角栄ははめられた?ロッキード事件の真相

どうも、りかちゅうです!日本の総理大臣なんて大半が日本のために働いていません。まず大半が在日ですからね。純ジャパの総理大臣は4人しかいないそうですしね。その中でも日本国民に愛されていたのが角栄です。おっさん層は角栄好きな人多いですね。ですが、角栄はロッキード事件によってはめられてしまいました。そのため、政治の世界から引っ込む世界から引っ込みました。やはりDSに逆らうような輩は許せないんでしょうね。ちなみにとある人物がロッキード事件に絡んでいるそうですよ?このように、角栄は理不尽な目に遭いました。では、一体ロッキード事件とはどんな事件なのか?この記事にて話したいと思います!

ロッキード事件って何?

まずはロッキード事件のことを知らない人もいるのかなと思われます。ですので、ロッキード事件とは何かにいてから話しますね!ロッキード事件とは1976年に発覚したアメリカの航空機製造会社であるロッキード社が自社の航空機を採用してもらうため世界各国の政治家に賄賂を渡していた事件です。日本では角栄がロッキード社から5億円の賄賂を受け取ったとされ、逮捕・起訴されました。その後、角栄は裁判で実刑判決を受けます。もちろん角栄は控訴します。理由は後ほど分かります。ですが2審も1審を支持、最高裁で裁判中に田中角栄が死去したことにより1993年に棄却されました。

ロッキード事件の流れ

以上がロッキード事件の概要です簡単に言えば角栄とロッキード社が繋がっていて賄賂関係だったってことですね。では、この事件に至るまでどのような経緯があったのか?

1.ロッキード社の状況

ロッキードは戦闘機などの軍事用の航空機をたくさん生産していました。ですが、旅客機では市場のシェアを取れずに苦戦していました。そこで、ロッキードは起死回生のため新型の旅客機を開発します。それがトライスターでした。この飛行機は命取りです。なぜなら、ベトナム戦争が終結するため軍用機の売上比重が高いロッキードは経営的にも苦しくなるからです。ですが、現実はボーイングやダグラスといった他社との受注競争にさらされます。そこでロッキードは色々な国の政治家や航空関係者に接触をとります。もちろん日本にも頼りました。

2.チャーチ委員会の調査

その当時、ANAはトライスターの発注を決めます。そして、トライスター納入の2年後にアメリカの上院で開かれたチャーチ委員会という外交委員会でロッキード社が世界各国へ賄賂を渡していたことが発覚します。日本の場合ANAが30億円が渡されていたことが明らかになりました。また、ロッキード社の日本での代理人になっていた児玉誉士夫から実業家の小佐野賢治や商社の丸紅を通じて角栄に5億円が渡っていたという話まで上がりました。

3.国会に証人喚問

関係者が国会に証人喚問します。その際に小佐野賢治は「記憶にございません」を連発しました。そのため何も明らかににはなりませんでした。嘘をついたら咎められるし本当のことを言ったら迷惑をかける人がいるからこのような対応を取ったのでしょう。ちなみにこの言葉は当時の流行語にもなりました。また、「記憶にございません」は三谷幸喜の作品でもありますね。余談ですが私はその映画を見ました。

4.角栄の逮捕

事件発生時の首相は三木武夫でした。三木は小派閥のリーダーでしたので党内基盤は脆弱。そこで、彼は国民の関心が高いロッキード事件を利用して国民の支持を集めようとしたのです。となれば、三木は捜査を積極的に進めようとします。これに対して角栄に近い議員たちを中心に三木内閣を退陣させようと反発しました。ですが、国民やマスコミの批判を頼りに三木はふんばります。このような状況の中、ついに角栄は逮捕されることになりました。

5.角栄の判決

逮捕された角栄は起訴され保釈金を払います。ただ、裁判そのものは翌年開始され1983年に懲役4年、追徴金5億円の有罪判決が下されました。角栄は判決を不服とし控訴したのはもちろんのこと国会議員の辞職も拒否しました。このような状況に国会で野党が反発しその当時の中曽根内閣は事態収拾のため解散総選挙を選択します。その際に角栄は自己最高の票を集めトップ当選しますが自民党は過半数割れました。ただ、結果としては裁判のほうは控訴が棄却され角栄は上告しますが裁判中に角栄が死去し公訴棄却となりました。

本当ははめられた?

以上がロッキード事件の流れです。ただ、このロッキード事件です。なんで角栄はそんなに粘るんだと思いますよね。実は角栄ははめられましたですので、はめられた経緯や証拠などを話しますね!

1.ロッキード事件の前の角栄の行動

角栄は総理就任前から中国との関係回復を行うことを明言していました。そのため、角栄は総理就任後は中日中共同声明を発表し日本と中国の国交正常化を実現します。また角栄はソ連のブレジネフ共産党書記長と会談しシベリア開発で合意します。それ以外にも中東戦略もイスラエル支持からアラブ諸国支持に転換しイランからの直接原油の輸入の道を開くだけでなくイランのアザデガンの油田開発にも着手しました。

2.アメリカの反発

これはアメリカの意向とは正反対のものでありますよね?アメリカからしたらうちらを優先にしないで何やってるんだと思うはずです。そのため、アメリカは反撃しました。まず角栄潰しとしてロッキード社とCIAエージェントの児玉誉士夫と丸紅を使い角栄に5億円の賄賂を送ります。その後アメリカはCIA日本支局と言われる東京地検特捜部を使い角栄を逮捕します。これで角栄潰しに成功します。

3.ロッキード社の状況

実はロッキード社はニクソン大統領とキッシンジャー大統領補佐官の地元カリフォルニアにあります。となると、この事件ピンチだったロッキード社を立て直すチャンスでもありました。また、ロッキード社長のコーチャンは児玉を私の国務省だと語るくらい信頼していたそうです。それもあってなのか児玉への21億円の資金提供の部分が完全に省かれていました。これを見てもアメリカは角栄を潰すためにロッキードの疑惑を日本側に提供したことが分かりますね。また、アメリカ側はロッキード社や児玉などのCIAのエージェントは逮捕させないようにしました。

4.角栄側の人間の不審死

ロッキード事件に関しては角栄の味方をした人たちは不審死しています。具体例としてはまずロッキード事件はアメリカによる謀略だと分かっていた日経新聞記者の高松康雄さんは自宅で変死しています。また、田中角栄さんの運転手の笠原正則さんも一酸化炭素中毒で変死しています。他にも一部のアンチ清和会の人間が変死するなど真相を知ろうとしていた人たちは死に至っています。この時点でロッキード事件を起こした人たちは角栄への怨みはあってもおかしくないですね。

キッシンジャーが加担してた

創価学会と絡みのあるキッシンジャーがロッキード事件に絡んでいたそうです。簡単にいえばロッキード事件の時に色々仕組んで角栄を潰したのかなと思われます。きっと日本のために動く角栄が嫌だと思ったんでしょうね。ちなみにキッシンジャーは角栄のことをこのように評価しました。

汚い裏切り共の中で、よりによって日本人野郎がケーキを横取りした(田中角栄の日中国交回復のことを言っています)

自分に従順じゃない人が嫌でしょうがないんでしょうね。これを見てもキッシンジャーは悪そのものですね。

まとめ

駿台の時の日本史の先生がアメリカに逆らったら角栄のような仕打ちになるぞと言っていました。それがすごく印象に残っています。。ですが、角栄はその事実はあったとしても日本を取り戻したいからアメリカファーストにさせないって心して決めていたんでしょうね。それだから人気だったのかもしれませんご。それなのに、その希望はロッキード事件で壊されましたね。これを見ても、DSに逆らったら潰されるのが現実だったのかなと思います。以上です!最後まで読んでいただきありがとうございました。

りかちゅう