面接で企業側が顔採用をする理由

どうも、りかちゅうです!就活や転職にまつわる用語は色々ありますがその中でも顔採用という言葉は誰かしら聞いたことあるでしょう。顔がいい方が採用されやすいことですね。まあ、履歴書に写真も貼ってますし現場で対面していますから顔は面接官は見るものです。だからって面接されている側からしたら顔で選ぶなんて不公平だ。内面も見ろってなるはずです。その気持ちは分かります。ですが、企業側はどうしても顔採用にならざる得ない一面もあるのです。それはなんでか?この記事にて話したいと思います!

顔採用って本当にあるの?

顔採用とは言われるものの本当にあるのかよって思いますよね?顔で落ちたかどうかなどみんなが実感することは限らないですし。結論から言いますと顔採用はあるそうです。とある会社が人事や採用担当者に対してアンケートを取った結果が「顔が良かったので採用したことがある」と答えた人が約7割もいたそうです。要は同じ実力だった場合見かけを選んだのは7割ということですね。

一見マジかよってなりますが人間の心理からしたら当たり前ちゃ当たり前ではあるんですけどね。心理学のメラビアンの法則でも人って見た目や態度、仕草などの視覚的な情報で55%を判断しますから。このようにアンケートの結果や人間の心理学から見ても顔採用というのは存在するものではあります。

美男美女が有利なの?

じゃあ美男美女が有利なのかよって思ってしまいますよね?いや、それは違います。たしかに顔がいいだけで目立ちますが言動が悪かったらアウトではありますね。例えば見かけ的には誰が見ても美人だと言う人が面接に来ました。ただ、その人頭が悪くて下品。おまけにネガティブな発言ばかりしている人でしたら採用したいとは思いませんよね?

要するに顔面接とは清潔感や笑顔、身だしなみなどの踏まえて魅力的に感じる人を採用するのが顔採用ではあります。ただ、もし言動もまともであるならば美人やイケメンが優先的に選ばれてしまうのが事実です。なんかTwitterででは大企業って綺麗な女性多くないみたいな話を見たことあります。

顔採用がある理由

以上が顔採用についての概要です。上記の内容をまとめると顔採用ってあるものなんだなぁって感じですね。私も書きながら面接官が顔採用してしまう理由も分からなくもないとは思います。ではそのを踏まえて企業側がどうして顔採用をするのかについて細かく分析していきたいと思います!

1.顔に人生が表れる

先ほども述べたように顔採用といっても美男美女だけが有利になるという話とは限りません。やはり顔には生き方や性格、価値観などがついついが表れてしまうものだからです。例えば、日常生活で、前向きな考え方をする姿勢がある人でしたら顔立ちをイキイキとしていますし会話の節々に笑顔も多いはずです。反対に緊張していれば顔がこわばってしまうことがあるあったり、ネガティブな気持ちのときには暗い表情になってしまいます。こればかりは表情を見ている人側の方が敏感です。要は気持ちや性格などで顔に出る雰囲気というのは左右されるということですね。それもあって顔立ち的には美男美女であるものの顔が暗い人や近寄りにくいオーラを持っている人がいるのかもしれませんね。

2.行動や仕草などに人間性が表れる

先ほどは表情の話ですが行動や仕草、表情にも人間性というものは出てしまうものです。目は口ほどものを言うとはこういうことでもありますが。要は表情や仕草で人間性が現れることから顔が与える印象はおおきいということです。

具体例を言うならば相手の話を真剣に聞いているとき、相手の目をまっすぐに見ていたり、前のめりな態度になっていたりするはずです。このような姿勢を見れば相手も真剣に聞いてくれているという印象を持ちます。それもあって言葉でいいこと言っても最終的に顔や行動に出るということですね。このようなことを踏まえると気持ちや考えというのは人間性が出てくる部分でもあるので仕草や表情には人間性が現れやすいということですね。

3.顔が重視される仕事

後ほど話す話ですが顔が重要視される仕事に関しては顔採用が存在します。そうでないとその職種の軸がブレてしまいますからね。その際に面接の時の姿だけではなく履歴書などの写真写りなどをチェックしている業種もあるそうです。もちろん、そのような業種や職種に関しても顔だけではなくプラスアルファで実力が求められます。このように実力も顔が重視される業界や職種があるのは確かであるということです。

4.面接官も人間 

誰が見てもそんなの常識ですが面接官も人間ですので好みというのはあるのが現実です。

それ故についつい客観的な評価と同時に自分の好み評価することもあります。これは見かけだけでなく、面接時に話が盛り上がりいい印象を持つなどもそれに深まれています。要は人間に好き、嫌い、合う、合わないという感情を抱くことから面接官にも主観が生まれることはあるということです。ですので、声のトーンを明るくするなど面接官側がいいなと思わせるような言動は大切です。

顔採用をすることが多い業界

このような内容から企業側は顔採用をしてしまうのが現実である事は明らかになったと思われます。そして、その中でも顔採用をすることが多い業界というのは存在しています。一体どのような業界なのか?

1.航空業界

顔採用の代表とも言っても過言ではないですね。キャビンアテンダントという職業は、常に乗客と向き合う仕事です。しかも気持ちよく接客しないといけないということからいわゆる花形といわれる華やかな職業であります。それ故に外見や表情などが重要視されています。ただ顔がいいだけではなく雰囲気や表情、接客態度なども重視されます。

2.美容・アパレル業界

美容業界、アパレル業界というのも航空業界並みに顔採用の要素が強い業界ですね。特に美容業界なら肌の綺麗さ。アパレル業界ならスタイルは少なくとも見られますね。また、どちらの業界も基本的にそのブランドの商品を身にまとって接客にあたります。要は自分自身が商品の看板そのものであると言えます。ただ、顔採用といっても、ブランドのイメージやコンセプトに合っているかどうかが重要視されているそうです。

※他にも顔を重視する業界はありますが割愛させていただきます。

まとめ

たしかに顔採用って一見不平等だなとは思いますよね。なんか実力見ないで顔からスタートする的な感じで。ですが、現実的に考えたら顔採用というものは無くなる事はないのが現実です。やはり、花形の職業に関しては見かけというものを疎かにはできません。見かけと実力がセットで初めてふさわしい人材であるからこそ。キャビアアテンダントも失礼ながらブサイクな人映えないように。

ただ、見かけというのは美男美女であることが絶対ではありません。表情や仕草、言動なども見かけのうちです。やはり暗い人よりも明るい人の方が人が寄ってきます。これはどの業界や職種にも言えることです。たとえ裏方の仕事であっても同じ仕事をしていく人達のからしたら明るい感じの雰囲気の人の方がいいです。それは面接から始まっているものです。人事がそのような尺度である程度見ているからこそ。ですので、顔採用は美男美女が有利で差別だという考えよりも雰囲気などプラスな方向にしていこうという考えを持ったらいいと思います!以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。

りかちゅう