ノルマは人を不幸にさせる:ノルマのデメリット

どうも、りかちゅうです。営業職を経験した皆さんへ!ノルマを課せられたことはありますか?いろんな会社で営業をやってきた人はあるよという発言はあるでしょう。また、現在営業職の人で自分の会社がノルマあると言う人は多々いるはずです。正直な話ノルマがあると辛くないですか?モチベーションアップにはなりますが達成できない時ほど辛いです。要はノルマというものは人を不幸にさせてしまうこともあり、デメリットは大きいです。そこで、この記事にてノルマのデメリットを詳しく話したいと思います!

ノルマがある理由

まずなぜ営業という部署にノルマがあるのかを把握しないといけないですよね。それは会社の利益を安定するために戦力になれという名のプレッシャーを与えるためです。どの会社も利益がないと倒産してしまいます。逆に利益率が高ければ会社は安泰です。それで、企業側が安定するかそれとも倒産するかを左右するのは営業職なんですよ。営業職というのは会社の商品やサービスを売る仕事ですから。しかも販売や接客と違って会社側がお客さんを集客するわけですからお客さんが集まらなかったらやばいですよね?倒産しちゃいますよね?

じゃあ、倒産しないようにするにはどうするかと考えた時にノルマを与えるんです。要は営業マンには最低これくらいの契約を取ってもらうという基準を付けないと会社は安泰ではなくなりますよという暗示でもあります。確かに、ノルマがなくてみんなしてだらけるかもしれないというリスクはあってもおかしくないですからね。経営者側からしたら。

ノルマがあることのデメリット

ノルマがある理由は分かったと思います。ただ、会社の利益とはいえどもノルマにはデメリットがあります。ということでノルマのデメリットについて話したいと思います。

1.精神的に追い詰められる

えっとすね。ノルマって営業成績のある人ならばいい刺激になると思うんですよ。だけどね、営業の成績がいい感じでない時期やそうでない人にとっては精神的に追い詰められちゃうんすよ。どんな風にか?今日も達成しなかった。どうせ自分なんて劣等生だと日々思い込む感じですね。あとは上司に怒られるという不安を毎日抱えることもありますね。このような状態ではメンタルがガチで崩壊して、いずれは精神病にかかったり、離職に繋がったりする可能性が高まります。それより、なんか口調軽くないって?なんとなくのノリなので気にしないでください。

2.気持ちが自己中になる

ノルマがあることによって気持ちが自己中になってしまいます。ノルマがあるとついつい自分は契約を取らないといけないとなり、お客さんの事情なんて考えることなく、契約をごり押ししてしまいます。お客さんからしたら事情も聴くことなく営業されるのは不愉快でしかありません。また、断っているのにもかかわらずしつこくつきまとうという現象もおかしくはないです。他にも八つ当たりをする。腹いせに悪い口コミを書くなど数えきれないほどの自己中行為が生まれます。このような行為は嫌われます。詳しくはこちらの記事を見てください!

しつこい営業は客が離れる!〜SZTT みたいになるなよ〜

3.既存客のアフターケアがずさんになる

ノルマがあるということは新規の顧客に目が行きがちです。新規の契約を取らないといけないという意味で。そうなると既存客のアフターケアがずさんになりがちです。何がなんでも新規を取らないとノルマが達成しない。だから既存客のお問い合わせは後からでいいと。それではお客さんの信頼が失います。最悪の場合クレームという形になりかねないです。確かに新規のお客さんも取ることは大切ですが既存客のアフターケアもきちんとするべきですね。

メリットもあることにはあるよ

ノルマがあることにはメリットはあることにはあります。それは基準値が明確になることです。営業として成果を出すにあたって基準値がないと何がいいのか悪いのか明確でないですよね?学校の成績で90点以上ならば5がもらえるみたいな感じに。このようにどこまで達成すれば良いとされるかがはっきりするという意味ではノルマにはメリットがあります。これは個人成績の管理には便利です。

また、ノルマがあることで社員のモチベーションにもつながります。明確な基準値があることで自分は頑張らないといけないんだという気持ちになります。そりゃここまでやらないといけないんだみたいなプレッシャーがあればあるほど意地でもここまでやらないといけないんだという気持ちにはなりますよね。危機感も持つという意味で。

ノルマをメリットするための大前提

上記のようにノルマがあることでメリットというものはあるのは事実です。ですが、上記のようなメリットにするためには大前提でやらないといけないことがあります。何なのか?それは2つあります。

1.営業マンに会社の商品やサービスに愛着を持たせる

人間自分の好きなものでない限り営業なんてできません。私だって自分のブログに関しては自分で作っているからこそ、愛着が熱く語れます。おかげさまで反響もあります。また、さんみゅ〜やジャニーズなど自分の作ったものでなくても魅力を感じたものには熱く語れます。もっと知ってもらいたいと必死にアピールした時に誰かしらが興味持ってくれたら大いに喜びます。ですが、好きでないものに関しては人は熱く語れません。当たり前のことですが。だからこそ、会社側は営業マンに会社の事業内容に関して愛着というものを持たせるような努力をしないとモチベーションは上がりません。

2.マーケティングの基礎事項は身につけさせる

どんなに愛着があっても訴え方が間違っていたら空回りです。それを補助してくれるのがマーケティングです。マーケティングとは顧客の心をどう掴むかを分析し企画することです。簡単に言うと興味ない、知らない、見向きしない人をどう興味つけて商品、サービスを利用するかを考えることですね。まあ、マーケティングと言っても種類は多いので戦略にもよりますが基礎事項も分からず営業するのは闇雲でしかありません。実際に営業の離職率が高い理由は営業マンがマーケティングを学べてないことも要因かなと思ってます。詳しくはこちらを見てください!

営業職の離職率が高い本当の理由〜営業する前にあることを学べ!〜

ノルマのある会社って企業体力ないの?

ここら辺の話に関しては一概に言えませんが、少なくともノルマのない会社は稼ぐ導線が強いです。稼ぐ導線とはどういうことか?電流と同じですよ。電流が電気を送るなら、稼ぐ導線とは売り上げを流す線ということです。要はマーケテイング能力が非常に強いということですね。利益を得ないといけないというプレッシャーを与えなくても売り上げの目途が立つとはすばらしいです!

りかちゅうさんはノルマ制にするの?

私は起業したい側の人間だからこそ、こちらの質問にはお応えしますが私はこちらからノルマは作りませんね。作ったところで人を不幸にさせるというのは目に見えてますし。むしろ、自分の目標は自分で決めろよって感じです。人間個人差はありますしそれぞれのペースでやって欲しいです。だからって完全放置にはしません。適宜面談は入れてアドバイス等はします。それでいいのって?不足した分はきちんと自己責任で自分の方で数値を追います。自分の作った物には責任は取ります。

まとめ

営業職の皆さんへ!ノルマの辛さを代弁しました。これで大丈夫ですかね?他にもご意見ございましたら書き足します。ぶっちゃけた話ノルマなんて言ってる会社は何かとオワコンな気がします。稼ぐ導線が薄いという意味で。先ほども言いましたが全部の会社はそうとは限らないとしても本当にいい会社なら社員に異様なまでに押し付けません。むしろ、上が責任を取るか稼ぐ導線を必死に作ります。これが現実って訳ですね。ですので、ノルマがどうこうとか言ってる会社の言いなりになる必要なんてありません。無理しないでください。苦しいならサボっていいです。自分の気持ちに正直に生きましょう。

そして、企業へ。ノルマを課したくなる気持ちは分かるかと思いますがそれでメンタルやられている方もいます。そして、誰かしらの性格を歪ませてもいます。そういうことを自覚してください。もし、ノルマを課さないといけないなら社員に商品やサービスなどを愛着を持たせるようにしたりマーケティングの基礎知識を付けさせるようにしてください。私からは以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。

りかちゅう