なぜ手取り額が減っているのか?

どうも、りかちゅうです!正社員にとっては大事な給料こと手取り額。実はどんどん減っているのが現実です。まあ、ここに関してはそんなの常識レベルです。というか、物価は上がっているのにそんなことあっていいのと思いますよね?そんなことあるんです。また、どうしてこんなに減っているのかに関しては疑問に思うかと思われます。逆に疑問に思わなかったらおかしいです。当事者意識が欠けています。ということで、この記事ではなぜ手取りの額が減っていっているのかについて話したいと思います!

※日本の話です。

色々引かれるのが現実!

これは就活生ほど分からない話かもしれませんが実を言うと額面の給料(求人票に書かれている金額)から色々引かれます。所得税、厚生年金、社会保険料などなど。それ故に額面通りに貰えないです。むしろ、マイナスです。それで、その引かれた後の金額が手取りと言います。ですので、手取り額がどれくらいなのかは把握した方がいいです。私的には手取りが20万円切るようでしたら。時給1200円のフリーター(残業は30時間以上する形で)の方が稼げるかと思われます。もし残業をしたくなかったら高時給の所を探すしかないですけどね←。

※手取りと額面の違いに関してはこちらの記事に書かれています。

額面と手取りの違い:どれだけ引かれるか

手取りの額は年々減ってる?

てかさ、手取りの額が減っているのって本当なのかよと思いますよね?まあ、本当です。そこら辺に関しては年配の方達などは分かっているはずです。だけど、どれだけ減っているかに関しては分からない方もいることでしょう。ですので、今からその話をしますね!こちらを見てください!

こちらは年収5000万円の人の手取り額の推移です。2002年から2019年を見ても35万円減っています。なかなかデカいですよね。35万円でできることって色々ありますよね?これはかなりキツい話です。というか、もっと昔ならば429万円以上貰えてたなんてことはあっておかしくないです。これが現実ってやつです。また、年収がもっと上の人ほどもっと減り量はすごいかと思われます。

※統計はこちらの記事を参考にしました!

https://mi-mollet.com/articles/-/23238?layout=b

手取りが減っている理由

にしても、どうしてこんなに手取りが減っているんだよと思いますよね?そうですよね。15年間見ても下がりすぎではないかと思っちゃうのも無理ないです。私自身、色々統計見ててもマジかよとなってます。だからこそ、今からその理由について話しますね!

1.税金が上がっているから

税金は消費税だけが上がっているわけではないです。なんと所得税、住民税もあがっています。詳細としては平成23年から、15歳以下の年少扶養控除(所得税38万円、住民税33万円)と、16~18歳の上乗せ控除25万円が廃止されました。また、住民税は平成24年6月から廃止されています。ただ、平成22年から子ども手当(当初は月1.3万円、現在の児童手当)が始まってはいるのでもし年収が1,300万円ぐらいまででしたら子供が中学生まででしたら実質の手取りは増えています。だからってそれ以降はの手取りは減らますけどね。

まだ話は終わっていません。なんと、平成25年の1月から税金に上乗せされています。詳細としては復興特別所得税が2.1%上乗せ、利子や配当金への上乗せが0.315%です。さらに、平成30年1月からは夫婦の年収によって配偶者控除が下がっていきます。それ故に夫の年収が高いと配偶者控除が徐々に消えていくシステムになっています。

2.保険料が上がっているから

税金に関しても色々めんどくさい感じになっています。ですが社会保険料も同じくらいにネックです。特に社会保険料はデカいです。
健康保険(協会けんぽ、東京の場合)を具体例にすると平成19年の場合は40歳から65歳の人は9.43%だったのに平成29年からは11.56%になりました。また、厚生年金も平成19年 14.642%だったのに平成29年18.182%です。確かに、正社員だったりするとこれらの保険料は会社と折半ではあります。ですが、数値的に見ても額が上がっているのは事実です。これは手取りが減るのは間違いないです。

※それ以外の保険料も上がっているはずです。

手取りを知ることが大切な理由と計算方法

このように、手取り額はどんどん減っています。ただ、そこまでして手取り額にこだわる必要あるのかよと思う人もいるはずです。金銭的に満足してる人ほどそう考えるはずですし。ただ、知っておいた方がいいです。ですので、その理由と計算方法について話しますね!

理由

手取りに関しては年々変わる可能性があるからです。理由は税金や保険料の影響ですね。また、貯金額を決めたり収支バランスの計画を立てるのに参考にする額は額面ではなく手取りだからです。確かに、住宅ローン、賃貸、クレジットカードなどの審査などは、額面の収入によって審査されます。ですが、実際に振り込まれるお金は手取りの額です。だからこそ、手取り額はしっかり把握しておきましょう!

計算方法

どうやって把握するのかに関しては給与明細を見ればわかります。ですが、一応計算方法だけは分かっておいた方がいいとは思います。ですので、計算方法についても話しますね!とは言っても計算自体は難しくないです。普通に額面の収入から所得税、住民税、社会保険料雇用保険料を引けばいいです。ただ、そこらへんの計算はめんどくさいです。特に保険料に関してはエリアによって多少変動があります。まあ、ここに関しては初めは給与明細を見たりネットで確認したりすればいいです。

会社員の価値

結論から言いますと会社員の価値は下がっています。別に会社員であることは悪いとは言っていません。実際にフリーランスで働くのも過酷です。スキルとかないとなかなか大変です。ですが、会社員だって価値は下がっています。その理由が手取りのことですね。昔ならば手取り額もそこそこありました。ですが、今はそうではないです。むしろ、会社員だからって安定して稼げない感じになってきました。たとえ、給料が上がっても結局は取られます。また、今のところ額面25万円じゃないと20万円は貰えないです。これが現実ってやつです。

ならどうしたらいいのか?そこに関しては自分で稼ぐ力を持ったり資産運用をしたりするしかないです。それが現実ってやつです。まあ、その話に関してはこちらの記事に書かれています!

個人で生きる!なぜ正社員でいる価値が落ちてるのか?

まとめ

先ほども述べたように日本は物価は上がっていたとしても給料は上がっていないです。他国で日本みたいな国はそうないはずです。むしろ、物価とともに上がっている国の方が多いです。物価が2倍に上がったら給料も2倍になる感じですね。それが普通です。なぜなら、そうしないと収支バランスが崩れるからです。

それなのにもかかわらず日本の場合は給料が伸びていないです。いや、手取りと額面のことを考えると減っている気がします。これでは日本の貧困化は進んでいくばかりです。また、日々お金のことを考えるようになってしまいます。ですので、このような状況は脱しないと日本は沈没していくと思います。また、より多くの人が当事者意識を持ったほうがいいと思います!以上です!最後まで読んでいただきありがとうございました。

りかちゅう