苦労するのさ。専業トレーダーの現実

どうもりかちゅうです。皆さんトレーダー(個人投資家)と聞いてどんなイメージを浮かべますか?おそらく、FXとか株、先物などで生活している人と思い浮かべる人もいればなんかずっとパソコン見ていて大変そうやら神経やられそうとかいうイメージを抱いている人もいるでしょう。どれも正解です!イメージ的にはそんな感じなので。まあ、トレーダーなんてものは稼ぐには苦しいです。特に専業トレーダーとなると会社員とは違った苦しさを味わいます。ということでこの記事では主に専業トレーダーの現実について話したいと思います!

トレーダーって?

まずトレーダーの定義とはなんなのかですよね?定義としては2つあります。1つ目は投資会社や証券のトレーディング部門で株や債権、為替の売買をする人のことです。ときには数十億円から数百億円単位の資金の運用に関わるので責任は重いです。

2つ目は個人投資家としてのトレーダーです。この記事で話題にするのはこちらのトレーダーです。今の時代はネット社会なのもあってインターネットで株などの金融商品を取引することができます。そのため、自分のパソコンで取引して稼いでいる人もいます。

どちらとも金融の知識だけでなく経済情報を掴み情報処理してから素早く対処する能力が必要です。そうでないと利益を生み出すことが出来ません。

専業トレーダーって稼げるの?

今回説明するのは個人投資家という立場のトレーダー。その中でも専業トレーダーですね。正直な話稼げる人もいれば稼げない人もいるのが答えです。稼げている人はサラリーマンよりもより多くのお金を得ています。私の知っている人では1分で何千万稼ぐ強者がいます。その方はプロですが。一方、マイナスが多く専業トレーダーでは食べていけない人もいます。そのような人達はアルバイトをしながら生活しのぎしている方もいます。さらに、悲惨な事例ならば全資金を溶かしてしまい自己破産ということもあります。

専業トレーダーの現実

トレーダーというのはどういった定義なのかはわかったかと思われるので本題でもある専業トレーダーの現実について話したいと思います。

1.不健康な生活になりやすい

不健康になりがちです。株やFX、その他の投資であっても取引している最中は基本チャートを見るのが普通です。いや、チャートの分析のために取引してなくてもチャートを見続けることでしょう。そうなると普段の食事も適当。運動もそうそうしない。それでもって睡眠時間も削れる。そういうことが多いです。まあ、慣れている人で自分が勝てそうな相場になった時しか見ないという人もいますがそれはプロの中のプロです。大半の人がチャートを見続けていることが多く不健康になりがちです。

2.夜型人間になりやすい

日本で専業トレーダーとして生きていく場合の話ですが夜型人間になりやすいです。理由は時差です。世界を動かすアメリカの市場が活発なのは日本時間でいうと22時代から深夜です。実はその時間帯が勝負所が多いため深夜になってでもチャートを見ないといけないという状況に陥ります。おそらく、大半の専業トレーダーさんは夜型なはずです。

3.人付き合いが悪くなる

人づきあいは悪くなりますね。だって夜はトレーダーとして稼いでいたいってなったら飲み会なんて行く気失せるじゃないですか?あとは取引していたり分析したりしている時なんて誰とも話したくないものです。集中したいからこそ。そうなると人との付き合いは自ずとシャットダウンすることになりますね。私もトレードしている時は誰とも話したくないって思っていました。ちなみに専業トレーダーでガチな社交的な人はいないですね。

※私は専業トレーダーではなく学生やりつつのトレーダーでした。

4.急な変動に神経が削られる

急な変動には神経が削られます。稼いでいようがマイナスであろうが。稼いでいる時はチャートをひたすら追いかけようというような精神になり稼いだあとはかなり疲れます。一方、マイナスの時は自分の資金が消えたとなりそれもそれで神経がやられます。急な変動は予想が思った以上にずれることになるので気持ち的にはテンパるのは当然です。

5.大損した時はメンタル崩壊

1番のメンタル崩壊は大損した時です。素人な人ほど損切りができないものです。きっとマイナスな分はいつか戻ってきてプラスになるという思考からいつまでも保有するという発想があるからかと思われます。ただこれには根拠はないです。むしろ、自分の予想の相場とは反対方向になり、証券口座に入っているお金よりもマイナスの額が大きくなり大損というケースの方が世間的には多いです。私もやらかしたこともあります。このようなケースは本当にメンタルは崩壊します。お金ってものを買う、食事するなどと生活に絡んできます。そのようなお金が一気に減ってしまうというのは大ダメージです。

特に確定申告の前での引き落としの前に大損してしまった場合が結構痛手と感じる人もいます。税金のための予算がなくなるという意味で。(年明けにあるあるな話です。確定申告は去年分の結果を申告するからこそ)。実際にそのような事態になってしまった人は多々います。Twitterで見かけましたが。しかもつい最近の話です。

諦めないこと

専業トレーダーとして目指したい方へ!諦めないということが大切です。たしかに初めは損失を引きずって大損することもあります。それだからって諦めては専業トレーダーとして稼ぐ道はおしまいです。というか失敗して当然なんですよ。だってプロのトレーダーになるには6000時間の特訓が必要なんですから!そんな小手先で習得できるものではありません。実際に今プロトレーダーでも全財産失って危機一髪だったけどなんとか持ち堪えて今は専業トレーダーで稼いでいる人もいます。そのような事例からしても失敗したり、勉強したりして習得するマインドが必要ということです。

投資するなら余裕資金にて

投資するなら余裕資金にてやるべきです。理由はお金を溶かした時のことを考えないといけないからです。初めからトレーダーとして大きな利益を得るなんて不可能です。もしできたらそれは奇跡です。むしろ、初めは損切り出来ずに大損するか損切りしすぎて稼ぐ額が低いかどちらかです。それ故に借金までして投資するとなると返済することが厳しくなるるはずです。だからこそ、万が一何かあっても大丈夫なお金で行いましょう。

まとめ

専業トレーダーの現実をわかっていただけたでしょうか?一見会社勤めのように決められた時間に仕事するということもなく自分の思う通りにスケジュールが組めるって一見自由ですよね。ましてや自分で稼いだものは全部自分のものになりますし(税金とかは取られちゃっても会社にご奉仕するという感じも全くないという意味で)。

ですが、そう簡単に稼げるものではありません。稼げない時代はアルバイトなどでの掛け持ちですし、成長して稼げたとしても日々神経をすり減らしているものです。特に失敗した時なんて言葉に表せないくらいの絶望感を味わいますから。私自身、経験談として語りますが取引中は誰とも話したくなくなりましたし。これがトレーダーの現実です。自由である代わりに苦しい時もあります。だから、投資家でお金持ちというイメージゆえにスタートしてはいけません。目指すならきちんと覚悟を持って行ってください。最後まで読んでいただきありがとうございました。

りかちゅう