なぜ労働者は奴隷と言われるのか?:労働者奴隷説

どうも、りかちゅうです!労働者は奴隷だという発言は聞いたことはありますか?おそらく、この記事を読んでいる誰かしらは聞いたことがあるはずです。また、奴隷だと唱えている人もいることでしょう。ここに関しては間違いないです。所詮経営者の駒でしかないです(働きやすい環境を作ってくれるなど人思いな経営者の元にいればいいものの、そうじゃないことが大半です)。また、労働の割には高い税金や保険料を払わないといけないのが現実です。それ故に労働者は奴隷だなんて言われることはあります。ただ、他にも理由があります。ですので、この記事にて色々話したいと思います!

労働者の定義

労働者といえば会社員やフリーターをイメージするかと思われます。たしかに、それは間違っていないです。ですが、一応労働者の定義を見ていきたいと思います!労働者の定義に関しては労働契約法第二条にこのようなことが書かれています!

使用者に使用されて労働し、賃金を支払われる者

この定義を見ても会社員、フリーター、バイトはは紛れもなく労働者ですね。また、身内内であったとしても雇われて仕事していたら労働者としてみなされます。

労働者の基準

定義としてはこんな感じです。それで、追加すると労働者には5つの基準があります(1985年12月、労働省労働基準法研究会が提示したものです)。では、どのようなものか?

1.仕事の依頼を断る自由がない

多少のことならば交渉すればなんとかなるかもしれません。ですが、基本的には断れない感じかと思われます。残業しないといけないのがまさにそうですよね。もし、断り放題ならばみんな仕事しなくなるかと思われます。

2.業務のやり方を指定される

これも工夫していい点はあることにはあります。ですが、ベースのところは指定されているはずです。場合によっては言いなりにならないと許されない環境もあります。

3.時間、場所を拘束される

勝手に家で仕事しますなんて言えないですしね。反対にテレワークと言われたら会社で働きたくても働けないです。また、時間も決まった時間があるのが王道です。

4.業務内容が他人でも代替できる

引継ぎができる仕事ということですね。特殊性がありすぎるのは良くないと言っても過言ではないです。

5.仕事の成果と報酬があまり連動しない

成果があっても報酬が低いなんてことはあるということでもありますね。実際に窓際族のお偉いさんの方が給料は高いなんてことはありますしね。

※場合によっては全部当てはまることはないです。ですが、一応の基準です。

労働者のメリット

これ見ると労働者ってなんなの?窮屈と思うかもしれません。ただ、労働者にはメリットがあります。まず、日本にいる限りクビになる可能性は他国より低いだけでなく、固定給も入ってきます。フリーならば稼げない人はとことん稼げないです。そう考えるとワンチャン会社をATMにできます。

また、労働者には労基法と言って労働者を守るための法律があります。労働時間に関することは労基法に書かれています。一方で、経営者を守るための法律はないです(日本に限った話かもしれませんが)。要は法的に守られている何かがあることからいざという時に救われるのは労働者であるということです。

労働者が奴隷と言われる理由

たしかに、労働者にはメリットはあります。ですが、奴隷とは言われてしまいます。ではなぜなのか?

1.手取りと額面のギャップ

これはみんながみんなして悩んでる奴ですね。額面から色々引かれているからこそなんなんだよとなる人はいるかと思われます。これは高収入の人の方が悩む点かも知れません。聞いた話では額面での年収は1500万円なのに実際の手取りは半分くらいらしいですよ。この要因は所得税です。累進課税のため年収が上がれば上がるほど引かれます。これを聞いてもお国にどれだけのお金が取られてるんだよってなりますよね。働いたら罰金レベルの話です。また、微妙な感じの低所得な人でもそれなりの額は払わないといけないため色々うざいなと思います。

2.所詮は利益を生む駒

悪い言い方をしたら労働者なんて利益を産むための駒ですよ。雇う側は利益を生まないとやっていけないです。となると、雇われる側は利益を産むためにガムシャラにやらないといけないという使命があります。まあ、雇う側も人件費をかけて雇っているのは分かっちゃいますよ?ですが、クソみたいな奴が駒扱いしている事実があるからこそ労働者なんて奴隷だぁみたいな考えについなってしまいます。

3.労働時間や業務のやり方が指定される

先ほども述べたように労働者は仕事をする時間なんて自由に決められないです。むしろ、指示に従わないといけないです。また、業務のやり方だって裁量制をやっている所はあるものの、大半は指定されています。それもあってやり方などをより良く変えたいと言っても通じないなんてことはあるあるだす。このように、何かしら制限がかけられている時点で上の人間の言いなりにならざる得ない感じではあります。

りかちゅうさんは誰からそのネタを聞いたの?

初カレから聞きましたwwwww。ちなみに大学時代の話でもう別れてます。その人は投資家の人で自分で稼いでいた感じです。それで、労働者は奴隷だとひたすらに言っていましたね。高い税金は払うし、会社の言いなりになるときはなる、残業しないといけないなど。

たしかに、フリーで生きるのはリスクがあります。ですが、その発言は間違ってはいないなとは思います。特に労働者として働いたとしても税金や保険料で取られる額は何年増えています(フリーの人も取られますが工夫はできると思うのに)。働いたのに金取るなよと思いますけどね。また、楽しく働けてなかったら苦痛でしかないです。このようなことを踏まえると労働者は奴隷だと言われるのも無理ないなと思います。

何が正解なんだろうね?

なんか、まだあれなんですよ。労働者なんて見方によって奴隷ではありますよ?ですが、やりがいを感じる、仲間と楽しく仕事ができるなどポジティブな気持ちで労働者をやっているならばそれはそれでいいのかなとは思います。幸せに生きていることでもありますし。それに対してフリーでいくら自由に働けているとは言えどもお金が稼げていない状態だと生活的に困難で幸福度も何もないです。また、経営者としてお金があっても多忙だったら過労死してもおかしくないです。

このようなことを踏まえると何が正解なのかなと思うことはあります。ただ、少なくとも言えることは日本の仕事満足度は低いだけでなく、手取りはどんどん減っているのは紛れもない事実です。それ故に労働者奴隷説が謳われてしまうのも無理ないです。

まとめ

労働者がいいのか、フリーで生きるのか、雇う側になるのか。選択肢は様々ですが答えという答えはないです。私的には奴隷と分かりながらも楽しく働けてるなら労働者でも良いんじゃないのとは思います。人の人生ですしね。また、労働者のような働き方が適している人だっています。それ故に奴隷扱いでいることを100%否定はできないです。ですが、これだけは分かって欲しいです。それはどう足掻いても労働者奴隷説は変わらないということです。ですので、分かった上でどうしていきたいかを考えればいいと思います(個人的には一度は労働者はやった方がいいです)。以上です!最後まで読んでいただきありがとうございました。

りかちゅう