なぜ数字で嘘をつけるのか?:数字と嘘

どうも、りかちゅうです!よく定量で示しなさいという発言は聞いたことはありませんか?どう言うことって?まあ、簡単に言えば数字などを使って具体的に示せってことです。確かに、具体的に示さないと説得性はないです。成績がいいとは言ってもどれだけの成績かを示すにはテストの点数が分からないとなんとも言えないように。ですが、その数字に関しては示す側が捏造すれば嘘つけることなんて余裕でできます。ということは騙すために使われてるのって?そういうこともあり得ます。では、どうして数字で嘘がつけちゃうのか?この記事にて話したいと思います!

定量と定性

目標設定や効果測定の際に「定量」と「定性」という言葉が付き物かと思われます。実は数字での嘘はこの2つの関係性が影響しています。ですので、まずは「定量」と「定性」の違いについて話したいと思います!

定量

定量とは「数字」で表せる要素です。学校の成績、離職率、支持率などがあてはまります。なぜ、数字で表すのかというとたとえ状況をうまく言語化できたとしても、どのように伝わるかは人によって違います。そんなときに、数字という客観的事実という名の定量データを活用すれば、全ての受け手が納得するようになるからです。

定性

定性とは定量の反対で「数字」で表すことのできない要素です。具体的には人柄や感想などですね。このような心理的なものに関しては統計で説明するのは難しいのが現実です。楽しかった度合いなんてグラフで表すことができたら事件ですねwwwwww。ですが、そんなときに定性的に表すことで、その意味や因果関係などを明確にはなりやすくなります。

定量で示すときに嘘がつける

定性に関しては数字は使わなくていいものです。というか、人の性格やその時の感想などを示すのに数字なんていらないですからね。一方、定量で示すときに嘘がつけるのです。なぜなら、数字が絡んでいるからです。もちろん、数字は嘘をつきませんよ。嘘をつくのは数字を使う側です。要するに、数字なんて色々編集しようと思えばできるということです。それもあってこのような発言があります。

人々は自分の立場、目標、利益を支持する統計を提示する。
この傾向を表現した古い言葉がある。
「数字は嘘をつかなくても、数字で嘘をつく者はいる」
「統計はこうして嘘をつく」ジョエル・ベスト著

聞いたことがある人はいるかと思われます。有名な言葉ですからね。このようなことを踏まえても定量なんて所詮当てにならないということです。

数字関係の嘘は本当にあるの?

先ほどの発言があるからには数字で嘘をつくことが身近にあるのは事実ではあります。では具体的にどのような事例があるのか?私が見てきた事例ベースで話したいと思います!

1.新卒の離職率

新卒の離職率に関してはリクナビなどに載せないといけないんですよね。その際に離職率を嘘つこうと思えば嘘つけます。どうやってって?途中からカウントしなきゃいいんです。本来なら4月から3月までの統計で離職率を計算しないといけません。ですが、あえて9月以降に辞めた人をカウントしないということもできます。このように公にしないところで捏造しているということです。

2.ホストの売上

ホストの売上に関しては事実ではありますよ?1000万プレイヤーなど。多少は盛っているところはありますけどね。ならば嘘ではないやんって?いや、問題なのが定性的なところです。強引な形でお金を使わせるなんてことはあるあるです。このようなやり方はいい形ではありませんよね。あとは売掛の金額までもをカウントしていることもあります。ですので、売れているからって借金があることもあれば、まともな人であるとは限らないということです。

3.ファンクラブの会員数

ジャニヲタだから具体例にしたいネタですね。ファンクラブ会員数に関してもあれ辞めている人の数もカウントされています。また、コンサートに当選したいという気持ちから複数の名義を持っている人もいます。いわゆる延べ人数ですね。ですので、辞めた人や重複している人を除いたら実質の数はどれだけになるかは無知ではあります。ちなみに私は昔セクゾのファンクラブに入っていましたが1年で辞めました。となると今でも私の数はカウントされています。

4.支持率

内閣の支持率も当てにならない時もあります。あれに関しては電話での調査ですので電話に出ている人の意見しか反映することができません。また、支持率を発表しているメディア側が特定の人の意見しかまとめていない場合もあります。要するに母数が思ったよりも少ないということです。ネットで支持率の調査ができればもっと母数は増えるのかなと思っています。ここらへんに関しては自分がどう思うかを考えてください!

信じるか信じないかはあなた次第

こればかりは信じるか信じないかはあなた次第です。都市伝説かよって?まあ、そんなもんです。ぶっちゃけた話その数字は作り出せたからには何かしらの要素が絡んでいるのは本当です。また、正確な統計もあることにはあります。だからって正確な数値ではないこともありえます。ですので、大切なのはその数値を見て吟味をすることです。

どう吟味するんだよって?それは定量の反対でもある定性をみることです。例えば、日本は熱意を持って働いている人は6%しかいないという統計があったとしましょう。その際に自分や自分の周りはどうかは置いといて楽しく働いている人が少ない場合はその数字が真実とみなしてもいいという感じですね。私的にはこのネタに関しては真実だと思っています。もし、嘘ならば若者の離職率は低下しますしブラック企業で悩む人はいません。

まとめ

数字で示すことは大切なことです。テストの点数や売上、偏差値、離職率など。世の中色々な数値ね示すことによって具体的に物事を表すことができます。ただただ、頭がいい、大食いなんて言っても証拠って証拠ないですもんね。ですが、そのような数字なんて捏造上等です。先ほどの事例を見れば分かると思いますが。ですので、その数字に関してどうしてそうなったのかば考えた方がいいと思います!以上です!最後まで読んでいただきありがとうございました。

りかちゅう