経営者・上司は言われるうちが華:トップの盲点

どうも、りかちゅうです。皆さん「言われるうちが華」という言葉はご存知ですかね?怒られていたり注意されている方が気にかけている証拠だから耳を傾けろってことです。まあ、理不尽な注意やパワハラは良くないですけどね。だからってこの発言は注意されている時は嫌だなと思うでしょう。ですがこの言葉は上司や経営者という立場になればなるほど重要なものです。どれだけ重要かというとこの言葉は忘れてはいけないくらいですね。では一体なぜそのようなことを言えるのか?この記事にて話したいと思います。

言われるうちが華が重要な理由

言われるうちが華という意味は先ほどの前書きで書いているから意味は分かるかと思われます。まあ、言われているうちってなんで注意されているんだやら、怒られたくない気持ちは先立つでしょう。ですが、言われているだけ救いではあります。

1.気にしてくれているから

注意やアドバイスをしている側からするとその人のことを気にかけているから声をかけているのです。このままでは間違った方向に行だてしまうから止めないといけないやら、今のままでは心配な感じがするなど。もし興すら湧かなかったら見向きはしないことはもちろん気にかけることもしません。それだけ気にかけているということは少なからず注意する側からしたらどのような形であれあなたに興味を持っているのは事実です。

2.見放されていないから

気にかけているという話の延長線になりますが注意やアドバイスをしている側はこの人に何を言っても無駄だと思っていたら見放します。いわゆる呆れるみたいな領域ですね。要は注意やアドバイスをしているということは発言している側からすると、まだ改善して欲しいという意向があるということです。一方で、あなたに何か落ち度があったとしても周りが何も言わない場合は興味ないし期待もしていないということでもあります。ですので、いつもなら注意してくれている状況だったのにいきなり注意されなくなったとなったら呆れられている証拠でもあります。

3.間違いに気づくことができるから

人間って誰しもが間違えますよね?むしろ、どんなことあれ間違いない人間なんていないと思われます。ただこの間違いって自分で気付けるものが100%ではないですよね。むしろ、自分では気づかない間違いだってあります。そんな時に誰かが指摘してくれたらその間違いに気付いて正しい道には歩めるのは事実です。一方で、自分が気づかなかった間違いに誰も注意してくれなかったらずっと間違った道を歩むという末路に至ります。それでは世間の目からしたら反省もしないやばい奴と思われて当然です。そんな自分仕打ち受けたくないですよね?

要するに人から注意やアドバイスを受けられる環境というのは自分の間違いに気づき、正しい道に行くことができるから耳を傾けた方がいいということです。

ただし例外もある

たしかに、言われているということは見向きはしていないということは明らかではあるのは事実です。ですが、例外という例外もあります。

1.感情論での指摘

言われるうちが華という言葉が通じるのはあくまで合理的な注意であることが前提です。ですので、感情論で注意やアドバイスはただのパワハラでもあります。要は人に注意やアドバイスをする時は合理的でないといけないということです。おそらく、パワハラを受けている人とか感情論の指摘にイライラしているはずです。

2.誹謗中傷

たしかに何かと言われているということは関心があるというのは事実です。だからって誹謗中傷のような人を傷つけるような行為は例外もそのものです。死ね、消えろ、ブス、デブなどは人を傷つけます。私もそういう経験はありますがこれは言われるうちが華にはカウントされません。誹謗中傷などは本当に辞めましょう。また、された場合もこれは例外であると思っていいです。

3.ブーメラン発言

人のこと言えない発言ですね。注意している側がまともでないのにもかかわらず注意された場合言われるうちが華なんて思わなくていいです。むしろ、お前もなって態度でいましょう!おそらく、このような行為は無能な上司がやることでありますね←。

上司や経営者ほど重要になる理由

それはたった1つだけです。上の立場で誰もが言いにくいということです。考えてみてくださいよ。会社の上司に落ち度があってもド直球に言えます?おそらくそんなこと言ったら怒られるや生意気って言われるってなりますよね?そういうことです。上の地位を得れば得るほど部下という存在が増えていきます。そうなると部下側は言うに言いにくいんです。地位があるという意味で。だから上の人間になればなるほど言われるうちが華という言葉は重要です。おそらく、上の立場になって指摘があった場合はきちんと聞くべきってくらいの価値はあるはずです。

言われない立場になるとどうなるのか?

言われない立場でいるとどうなるのか?これは先ほども述べたように間違いに気付けずに後戻りのできない状況に至るということです。みんな興味がないからいわないんじゃないんですよ。上の人って貫禄あるやら地位があるやらで何かと距離を置いているんです。それもあって部下の人間は言えないんです。

ただこの状態って危なくて。例えば離職率が高い会社だったとしましょう。それって何かしらの落ち度があるからみんな辞めるじゃないですか?それを本来なら社長が当事者意識を持って改善しないといけません。それなのに離職率が高いままでも成り立ってるからいいと誤った道を歩んでいます。きっと部下側は反省して組織を改善しないといけないと思ってるはずです。おそらく部下も働きにくいって思ってるでしょうし。それなのに上の人間だけあって部下は言いにくい。それ故に組織崩壊してから社長は反省するなんてことはおかしくはないです。

このように地位を得て言われない立場になると後戻りできないくらいの事態になってから自分の過ちに気付くというオチになるということです。このような状況は実際に見たことがある人はいるかと思われます。

この問題どう解決したらいい?

さきほどのようなことはあってはならないですよね?そうするには部下も上司も対策が必要です。

部下側がすること

部下側がすることとしては勇気を持って言うことですね!言うのは怖いですよね。私もその気持ち分かりますよ。実際に上になる人ほど自己主張が強いこともあります。特に経営者クラスほど自己主張が強い分独りよがりだったりします。全員とは限らない話ですけどね。それもあって言いにくいのは事実です。

でも、言わないと解決はできません。そういう時は言葉回しを考えましょう!ド直球に言った上の人間はブチ切れられます。ですので、怒らせちゃうかもしれませんなどの言葉をちょくちょく入れて上の人を立てつつも今の現状は良くないことを伝えましょう。あとは1人で言うのではなく複数の人たちで訴えた方が心強いかもしれませんよ。

上司側がすること

上司側がすることは2つあります!1つ目は話しやすいようなオーラを作ることです。部下達は上の人間だと思って壁を作っているのは事実ですし思ったことなんて言うに言えません。ですので、責めて体裁やオーラだけでも話しやすいようにしましょう!そうすれば部下は心は開きます。そうしたら上下関係が崩れるって?いやいや、大丈夫です!あなた自身にも尊敬するものや響くものがあれば部下側は締まりが付きますから。

2つ目は少しでも聞く耳を持つことです。自己主張が強い分独りよがりになる気持ちは分かりますよ。ですが、部下であっても合理的にアドバイスをしてくれているのですから少しでも聞く耳は持ちましょう!きっと話を聞いている時は不快かもしれませんが間違いを気付けるチャンスです。

まとめ

私も自分の意見が色濃く出ているブログを書いているだけあって指摘があると嫌にはなりますよ。診断テストでも独りよがりになりがちなんて書かれたことありますし。ですが、アドバイスや注意があったらなるたけ聞く耳を持つようにしています。その方が盲点だったこともあるかもしれませんし。反対に注意やアドバイスする側も言葉選びは大切です。相手が嫌がらないような口調、文面は心がけるべきです。そうでないと上下関係とか限らず人間関係はギクシャクします。要は双方が守るべき点も守れば言われるうちが華という言葉がいい方向になると思いますよ。特に上の人間にアドバイスするのは難しいですが頑張ってみてください!最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

りかちゅう