なぜ、若者は貧困化しているのか?

どうも、りかちゅうです!日本の貧困化は深刻化してるなんていう話はあります。確かに、見かけ的には豊かになっていますよ。スーパーやコンビニなどあるし、スマホは普及しているし。だからこそ、貧困化と言っても見えにくいです。ですが、見えないところで貧困化しています。おそらく、そこら辺は当事者ならば分かるかと思われます。そして、その中でも若者の貧困化は話題になっています。やはり、年配層だと稼いでいる人はいることにはいますしね。ですので、今回は若者に注目して話したいと思います!

若者の貧困事情

若者が貧困化しているというとは言えどもどれだけ貧困化してるんだよと思いますよね?ですので、若者の貧困事情についてまとめました!

1.平均年収

少し古い統計ではありますが厚労省 2014国民生活基礎調査の概要では、世帯人員1人あたりの平均所得金額では、29歳以下が177,8万円、30歳から39歳までが174,8万円だそうです。また、厚労省 2019年 賃金構造基本統計調査によると新社会人の年齢となる20歳から24歳までの年収で一番多かったのが200~219万。月に換算すると16~18万ほどです。たしかに、田舎と都会で物価や給料事情などは違いますが平均年収よりも低いことには変わりないですよね。

それ以外にも厚労省 2019年国民生活基礎調査の概要によると勤労世代(20歳から64歳)の一人暮らしの女性の3人に1人が貧困状態(年収120万円以下)だそうです。

2.雇用形態

総務省によると、現代社会の3人に1人が非正規雇用者でその数は100万人〜270万人だそうです。また、母子家庭世帯の非正規雇用率は43.8%、4割以上の母親がパート・アルバイトとして働いている状況でふ。母子家庭でパートって相当カツカツな状況であることは間違いなしです。

なぜ若者が貧困化してるのか?

他にも色々統計があるとは思いますがこれだけ見ても若者の貧困化は深刻化してるのは分かるかと思われます。では、なぜそうなっているのか?

1.非正規雇用の増加

先ほども述べたように、現代社会の3人に1人が非正規雇用者といわれています。特に、1995年〜2005年の就職氷河期には正社員の求人が減少しており、いまでもこの時代の非正規雇用者は100万人〜270万人ほどいるそうです。たしかに、非正規雇用は副業ができたり、シフト制だったりなど自由に仕事ができる一面があります。ですが、所得が安定しなかったり、スキルやキャリアが磨きにくいといったデメリットもあります。それ故に、日本社会が停滞してしまうという負のサイクルに陥ってしまいます。

非正規雇用の増加にはさまざまな原因があるとされていますが、1番の要因は労働派遣法の緩和であるかと思われます。その政策をしたのが小泉内閣です。おそらく、会社側の人件費をカットできると思った政策なんですかね。

2.ひとり親世帯

若者の貧困には家庭環境も大きく影響しています。どういうことかといいますと相対的貧困率の15.6%のうち、5割がひとり親世帯といわれているそうです。また、内閣府の調査によると、離婚後の養育費を支払っていない父親が8割以上いることから困窮者がいるそうです。このような状況から親はひとりでお金を稼ぐために仕事でほとんど家にいない場合が多くコミュニケーションが取れないのはもちろんのこと、教育面も疎かになっているそうです。それ故に教育格差という名の格差社会が生まれてるそうです。

3.奨学金の返済

日本全体の貧困化が進むことで親が学費を負担できない状況となり、学生が奨学金を自分で支払うといった状況が当たり前になっています。実際に自分で払ってる人もいそうですよね。

しかも、日本の奨学金制度は欧米などに多い給付型ではないです。むしろ、無利子のものはあるものの、卒業後に多額の返済義務を背負う感じです。日本学生支援機構の統計によると、昼の大学学部に通う学生のうちおよそ半数が何らかの奨学金を受給しているといるのにもかかわらず、卒業後に収入の減収により返済を3か月以上延延滞している人は2014年度で17万3000人もいるらしいです。おそらく、今の方がそういう人は多いかと思われます。

若者の貧困化への対策

このような理由から若者の貧困化が進んでいます。このままでは深刻化すること間違いなしです。まず、物価は上がってるのに給料伸びてない時点で終わってますけどね…。だからこそ、どのような対策が必要なのか?

1.楽しく働く対策をする

まあ、給料の額も上げないといけないのは間違いないです。ただ、気持ちの問題も解決しないといけないです。それ故にどうやったら楽しく働けるかを考えた方がいいとは思います。実際に仕事にやりがいなくてすぐに辞めるなんてことはあるあるですしね。それで、辞めた後なかなか仕事が見つからずお金だけが飛んでいくという人もいることにはいます。そのような状況にならないためにも楽しく働く対策はやっていいに越したことないです。ただ、相当時間はかかるかと思われます。

2.支援をきちんとする

どんなに頑張っても貧困から抜け出せない人はいます。労働時間に見合ったお金を貰えないなんてこともありますしね。また、失業しままの人もいます。だからこそ、支援はきちんとしないといけないのかなと思います。ただ、これもこれで現実上できるのかと言われると難しいです。なぜなら、日本政府は売国しているからです。まあ、他国にお金をかけているから貧困層への支援が手薄いんです。本当酷い話ですよね。ただ、日本は敗戦国なのでそういう待遇なんです。

3.お金持ちが支援する

すごく現実から逸れたこと言いますがお金持ちが支援しろよと思います。だって、どう考えてもガチな富裕層はお金が有り余るほどあるはずです。それならば少しくらい支援したっていいじゃんと思ってしまいます。ただ、そんなこと叶うわけもないです。なぜなら、そのような富裕層が助けるようなことはしないからです。むしろ、人によっては見下しているような人はいるのかなと思います。

搾取された世の中

若者関係なく、貧困化の事情を見ていると世の中搾取されているんだなと思ってしまいます。なんでしょうね?疲労してでもいいからお金のために働くみたいな一面があるなという意味で。特に日本の場合は仕事満足度が低いからこそその色が強いなとは思っています。また、ピラミッド型でいうトップの人たちは美味しい思いをしているのに下の人達はどんなに足掻いても報われません。実際に今の世の中ピラミッド型で成り立ってますしね。それ故に搾取されているなと感じてしまいます。そう考えると資本主義ってなんなんだろうなとなってしまいます(だからって、社会主義、共産主義も嫌ですが…)。

まとめ

私だって不安です。まあ、別に貧困層にいるわけではないですよ?もし貧困層だったら記事を書けるような余裕も何もないですからね。ただ、色々金策をしていたとしても足りるのかなという不安はあります。これは老後のことも加味して言っています。また、資本主義の世の中であるからこそ、給料が伸びる見込みなどもついつい考えてしまいます。このような悩みがあることからやはり、若者の方が貧困化してるのかなと思ってしまいます。中には私よりもお金に困っている人はいますしね。だからこそ、色々対策していかないとお金関係不安になる人は増えていくのかなと思います。以上です!最後まで読んでいただきありがとうございました。

りかちゅう