なぜ日本は不景気が続いているのか?

どうも、りかちゅうです!今の時代不景気が続いていますよね。特に、高度経済成長の時代を生きていた人からしたら戦後の焼け野原から立ち上がって色々立て直したのにもかかわらず落ちぶれてしまったなと思う人は誰かしらいるはずです。私のお父さんもそのような発言をしていましたから。お父さんの世代バレても大丈夫なのって?大丈夫です←。まあ、そんな話はここまでにして、どうして日本は高度経済成長があったのにもかかわらず今となっては不景気になってしまったのか?この記事にて話したいと思います!

どれだけ不景気になったのか?

にしてもどれだけ不景気になったのかについて統計的なデータはないのってなりますよね?もちろんありますよ。それは国内総生産ことGDPの成長率ですね。簡単に言えば一定期間内に国内で新たに生み出された物やサービスの付加価値の成長率ですね。それで、日本は世界に比べて成長率が落ちています。こちらの統計を見てください!

他の先進国に関しても落ちている所は落ちていますが日本のように1は切っていないです。これを見ても不景気まっしぐらですね。ちなみに2019年には0.67とさらに低下しています。

※統計に関してはこちらの記事を参考にしました。

https://crowdcredit.jp/blog/entry/326/

バブル景気

不景気に至るまでの話の前にとある景気が崩壊したから日本は不景気になりました。正式には崩壊後の対処方法が悪かったことですね。その景気とはバブル景気です。おそらく、マジでとなった人もいるはずです。まあ、歴史は繋がってますからバブルの話無くして今の不景気はありません。ですのでバブル景気のことから話したいと思います!

バブル経済のきっかけは、1985年のプラザ合意です。NYのプラザホテルで先進5か国(日米英独仏)財務相・中央銀行総裁会議をしました。その会議で円高ドル安を目指すことが決まりました。理由はアメリカの貿易赤字を改善です。ですが、日本はそのせいで円高不況に直面しました。これでは日本はピンチです、そこで低金利政策をとりました。その結果、お金が余ってしまいその余りが株式市場になだれ込み、資産価格の上昇がはじまりバブルが始まりました。

一見は好景気になったものの突然価格が上昇したのでこの好景気はそう長くは続きません。1990年に入ると同時に株価が急激に下がり、少しして地価も下がりはじめた所からバブルは崩壊してしまいました。

バブル崩壊後の経緯

以上の内容がバブル景気です。あんなにはっちゃけてたのに崩壊しちゃったって感じですね。私はあの時生まれてもなかったので現場は見てないですが。まあ、バブルは一過性の景気なので崩壊するのは当たり前ではあります。ただ、その後の対処法が悪かったことで日本は不景気に突入しました。一体何をどうやらかしてしまったのか?

プラス債権をつづけた

バブルは崩壊してしまったものはそれはそれです。だからって対応方法を間違えれば不景気の道にたどり着いてしまいます。本来ならば株価や地価が大きく下落したのを処理するためにも金利はマイナスにして、失価値の分だけ貨幣を回収するのが筋です。ですが、なぜかしかしプラス金利を継続したため、不良債権パラダイスです。その影響で債務を返済できない個人・企業が増加してしまいました。なんと1992年度には、株式と土地の保有損失額が合計で600兆円を超えてしまいました。また、1992年度の経済成長率が前年に比べて3%以上縮小してしまいました。これがバブル崩壊後のデフレです。

その後の経済事情

プラス金利を継続してしまったことから景気は悪くなってしまいました。どれだけのダメージかと言いますとたとえ1992年~1997年の間に景気対策として10兆円程度の財政政策が繰り返されても、経済は0.7~2.5%程度の低成長に留まっている感じですね。それだけバブル崩壊後からの不景気の圧は強かったとも言えますね。そりゃいきなり上昇したら終わりも早いですけど。ただ、金利を上手くコントロールしてれば良かったもののコントロールミスをしてしまったことで不良債権の増加を止めることは出来きず不景気になってしまいました。

日本の不景気が続いている理由

いくらバブル崩壊後の対処方法が悪かったとは言えども不景気が続きすぎて国力低下してしまうんじゃないかと思われます。だからこそ、色々試行錯誤しないといけないのかと。ですがそれでも日本は不景気です。それはなぜか?

答えとしてはデフレマインドがこびりついていることです。デフレとは不景気になり、人が物を買わなくなることで商品価格を下げることから物価が落ちることですね。その影響で企業は儲からなくなることからデフレ・スパイラルが発生し不景気そのものになってしまいます。デフレ・スパイラルについてはこちらを見てください!

やばい!デフレ・スパイラルの恐怖と対策

このスパイラルは止めないと経済に悪影響です。なぜなら、不景気だからと言ってみんなしてお金を使いなくない、貯金しておこうというマインドになるからです。これがデフレマインドです。

デフレマインドがある理由

日本はデフレです。しかも今のところ脱却できるような見込みもないです。デフレマインドやバブル崩壊後の対処方法見ても分かるかと思いますが。では、どうしてデフレマインドというものから離れられないのか?

1.物価上がってないのに給料伸びてない

日本の物価は上がってます。昔なら200円で済んだものも今なら400円払わないといけないこともあります。それなのにもかかわらず日本の平均年収は450万円から横ばいの状態です。平均年収が比例して伸びていればいいものの伸びていないとなればみんなして物を買うことをためらいますよね。それによって企業側は打撃を受けてしまいます。詳しい話はこちらに書かれています。

日本の物価は上がってても給料は伸びない理由

 

2.消費税を増税している

日本は消費税を増税しています。昔は0%だったのに3%から5%。5%から10%。正直な話、増税したら物価が上がってしまうため人々は物を買やサービスをわなくなることから不景気にその行為をするのはナンセンスです。むしろ、減税しないと不景気まっしぐらです。それなのにもかかわらず増税しようとする政府は馬鹿ですね。消費税増税することでの悪影響に関しての詳細はこちらに書かれています!

消費税増税するとどんな悪影響あるのか?

3.少子高齢化

少子高齢化と不景気ってかんけいあるのかって?あります。どういうことかと言いますと最も消費行動をするのは若者だからです。そりゃ若者の方がアクティブですからね。それ故に、少子化であることががすでに不景気の原因になっていると言っていいでしょう。また、補足ですが少子化の要因は子育てするお金がないことです。子供にかける余裕がないということは物やサービスを買うお金に対しても余裕はないともいえます。ですので、少子化対策もしていくことは大切かと思われます。

※他にも要因はありますが割愛させていただきます。

まとめ

とりあえず言えることとしては経済対策をちゃんとやっていかないと日本の国力は底の中の底になってしまいます。おそらく、このままでは失業率が増えたり貧困で困っている人達が増えたりしてしまうかと思われます。これでは一時期は先進国になったかけらも無くなってしまいますね。いや、今の時点でもないんじゃないと思っている人もいます。そのようなことを踏まえても時間はかかったとしても経済の立て直しというものはしていかないと今後の未来はなくなるかと思います。

私的にはお金を使わせる環境を作ることが大事だと思いますけどね。やはりお金を回すことが好景気につながってきますがそのお金がないと意味がないからこそ。ですので政府はきちんと考えて欲しいと思ってます。以上です!最後まで読んでいただきありがとうございました。

りかちゅう