいと思います!

1.ITを取り入れていない

これって何気に重要なんですよ。今の時代IT社会でもあり機械で事が済むものが増えていきましたよね?手書きではなくパソコンでの処理。コピー機を使わずにデータは全てパコソンなど機械で保存するなど。そんな社会にもなっているのにもかかわらず日本は未だにアナログな一面があります。それが顕著に現れているのがハンコ文化ですね。日本は見直されつつありますが他国ほどではありません。

要ははんこ文化を含めてアナログ対応でいるってなかなか非効率ですよね。紙もかさばり管理はしないといけないですし。他にも具体例としては色々あるかと思いますが機械を使って効率的にすればいいのに未だにアナログでいることから無駄な時間があるということです。

※はんこ文化についてはこちらの記事を見てください!

なぜ日本は仕事でのハンコ文化が根強いのか?

2.集団主義が強い

日本ほど集団主義な国ってそうそうありません。実はこの集団主義が労働生産性を悪くさせていることもあります。なぜなら集団主義だけあって色々な人の合意がないと中々物事が進まないということがあるからです。上長がある程度指示してそれに従わないといけないみたいな感じですね。それもあって日本は報連相の量が多いとは言われています。

一方、個人主義な国の場合ですとある程度自由が利きます。正直な話仕事で成果が出ていればそれは良しみたいな感じです。コミュニケーションを取らなすぎるのはよくないですけどね。だからって執拗にみんなで行動しないといけないなんてこともないです。このように1人でもやれるようなことなのにもかかわらず無駄に人と一緒に仕事をしないといけないみたいな考えが返って非効率となり労働生産性が低くなっているということです。

3.売上の作り方が非効率

非効率な手段をやっている会社もあるという話です。例えば、テレアポや飛び込み。ある程度顧客の心を掴むためのマーケティング戦略があれば有効的かもしれませんが中にはマーケティング能力がなくて闇雲にやる会社はあります。

まあ、他国のことは私も分からないのが事実です。他国だって攻略は除いてテレアポ、飛び込みはあると噂にはしてます。ですが、持論にはなりますがマーケティングの用語は基本的英語です。そうなると海外で作られたロジックであることは濃厚です。要するに日本では売上を上げるためのロジックがなくて非効率な手段で売上を作っている会社が目立っているということです。

4.仕事に対して熱意がない

単刀直入に言いますが日本の仕事満足度は低いんですよ。詳しくはこちらを見れば分かりますが。

仕事がつまらない!日本の仕事満足度とは

いや、その記事見なくても自分は仕事に熱意なんてものはないって人もいるでしょう。日々渡された業務内容をこなすだけでそこには愛なんてないと。

実はこれ労働生産性を悪くさせる要因ではあります。人間って好きなものには熱中して仕事をするのもあってパフォーマンスとしては最高ですよね?例えば英語が好きな人だと英語の勉強やテストになると気持ちが高まりいい点を取るように。ですが、反対に自分の好きでない科目に関してはつまらないと思うのが事実です。そういうことです。仕事を楽しんでいないとなるとみんなしてダラダラ働きます。ましてややりたくない仕事ほど。ですので、1人1人が楽しく働くことや熱中して働くことができると労働生産性とは自ずと高まるかもしれません。

5.適材適所が把握してない

人間は向き不向きがあります。向いていない仕事をするとなるとなかなかパフォーマンスが発揮できません。ですが、自分の向いている仕事でしたらパフォーマンスは発揮できますよね?要するに、先程の話の延長線にはなりますが楽しく働いていていたり、熱意を持って働いていたらそれなりに自分の向いている仕事を探せると思います。ですが、味気ない働き方をしているのもあって自分の向いている仕事はなんなのかなどを気づけずに現状のままになってしまうということです。それを含めてそれぞれが向いている仕事は何かを考えた方がいいですよね。

まとめ

労働生産性に関しては会社側がきちんとした環境作りをしていない点はあるかと思われます。ただ、働く側に関しても楽しく働けてない点で労働生産性が上がらないとなっているのは事実です。何が言いたいかというと根本的な面が改善されていないからこそ、日本って労働生産性が上がらないのかなと思っています。ですので、労働生産性に関しては効率よく働くことをメインにしていくべきだと思います。また、働き方に関しても味気ない働き方ではなく楽しく働くことを良いとする文化を作るべきだと思います!以上です!最後まで読んでいただきありがとうございました。

りかちゅう