なぜ最近若者はすぐに離職するのか

どうも、りかちゅうです。ここ最近新卒で30年以内に辞める人は30%というお話を聞くかと思われます。終身雇用という考えが昔からある日本にとっては驚きの事実かと思われます。その考えは壊れつつあっても海外ほどではないですし。しかも、それは新卒だけではありません!中途採用の若い人であってもすぐに辞めてしまう人は増えています。私の発言はただでさえ驚きの事実に煽るような行為をしているかと思いますが私は本当のことを言っているだけです。相変わらず毒吐くのはいいけど理由くらい言えよって?もちろん今日の本題はその理由です。じっくり解説致します!

若者の早期離職率

まずは若者の早期離職率について話したいと思います。早期離職の定義としては企業に就職または転職してから数年以内に離職したら早期離職と言われます。大抵は3年以内が早期離職と言われています。となると早期離職率は毎年の入社の総人数に対して1年間で3年以内に離職した人の割合なります。ちなみに学中卒から大卒までで卒業後の3年以内に離職した推移をまとめた表がこちらです。

大卒では30%程度、短大と高卒は40%程度、中卒は60%から70%と終身雇用ではないじゃんというくらい高い数値ですね。では一体どんな心理でみんなが辞めていくのか。見ていきましょう。

※この統計の参考記事はこちらです。

https://hrnote.jp/contents/b-contents-sokirisyoku-180803/

 

会社を辞める理由

統計だけ見ても若者の早期離職は多いことは明らかです。だからこそ、どんな理由で辞めたかを着目しないと離職率は増えるばかりです。ということでどんな理由なのか追求しましょう!

1.給与が低い

社会人の楽しみこそ給料ですよね?それなのに給料低かったら辞めたくて辞めたくてしょうがないものです。額面は良くても結局色々取られるから萎えたという考えの人はいるかと思います。まだ社会人として働いたことない人はそこら辺は分かってた方がいいですよ←。給料に関しては会社事情によりけりな部分は多いですが給料がいいか悪いかを周りで言い合うこともあります。その時に自分の会社の方が低かったら働く意欲を失くす若者もいるのは確かです。やはり人間はお金ですね←。ある程度は。

2.仕事がストレス

仕事自体がストレスって人は多々います。具体的には対人関係やら仕事の内容など。特にパワハラやセクハラなどをされたらストレスは溜まるばかりです。あとは社風に合わない、何事にもプレッシャーを感じるなど。この手の話は別記事で話しますが家よりも長くいる会社でストレスが溜まることによって辞めてしまうという結末に至ってしまいます!

3.仕事にやりがいがない

入社したとか関係なく新しいことをするってワクワクしますよね?それと同じように初めは自分の仕事に精一杯頑張ろうという気持ちに満ち溢れています。ですが、働いてみるとサボりたい、やりがいない、つまらない。そんな気持ちとなだてしまいます。最近の人は仕事に面白さを求める人もいるようなのか退屈と思っただけですぐに辞めちゃう人も多発しています。

4.ノルマが厳しい

これは営業職あるあるですがノルマが厳しいことですね。人間スランプとかあってもそれを受け入れてもらえない。または新卒なのにハードルが高い目標を強いられる。これほどしんどいものはありません。おそらく、営業職でない人でも何時までにあれやれこれやれと言われると苦しいかと思われます。このように会社から課せられるものことノルマに耐えられなくて辞める人もいます。

5.拘束時間が長い

8時間労働。意外と長いものです。バイトならば融通が効くものの正社員では効きにくいです。そのため、新卒の人だと拘束時間が長くプライベートに時間が取れないという不満がつのり、辞めてしまうなんてことはあります。ましてや給料も時給換算したら1000円以下になると嫌になるはずです。

他にも色々ありますが一例です。

若者の離職者が増えた理由

先ほどの項目を見ても共感できる点はあるかと思われます。ですが、なんでそんな感情を馳せるのかに関しては考えたことはないでしょう。

1.フェーズの問題

フェーズって何のフェーズ?それは求めているもののフェーズです。昔の時代は今よりも物がなかったかと思われます。また高度経済成長期らへんの時期は人手が欲しくてしょうがなかったと思われます。この2つに共通してるのは何かを作り出すことが必要ということです。何もない時期は意地でも何かを得るために努力しないといけません。高度経済成長期の時はサービスやものを作る駒がないと需要に追いつきません。ですが、今の時代はどうですか?違いますよね?むしろ物やサービスはたくさんあるし高度経済成長期ほどガツガツもしてないかと思われます。そこの変化で生まれるのが働く人の求める物です。

物がない時代や高度経済成長期の場合はとりあえず豊かになりたいという欲求が強くなります。そりゃ何もないと不便ですし豊かになりたいですよね。ですが、今の日本物やサービスが整備してありますよね。豊かになっていると次に求めるのは自由や自分らしさです。豊かな環境の中どうやって自分らしく生きるのか、どうやって自由でいられるか。そういう気持ちを馳せるようになります。だからこそ、拘束時間が長すぎると嫌気がさしたりやる気にならない故に自分らしさを失ったりすると仕事を辞めたくなるのです。私的にはこの項目が1番の肝だと思ってます。

2.業務内容に当事者意識を持てない

たしかに仕事にはやりがいはないと考えている人はいるかと思われます。ですが、何事に置いてもやる気がないってことはないでしょう。むしろ、趣味や学生の頃に熱中してきたものにはやる気でみち溢れていたかと思われます。そこには何が違うかというと当事者意識です。私の場合でしたらこのブログに関しては必死です。自分の作ったものがどう評価されているか。どれだけの人に見られてるか。相当気にします。これは他の人も同じかと思われます。自分が作ったもの、成し遂げてきたものには相当熱心になるし実績をあげたいと思うばかりかと思われます。

じゃあなぜ会社のことになるとそのような気持ちを持たないかですよね?それは自分で作ったものでないからです。クリエイティブ関係の職種ならそんなことにはなりませんがそれ以外の営業、マーケティング、事務、総務など色々な職種あります。それらの仕事って自分が作ったものを取り扱ってないですよね?むしろ会社が作ったものを取り扱っているかと思われます。要するに当事者意識が持てないのは100%自分が成し遂げたことではないからです。それ故にやる気が失せてしまいます。この見解は会社員向いていない私だから言えることです!会社員に向いていない人ほど自分で作ったものでないとやる気になりません。

3.会社も悪い

ぶっちゃけたことを言うと会社も悪いです。何がどう悪いって。会社員の不満や要望に聞く耳を持たないということです。世の中どう見たって劣悪な環境の会社もあります。そのせいで辞めてる人達もいます。それなのにもかかわらず不満も何もかもを無視して我が道行く会社はいつまで経っても離職率は高くなるだけです。実際に私も離職率が高い会社って会社も悪いですよねと言ってみたところ共感もあります。だからこそ、会社も辞めさせない努力はするべきです。

まとめ

いかがでしたか?新卒が3年以内で辞めやすくなっているのは明らかだと思います。ただ問題なのはその理由を考えるべきということです。そうでないといい意味での離職はないのかなと。要は自由や自分らしさを求めるのはいいことだからこそ自分探しやキャリアアップの転職はいいです。ですが、今の環境が嫌で辞めたいと言ったネガティブな理由で離職は良くないということです。そのためにも企業はフェーズにあった仕事環境にさせる。会社員は自分が当事者意識を持てる物や自分らしさとは何かなどを考えてみる。そのようにすることでいい働き方ができるのかと思われます。こんな感じのまとめですが最後まで読んでいただきありがとうございました

 

りかちゅう