病気を予防!ワクチンとは何か?

どうも、りかちゅうです!予防接種などでワクチンを打つなんてことありますよね?私もインフルなど何かしらのワクチンを打ったことはあります。それくらいワクチンは身近なものではあります。ただ、それなのにもかかわらず、ワクチンのことをきちんと知っている人は思ったよりも多くないのかなと思われます。実際に私もワクチンに関することは最近になって興味持っている感じではあり今まで知らなかったことは普通にありました。特に、何をもってワクチンとするかに関しては考えてもなかったです。ですので、この記事にてワクチンとは何かに関して話したいと思います!

ワクチンとは何か?

ワクチンというものは何かが曖昧な人もいるとは思うのでおさらいとしてワクチンとは何かについて話しますね!

概要

ワクチンとはウイルスや細菌などの微生物が体内に入り増加することにより発症する病気こと感染症を予防するためにあるものです。世の中には細菌やウイルスなどさまざまな病気を引き起こす原因となる微生物がいるのは事実です。それを病原体と言います。それで、このような病原体が体の中に入ると病気になったり死んでしまったりします。いわゆるインフルが感染症の一種ですね。

ですが、人間には一度入ってきた病原体が再び体の中に入ってきても抵抗する仕組みがあります。なぜなら、体が入ってきた病原体を覚えていることから戦う準備をしているからです。それ故に、再度病原体が入っても病気にかからなかったり重症化しないようにしています。それが免疫と言います。もちろん免疫力がある人の方が感染症にかかりにくいです。

ワクチンの仕組み

ワクチンの仕組みは免疫を利用したものです。どういうことかと言いますとワクチンを接種することで、身体に病原体に対する免疫を作り出します。ただ、自然感染のように病気は発症させません。病原体の毒性を弱めたり、無毒化にしたりするなど安全な状態にして接種させるという形で免疫を作ります

パスツールはこのような発言をしたそうです。

強い病気を起こすものから弱い病気を起こすものを人工的に作り出してそれをワクチンにする

この発言によって現在でも広く普及しているワクチンの原理を構築しました。また、1900年代には新しいウイルスや細菌が見つかると同時に、鳥の卵を使ってワクチンの原料となるウイルスを増やす製造するやり方や人工的に人工的に細胞を培養する方法などが開発されるようになりました。そして、生ワクチンな不活化ワクチンへなども開発されたことから安全性も向上しました。生ワクチンや不活化ワクチンに関しては後ほど話しますね。それで、このような活動によって1980年にはついに長年人類を苦しめていた天然痘の撲滅宣言がありました。WHOが言い出しっぺです。ちなみに天然痘はワクチンによる疾病制圧の最初の例です。他の病もそうなってほしいですね。

ワクチンの役割

このように、ワクチンとは自分が病気にかからないようにする。または症状を軽くするようにするためにあります。ですが、ワクチンの役割はそれだけではないです。自分が接種することで周りの人に感染するのを防ぎます。ですので、ちゃんとしたワクチンの接種をする人が増えれば感染症対策にはなります。

ワクチンの歴史

というか、ワクチンってどうやって出来たんだよと思いますよね?正直な話、私自身よく分かっていないです。ですので、ワクチンの歴史についても話したいと思います!

ワクチンの始まりは1798年です。イギリスの開業医エドワード・ジェンナーという方が牛痘という牛がかかる天然痘に用いた天然痘予防の際に今のワクチン療法を用いました。

 

その後、おおよそ100年がたった1880年代にフランスのパスツール、ドイツのコッホによって微生物に対するワクチンの基礎が作り上げられました。

ワクチンの種類

ワクチンとは言っても種類は複数あります。ですので、ワクチンの種類も紹介しますね!

1.生ワクチン

生ワクチンとは生きたウイルスや細菌の病原体を症状がでないように限りなく弱くした状態にしたものを利用したワクチンです。要は弱毒化した病原体を利用したワクチンと思えばいいです。このワクチンに関しては弱毒化された病原体が体内で増殖することから 接種後に発熱や発疹などの症状が出ることはなくもないです。ここに関しては運もあります。ただ、自然感染に近い状態で免疫は付けられることから効果はあるとは言われています。

2.不活化ワクチン

培養して増やしたウイルスや細菌の病原体を加熱処理、紫外線照射などをして病原性をなくしたワクチンです。生ワクチンの場合は弱毒化ではあり病原体はありますが不活化ワクチンは病原体はないです。また、ワクチンによっては有効成分だけ取り出したものもあります。もちろん、生ワクチンのように接種してから体内で増殖することがない点からしたら安全性は高いです。ですが、生ワクチンと比較してワクチンの効果が低いことから何回か接種しないといけないこともあります。

3.トキゾイド

このワクチンは生ワクチンや不活化ワクチンとは違って有名ではないです。ただ、あることにはあるので紹介しますね!トキゾイドとは病原体ではなくそこから出る細菌毒素だけを取り出します。それで、ホルマリン処理を行って無毒化したわくちんです。免疫を作る能力を維持をしますが有毒な毒素はありません。このワクチンも不活化ワクチンと同様に複数回の接種が必要なこともあります。

ワクチンの投与方法

 

遺伝子ワクチンはワクチンではない?

今の時代には遺伝子ワクチンというものも存在します。ただ、そのワクチンはワクチンとはみなさないという医者もいます。なぜなら、そのワクチンにはウイルスの病原体がないからです。じゃあどうやって抗原を作っているのかって?それは人間の身体で作られています。でも、なんでワクチンとはみなさないと言ってる人がいるのかって?それは病原体を使っていないからです。要は病原体を用いているものをワクチンとみなすということですね。また、遺伝子ワクチンは病気を予防しません。むしろ、悪化させます。ここら辺に関しては後ほど話したいとは思います。

要は病原体を使ったものでないし病気予防になってないからワクチンではないと主張している人もいるということです。何をもってワクチンとするのか。今一度考えるのもいいかもしれませんね。

まとめ

私は理系ではないです。医者でもないです。それもあって難しい点はあります。例えばワクチンは病原体を用いていないといけないものなのかということにそうですとも断定はできません。ただ、私的に思うこととしては感染症の予防になっていないものはワクチンではないのかなと思います。なぜなら、ワクチンとは感染症の予防のためにあるものではあるからです。確かに、100%防げるとはいえないです。ですが、免疫力も何も高める見込みのないものや悪化させるワクチンとは言えないなと思っています。むしろ、ワクチンもどきです。ワクチンのふりした違う何かです。

要するに、今の時代生ウイルスは不活化ワクチンは王道ではありますがそうではないワクチンも発明されてはいます。その際にきちんとしたワクチンなのかは確認した方がいいと思います。以上です!最後まで読んでいただきありがとうございました。

りかちゅう