なぜクリスマスは恋人と過ごすイメージがあるのか?

どうも、りかちゅうです!クリスマスといえば何故か恋人と過ごすみたいな風潮があるのが現実です。なぜなら、クリぼっちという用語があったりクリスマス前に恋人作らないといけないみたいな気持ちを馳せたりするような感じがまさに物語っているからです。実際にこの私も現時点ではクリスマスシーズンに彼氏いだことがないのでたまに悲しくなることはあります。このようにクリスマスといえば恋人ってのがリンクしてしまうのが今の時代です。だからってなんでだよとはなるかと思われます。ということでこの記事ではなぜクリスマスは恋人と過ごすイメージがあるのかについて話したいと思います!

本来のクリスマスとは?

今となってはクリスマスは恋人と過ごすみたいな考えが強くはなっていますが本来はそのような感じではないです。では本来のクリスマスとはどのようなものなのか?クリスマスはヨーロッパの文化で、キリスト教の祝祭でした。どのような祝祭かといいますとつまり神の子が生まれた日、いわゆる「降誕祭」です。要するに、宗教行事の1つで教会の礼拝や深夜ミサが開かれ、信者が参加する日であるということです。

えっ?じゃあ今の日本クリスマスってどういうことだよとなりますよね?どこの国のイメージなんだよと。日本のクリスマスはアメリカのクリスマスと似てますね。アメリカは移民が作った国なので、移民のキリスト教徒が北米大陸にクリスマスを持ち込んだ感じです。ただ、アメリカは商業主義に結びつきました。

具体例をあげるとサンタクロースは、キリスト教の聖人セントニコラスが由来だそうです。ちなみにこちらです!

えっ?赤い服で髭生やしてないやんってなりますよね。確かに、今となってはサンタさん=大きな体、赤い服に白いひげという感じではあります。たあだ、それはコカコーラの宣伝ポスターの影響だそうです。ちなみにこのようなポスターです!

コカコーラは有名な商品だけあってインパクトを残したかと思われます。ですが、アメリカは商売目的だけでなくクリスマスが今でも大切なイベントとみなしているのは事実です。アメリカではクリスマスは家族そろって祝う行事こと「家族再会の集い(Family Reunion:ファミリー・リユニオン)」という文化があります。確かに商売目的ではあるものの、恋愛ものだけでなく家族の絆を深めるという文化があるのが日本との違いではありますね。

日本にクリスマスが広まったきっかけ

以上が本来のクリスマスです。では、一体いつから日本で広まったのか?それは1900年頃です。この頃からクリスマス商戦みたいなのが流行っていました。それで、大正時代になるとクリスマスデザインの切手が販売されるようになりました。そして、昭和時代になってからもっと多感になりました。理由はその当時は前の天皇の誕生日が祝日でした。えっ?大正天皇ってクリスマスが誕生日なのって?そうなんですよ。それ故にクリスマスはお祝いの日にしようとなったことで今まで以上にブームになったのかと思われます。

クリスマスは恋人みたいな空気が強い国

クリスマスは恋人みたいな感覚は日本だけではありません。韓国ドラマもよくクリスマスには恋人と過ごすような描写があるそうです。また、アメリカもクリスマスにプロポーズということもあるあるだそうです。ただ、日本ほどクリスマスは恋人という色は強くはないそうです。先ほども述べたようにアメリカは家族と過ごす感じですし、韓国もクリスチャンの人も多いので一概に恋人みたいなノリはないそうです。

なぜクリスマスは恋人という風潮になったか

このようにクリスマスは恋人というノリは日本あるあるではあります。ではどのようなきっかけでそのような風潮になったのか?

1.商業戦略の影響

「クリスマスというイベントを使って、金儲けしよう!」という考えをする会社が多く出現した感じですね。先ほども述べたように昭和に入るとクリスマスが祝日となったためにお祝いする習慣が付き始めました。これは商売としてチャンスです。そこで、「クリスマスは恋人と過ごしましょう」という広告を出して商品を売りました。おそらく、恋愛をネタを使えばどんな人でも羽振りが良くなる心理を利用したのかと思われます。

2.クリスマスソングが流行ったから

クリスマスを恋人の日という認識が一気に広まったのは昭和ではあります。特に、1980年代にリリースされた歌は影響がデカイです。具体例てしては1980年に発売された松任谷由実の「恋人はサンタクロース」、1983年に発売された山下達郎の「クリスマス・イブ」ですね。これらの曲が大ヒットしたことで日本クリスマスを恋人の日とする考えが植え付けられていったのかと思われます。それ故に最近の曲でもクリスマスソングはラブソングみたいな感じではありますよね。

3.TVの影響

ドラマやCMでもクリスマスは恋人と過ごすという認識を広めていきました。今の時代はインターネットはあるもののなぜなら、昭和から平成の前半期はテレビが最大のメディア媒体だったからです。どういうことかと言いますとTVで放送されたコンテンツによって、日本の文化を左右していたということです。それもあって、メディアは経済を回すために「聖なる夜を恋人と」や「恋人と素敵なディナーを」といった言い回しで広告を売っていったそうです。となるともし日本でTVが普及されていなかったら、今のクリスマスはなかったということでもありますね。三種の神器のおかげですね。

結局商業戦略であった

このような理由を見ても結局は商売戦略であったのが明らかですね。要するに、商売てして利益を得るために人を釣った感じで別に恋人がいないとダメなんだではないということです。まあ、私的にはそのような商売方法をするのは悪くはないですが、その影響で拗れている人がいるところを踏まえると恋愛面で人は敏感になるんだなと思っちゃいましたね。

現実的に恋人と過ごす人は多いの?

クリスマス=恋人とはなっていますが実際にそうなのかというと少し違うみたいです。SUUMOが2018年12月7日~11日の期間で「ひとり暮らしとクリスマスに関する意識・実態調査」をインターネット経由で実施しました。ちなみに対象者は18歳~29歳の男女600人(男女各300人)です。その結果によるとクリスマスを一人で過ごす予定の人は56.2%と過半数を上回っていました。こればかりは相手がいないと始まりませんもんね。

まとめ

先ほども述べたように今のところクリスマスの時に彼氏がいた覚えがありません。彼氏はいたことあるんですがクリスマス前に別れてしまってるのでwwwwwwww。あとはクリスマスシーズンに好きな人がいるわけでもないので男の人と過ごす感じがないのもあるんですけどね。そのような立場から言わせてもらいますがクリスマスなんて自分のしたいことをすればいいと思います。恋人がいるならその人と過ごせばいいですし、お金を稼ぎたいならバイトや仕事をすればいい。それ以外にも1人でどこかに行きたいなら行けばいいと思います。

要するに、恋人を作らないとという気持ちになるのではなく、せっかくの行事なんだし好きなことをすればいいということです。仕事がある人はやることやってから好きなことすればいいことですし。ですので恋人いないことが負け組みたいな考えは持たなくていいと思います!以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。

りかちゅう