借金!大学の奨学金制度の問題点

どうも、りかちゅうです!大学に通ったことのある人ならばある制度を使った人はいるのかなと思われます。それは奨学金制度です。私も奨学金制度は使っていました。あれって在学中はありがたいとは思うかもしれません。一人暮らしの人とか奨学金から賄ったことあるって言っていましたからね。ですが、大人になったら奨学金の存在は厄介になってくるかと思われます。なぜなら、毎月返さないといけないからです。まだ、ちゃんと稼げている人ならばなんとかなるとは思います。ですが、そうでない人からしたら返済が苦しいってなるかと思われます。また、猶予や免除申請しないで返済をしていなかったらなかなか大変なことになります。このように、いいものではないのが明らかです。ですので、この記事にて話したいと思います!

大学ってどれだけかかるの?

とりあえず、大学ってどれだけかかるんだよと思いますよね?これは私立か国立によって変わります。国公立大学の場合ですと4年間で 約240万円~260万円です。一方で文系私立だと約390万円、理系私立大学約540万円です。もちろんどの学校に通うのかにもよりますがそれなりにお金がかかることは事実です。貧乏だから国立目指せって言っても4年間で240万円以上かかるなんて衝撃です。それを払えない人はもう諦めるしかないですよね。というか、つまらない授業なのにこんなにお金がかかることが問題です。なんかもう就活のために通っているようなものでしかない気がします。参考までになんで高いのかに関してはこちらの記事を見てください!

高すぎ!日本の大学の学費が高い理由

奨学金制度とは?

このように、大学の費用は高いです。そこで、日本では奨学金制度というものがあります。では、どのようなものか?

概要

奨学金制度とは経済的な理由で勉強に対して意欲ある学生が進学を諦めてしまいようにするために進学にお金が必要な学生に向けて学費の付与や貸与を行う制度です。日本学生支援機構という機関がそのサービスをやっています。ちなみに、奨学金を借りる学生は2004年の23.3%から2014年には38.7%に増加しているそうです。今ならばもっと増えているのかなと思われます。また、種類としては借りたお金を返す貸与型と返済しなくていい給付型の2種類があります。まあ、基本的には貸与型の奨学金を使っている人が多いのかなと思われます。

いつ返すのか?

まだ給付型ならともかく貸与型ならばいつ返すのと思いますよね?卒業してからです。月に1.4万円くらい引き落とされる感じです。ただ、もし失業してしまったり返済が困難だったりした場合は申請すれば返済猶予をすることもできます。反対にお金が溜まっているならば一括で返済できることも可能です。

何が問題点なのか?

以上が奨学金制度の概要です。要するに、卒業してから借金を抱えるということになります。この時点で問題ですよね。無利子だったとしても借金ですからね。ただ、それ以外にも問題があります。ですので、今から話しますね!

1.値段の割に授業が有意義でない

学費が高い割につまらない授業だらけかなと思います。特に文系なんてそんなもんです。それなのに高いお金を払うだなんて無駄だなと思ってしまいます。100%無駄とは言いませんがお金の割にはと思いますね。また、社会に出るにあたって必要なことを教えてくれません。お金のことや会社の裏側など。それなのに社会に出て働けなんて無茶振りです。だったら大学で色々教えてもいいのかなと思ってしまいます。まあ、大学に行ったからこのような問題点に気づけたんですけどね。

2.借金ができることになるから

先ほども述べたように奨学金も借金の一種です。闇金みたいに質の悪いものではないものの借金は借金です。それを社会人になってから背負うことになります。しかも安い額ではないですからね。なんか借金はしては行けないって言われているのに借金をさせるって矛盾していますよね。これだとお金のために働かないと行けないみたいなプレッシャーがついてしまいます。それもあってなのか日本は卒業したら就職って流れができてしまうのかなと思われます。

3.救済制度が不十分

奨学金は返還困難者に対する救済制度が不十分であると指摘されています。猶予に関しては生活保護の受給とけがによる就労不可の場合には対象期間中は認められるそうです。それならばまだいいですよね。ですが、年収300万円以下の場合には10年間の期限が設けられています。となると、もし10年経って年収が上がらなかったら返還猶予は期限切れとなってしまうのです。自動的に引き落としですね。一応そういう時のために減額返還の制度もあります。ですが、月々の返還額が半分になるだけで返還総額は変わりません。返済する年は伸びますしね。

※返還免除は死亡や重度の心身障害を負った場合のみだそうです。

 

4.厳しい取り立てがある

何も申請などしないで返済ができない状態になったらどうなるか気になりますよね?結論から言いますと取り立てられます。

まず滞納3ヶ月以上で個人信用情報機関ことCICにブラックリストの人としめ登録されます。闇金でもないのにまさかこって感じですよね。それ故にたとえ延滞が解消したとしても5年間はローンやクレジットカードの審査が通りにくくなります。3ヶ月だけでもここまで厳しいとは思ってもなかったです。しかも、それだけではないんです!滞納3ヶ月から9ヶ月までは債権回収専門会社による取り立てが始まります。どういう取り立てかは分かりませんが精神的にキツいはずです。お金がなくて払えていない人もいますし。申請し忘れると地獄とはこういうことですね。そして、9ヶ月を超えると自動的に法的措置に移行します。この場合、奨学金の一括返還を求めるそうです。もしそれを払えるお金がなかったらツムツムでしかないです。もちろん、その督促に応じなかった場合には訴訟を起こします。もし払えそうになかった場合はすぐ連絡取るのが妥当ですね。

大学ってそこまでして行くものなのか?

大学に行くことを100%否定するわけではないです。ですが、奨学金という借金を抱えてまで行かないと行けないものなのかと言われるとちょっと違うような気がします。だって、あれ借金ですからね?大人になってからたくさん稼いで返せる人ならばまだしも奨学金を返すのが困難な人だっています。それなのにその制度がまかりと思っていることがなんか問題だなと思われます。しかも、あんな高いお金を払ったとしてもただ、遊んで終わってしまった人だっていますからね。それならば行かなくても良かったのではと思ってしまいます。遊んでいる人ほどなんで通っているのかとか分かってないんでしょうね。就活に有利にするよるために通うようなものとか思っていないような気がします。

まとめ

借金をしてはいけないって発言はありますよね。まあ、しないほうがリスクは低いですからね。借金を背負ったら返さないといけないですから。それなのにもかかわらず、借金をしてでも大学に行くっていうのが日本です(借りなくてもいい人はそれまでですけどね)。なんか矛盾していますよね。しかも、社会人になった瞬間多額の借金を背負うことになるなんてなかなかハードモードです。やはりお金のないために働かせるように作られているんですね。このようなことを踏まえても、奨学金制度っていいものではないなと思います。以上です!最後まで読んでいただきありがとうございました。