どうも、りかちゅうです。

日本のキャッシュレスの普及率は知っていますか？日本は2015年の時点でキャッシュレスの普及率が18.5%です。これは相対的に多いのか少ないのか分からないかと思います。ということで海外の数値も明記しますが、中国では2015年の時点で60%、韓国では89.1%、アメリカでは45%です。どう見ても日本は低いですよね。デジタル社会が進んでるのになぜ日本の普及率はこんなに低いのか。考えたことはありますか？そこでこの記事ではなぜ日本はキャッシュレスの普及率が他の国より低いのかについて話したいと思います。

日本人は現金好き説

日本人は現金が好きだなんていう発言はよく耳にはします。それ故にキャッシュレスの普及率が相対的に少なくなっています。ただこの点について統計的に本当なのか。それについてまずは見ていきましょう！

日本人が現金大好き説のソースはBIS（国際決済銀行）のデータです！日本の現金流通量はGDPの約20%で先進国でトップの数字を示しているそうです。じゃあ他の国はどうなのか？イギリスやカナダが5%以下でアメリカ韓国などが5%〜10%らしいです。現金の流通率が高いということは現金決済が多い証拠です。よって圧倒的に日本は現金使ってる率高いし現金大好き説は本当ですね。

じゃあなんで日本人は現金が好きなのか？

日本人が他の国よりも現金を愛しているのは分かったかと思います。愛しているは大げさだぞと。いやいや、他の国からしたら愛してるくらいじゃないですか？相変わらず意味不明な表現じゃないかと。申し訳ございません。少し笑わせたい一心なんです。まあ、そんなくだりは置いといてここからが本題です。現金が好き=キャッシュレス化が進まないということです。現金社会脱せてない故に。ということで現金から脱したく理由ことキャッシュレス化が進まない理由について今から詳しく話します！

1.日本の金融教育がままなってない

ここは大きいかと思われます。なんかクレジットカードは自己破産したとか言う事例なんか聞くとクレジットカードは懸念しちゃう。だから現金の方がいい。なんて思っている人はいるちゃいます。ですが、自己破産の元になってしまうのは日本の金融教育がままなっていないということもあります。別記事で話しますがイギリスやアメリカではクレジットの使い方などは義務教育でやってますからね。要するに使い方とかをきちんと分からないからこそキャッシュレスの扱い方を間違い、キャッシュレスは怖いという感覚を持ってしまうということです。

2.日本のIT化は他の先進国より遅れてる

実は先進国なのに遅れてるんですよね。証拠としてはアメリカではFAXなんて博物館に行かないとないらしいです。どいうことかというとアメリカは日常的にネットでのやり取りが多いということです。日本なん家や会社にFAXありますよね？(会社の場合はコピー機にFAX機能あることが多いですが)たとえ利用率は減ってもなくなってないのは使うことがあるからです。このように日常的に使う物からしても日本はIT化が遅れているということです。

遅れている要因は色々あるかと思われますがまず根本的に国の人がIT系に疎いのが大きいです。それが明らかに分かる事例が2つあります。1つ目は国政電子申告・納税システムです。実はこのシステムMicrosoft Internet Explorer 11以外のブラウザは推奨されてないです。Safariに関しては2019年3月1日に推奨されましたがそれでも遅いです！これでは不便でしょうがないですしなぜそれ以外のブラウザは使えないんだってなりますよね。

2つ目はとある大臣のネットリテラシーの低さです。元サイバーセキュリティ担当大臣の桜田義孝さんはこんな発言をしました。「パソコンは触らないので、USBは知らない」衝撃ですよね？元とは言えどもサイバーセキュリティー担当大臣がこんな発言をするだなんて。ネット関係の大臣がネットリテラシー強くなくてどうするんだよ。ネット関係の話が進まないだろ？と思ってもおかしくないかと思われます。

このようにたとえキャッシュレスを推奨しようと動いてたとしても国の人達がネットに疎かったら他国の情勢についていこうとしてもなかなか追いつかないという事態に陥ってしまいます。

3.日本は地震が多いから

これは日本ならではの話ですね。日本は地震が他の国よりも多いのは分かるかと思います。この話がクレジットカードを使いにくくさせてしまうんです。なぜなら停電したらキャッシュレスのサービスは使えなくなってしまうんです。具体例は2011年の東日本大震災。津波や火災などで電気やガスなどが使えなくなりましたね。ということは電子での決済するキャッシュレスの物は災害時では使えないということです。だから日本のように地震などが多い国ではキャッシュレス系よりも現金の方が安心という考えになるんです。

4.キャッシュフローに支障がある

現金のキャッシュフローとクレジットカードや電子マネーのキャッシュフローの違いをおさらいしましょう！現金の場合、お客さんがその場で払ったお金をそのままもらうことができます。一方クレジットカードや電子マネーは規定にもよりますが1ヶ月後や2週間後です。要はクレジットカードの場合、利益というものをすぐにものにならないということです。それもあってなかなかキャッシュレスの導入にためらいを感じてしまうのです。ただこれは他の国も同じだろって話ですが日本の場合、現金の根強さが強くてなかなか対応がしにくいということです。

5.普及させるメリットが伝わっていない

確かに災害時やらキャッシュ・フローでのデメリットはありません。ただそのデメリットがあると強く感じてしまうのがキャッシュレスのメリットというものが思った以上に伝わっていないのは事実です。ちなみにキャッシュレスのメリットは3つあります。

1つ目は現金の管理コストが大幅に削減できることです。ちなみに年間約8兆円もカット出来るそうです。管理コストが減ることで他の仕事に時間を割くことが出来るので労働生産性も上がります。2つ目は時代の流れです。デジタル系の産業は第四次産業と言われてて今世界的に急激に伸びています。そんな流れからこそ電子決済をメインに扱うことで経済の活性化に結びつきます。3つ目は来日外国人の障壁を減らせることです。やはり外国人はキャッシュレスでの買い物が多いからこそ日本に来て現金でしか払えないと懸念してしまうが、キャッシュレスで払えると分かったら購買意欲も上がります。

確かに広めているちゃいますがまだまだです。特にコストの話などはマイナーだと思われます。ですのでもっと積極的にキャッシュレスのメリットというものを伝えないといけないと思います。

今後どうすればいいのか？

これで日本がキャッシュレスが進まない理由は分かったかと思われます。ですが今後このような課題をどうするかを考えない限りは話にはなりません。ですので、今から今後どうしたらいいかを話したいと思います。

1.金融教育をきちんとする

金融リテラシーは高めないといけないですね。お金の使い方とか分からない故にクレジットカードでの自己破産が起きるっておかしくない話ですし。要するにお金の使い方とか勉強していればそういったリスクは防げるということです。そのためには教育機関は作らないといけないんですけどね。まあ、私が金融教育機関作りたいのはその理由です。

2.世界の事情を知る

ITのが遅れていることもキャッシュレスの導入が遅れていることも世界の事情を分かっていない証拠です。要は自分の国を相対的、客観的に見ていないから先進国なのに開発が遅いということです。だからこそ、世界の事情は合間な時間にリサーチするといいでしょう！

3.キャッシュフローの流れを切り替える

ここの点は今のうちに慣れるしかないです。正直に言えばその場ではお金が入らないという仕組みは変えられないですから。対策としてはまだみんなしてキャッシュレスで支払うわけではないので現金で払ったものとキャッシュレスで払った物の管理をして予算を考えることとあらかじめ運転資金としてお金を貯めておくのが妥当かと思います。

4.災害が起きても大丈夫な対応をする

天災は誰のせいにすることも出来ませんし止めることもできません。止められたら最高ですけどね←。ですが、そんな嘆きをしても天災は来る時は来ます。だからこそそう言った時でも大丈夫な対応をすることです！対応策としては現金はある程度貯めておくことしかないですね。要は現金とキャッシュレスの割合を適切な状態にするってことです。ここら辺は別記事で書けたら書きます！

5.キャッシュレスの良さをを広報する

まずは広報しろよって所です。広報しない限りは現金の方がいいという気持ちが強くなるばかりです。キャッシュレスにはデメリットもあるかもしれないですがメリットの方が大きいです。もしメリットの方が少なかったら世界では流行りませんから。だからこそ私は国の人間に言いたいことがあります。お国から広めろよと。お金の補助もいいけど補助している目的なりメリットはきちんと伝えないと人は理解しません。

まとめ

いかがですか？現金がいいと思っていることに良い悪いどうこうは判断付きにくい点もあります。メリットとデメリットは紙一重でもありますし。ただ世界的に見たらキャッシュレスが進んでいるのは確かです。進んでいるのに取り入れないということは先進国なのに遅れている国とみなされるということです。これでは先進国の恥、いや世界の恥です。確かに、現金愛してる気持ちも分かりますけど時代の流れに乗るときは乗らないといけないということです。ですので食わず嫌いせずにキャッシュレスを取り入れてみてはいかがですか？世界が広がるかもしれないですよ。以上がまとめです！最後まで読んでいただきありがとうございました。

りかちゅう