金融緩和の目的とメリットデメリット

どうも、りかちゅうです!よく日銀の黒田が金融緩和をするぞみたいなことを言っていますよね?私的にはそんなことをしても日本の経済は良くならないと思っています。なぜならば、日本は給料が上がっていないのに取られる額は増えているからです。お金のない人からぼったくるなんて本当にあり得ないなと思います。そんなことをしているから日本の経済は良くならないんだぞと言いたくなりますね。それなのにもかかわらず、日銀は金融緩和をすすめます。ニュースでも緩和ばかり言っていますからね。ですので、この記事にて金融感はとはどういうものなのかや金融緩和をする目的などについて話したいと思います。

金融緩和の概要

金融緩和という用語は聞くとは言えどもどういうことかは分からない方もいると思います。ですのでまずは金融緩和の概要を話したいと思います!金融緩和とは簡単に言えば停滞する経済を成長するためです。なんでそんなことをするのか?それは日本銀行が景気を回復させたいという考えがあるからです。それで、金融緩和に関しては2つの策があります。ですので、今から話しますね!

1.質的・量的金融緩和

2013年4月に「量的・質的金融緩和」が導入されました。どういうものかと言いますと銀行が市場にある国債や投資信託などを買い戻すことで市場にお金を増やす政策です。この策はデフレ脱却のために日銀が世の中に直接お金を供給すること打ち出したことからスタートしました。ですが、しばらく経っても「量的・質的金融緩和」では効果がでなかったです。そこで、一歩進んだ金融政策をしました。では、どういうものなのか?

2.マイナス金利付き量的・質的金融緩和

量的・質的金融緩和ではデフレ脱却ができなかったため、2016年1月に導入されたのがマイナス金利付き量的・質的金融緩和です。まあ、ただ単にマイナス金利が追加されただけではありますけどね。

銀行は利用者から集めた預金を全て銀行内に保有しているわけないです。保有している預金の一部を日本銀行にも預け入れています。その金利をマイナスにしたのが2つ目の策です。マイナス金利が付与されると銀行はお金を日銀に預けると目減りしてしまいます。そこで、なるべく貸付などでお金を市場に流すようになりました。ただ、国民は金利が低いことから預けても無駄という思考にはなりましたけどね。

金融緩和とインフレ

以上が金融緩和についての概要です。ただ、金融緩和をすることでインフレにはなります。そうなることでどういう循環が生まれるかを知りたい方はいることでしょう。そこで、1万円を具体例として考えたいと思います。

1万円の価値は1年後、10年後などこれからの未来も1万円とは限りません。もし物価が上昇していたらお金の価値が落ちるため今の段階では1000円で食べることができた定食が10年後には1万円になっているなんてこともあるかもしれません。流石にそこまでに至らないようにするとは思いますが…。そのようなことにならないように物価が上昇しているときにはお金を使うようになります。なぜならば、高くなる前に買おうみたいな考えが生まれるからです。そうなることで経済は活性化します。それ故に、経済成長のためには適度なインフレーションは必要です。ただ、このためには給料も上がってないと無意味です。

金融緩和の目的

金融緩和に関しては以上です!でも、そんな緩和していいなと思いますよね?やりすぎなんていいことないのにと。ですので、そんなことをする目的を今から話しますね!

1.2%物価安定

日本銀行法にはこのようなことが定められています。

「日本銀行は金融政策によって物価の安定を図り、国民経済を健全な発展へと導くこと」

経済活動や国民経済の発展継続的な発展には物価の安定上昇が必要だみたいなことですかね?だったら給料を上げることをしろと思いますが。ただ、そういうことはしないで物価が変動すると所得配分や資源配分に歪みが発生するのを防ぐために2013年の1月に「物価安定の目標」を消費者物価の前年比上昇率2%と定めました。ただ、2021年10月の消費者物価指数は0.1%と目標数値には程遠いです。私的には給料を上げることをしないと無意味だと思いますけどね。

2.金利の操作

日本には償還期間(借りたお金を全て返すまでの期間)が1年以上の長期金利と償還期間が1年未満の短期金利があります。企業や個人がローンを組んでようなことがある時は長期金利を利用することが多くなります。ですので、長期金利を利用してもらった方が経済へのポジティブな影響は大きいです。それ故に日銀は長期金利を0%、短期金利を0.1%に操作し借入をしやすいような状況を作っているそうです。

金融緩和のメリット

金融緩和の目的はこんな感じです。では、どんなメリットがあるのか?今から話しますね!

1.借入がしやすくなる

金融緩和政策が行われることで長期固定金利などのレートが下がります。それ故に借入にかかる金利が小さくなります。となると、金利が低くなり企業が借入をします。そうなることで、設備投資や新たな事業へお金を使うようになり消費が盛んになります

2.輸出が増える

金融緩和が行われると金利が大きく下がるため円を保有するメリットが小さくなります。それ故にドルなどの金利が高い通貨に変える人が増えドル高円安が進みます。そうなることで海外からは日本の商品がお買い得の状況になるため日本の輸出品が伸びます。ただ、輸入をする時には日本は不利になりますからね?

金融緩和のデメリット

以上がメリットです。ですが、デメリットもちゃんとあります。ですので、今から話しますね!

1.インフレが起こる

当たり前ですが金融緩和をすることでお金の価値が下がっています。そうなることで想定以上のインフレが発生します。ベネズエラなはハイパーインフレーションと呼ばれる過剰なインフレにより経済が破綻しました。また、低金利になると不動産価格がバブル状態になることが多いため注意が必要です。日本に関しては物価は上がってるのに給料が伸びないからこそインフレを起こすようなことなんてアウトだと思いますけどね?

2.銀行の経営状況が悪化する

金融緩和政策をすることで民間銀行による金利が下がります。そうすることで、設備や事業に投資したい企業や住宅ローンを組みたい個人へお金を貸しやすくします。ですが、金利が0に近くになることにもなります。となると、民間銀行の利益が減ってしまうことから銀行の経営状況を悪化させることになってしまうのかなと思われます。それなのにもかかわらず、日銀はやり続けるのが謎ですね。

まとめ

何でもかんでも緩和しても意味がないんですけどね。そんなことををするとインフレが待っています。それなのに日銀は景気を良くするために緩和とか言っていますが本当におかしいです。ここ最近では緩和しかしてないじゃんとしか言っていないですしね。また、何度も言っていますが日本の給料は物価の分上がっているわけではないです。むしろ、ほぼ変わっていないです。そんな中、緩和をしてインフレになったらどうなるか分かりますよね?みんなして困窮すること間違いなしです。それをスダグフレーションと言います。この状態が1番あってはならないことです。だからこそ、緩和に関しては注意した方がいいと思います!以上です!最後まで読んでいただきありがとうございました。

りかちゅう