合理的に考えよう!PDCAを回す意義!

どうも、りかちゅうです!よく仕事などで「PDCAを回そう」みたいな発言は聞くかと思われます。優秀な会社ほどそこら辺の意識は強いです。なぜなら、PDCA を回すことによって合理的に仕事をすることができるからです。反対に、回さなかったら計画などもきちんと立てられていないのはもちろんのこと、何を改善したらいいかも分からないです。それ故に、何も進歩しない状態になってしまいます。非合理ですよね。要は、PDCA とは合理的に物事を考えやすくなります。では、具体的にどうやって回すものなのか?この記事にて話したいと思います!

PDCAとは何か?

というか、PDCA って具体的にどういうことなんだよとなっている方もいるかと思われます。ですので、まずはPDCAとは何かについてから話したいと思います!PDCAとは1950年代、品質管理研究の第一人者であったアメリカの統計学者ウィリアム・エドワーズ・デミング博士とウォルター・シューハート博士によって提唱された用語です。

ちなみに、語源はPlan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Action(改善)の頭文字を取ったものです。それで、意味としては物事を始める時には計画を立ててから実行し、その行動を評価して改善するというサイクルを行うことです。要は継続的に改善を促すための手段の1つです。また、よく「PDCAを回そう」みたいな発言はありますがこれはPDCAの最後のステップことAction(改善)が終了したら、また最初のPlan(計画)に戻って循環させることを意味しています。

PDCA の詳細

以上がPDCA に関する概要です。次に、PDCA の4つの詳細について話したいと思います!

1.Plan(計画)

目標の設定や目標を達成するためにどうしたらいいかの計画を立てることです。何事にも計画は必要です。その際に、5W2Hの要素を意識して考えると分かりやすくなります。ここに関しては計画は変わるとはいえそれなりには考えたほうがいいです。なぜなら、スタート地点だからです。具体的には数字で把握できる指標を積極的に用いるなど具体的に設定することが大切かと思われます。

2.Do(実行)

言葉通り計画立てたものを実行することです。ただ、計画にきっちり従って遂行していくだけではなく試行という意味も含まれています。ですので、計画を実行して有効だったのかや別の方法はあるのかを検証する段階でもあります。ですので、一度全部を行うことはしなくていいです。また、目標の進捗度や結果や計画通りに進まない原因などを記載することも必要です。

3.Check(評価)

実行したことに対しての評価ですね。具体的には設定した目標が達成できているかや計画通りに実行できたかを評価します。それで計画通りに進まなかった場合は、その原因の分析をします。一方で、計画通りに事が進んだ場合は成功要因の分析を行います。その際に数値など具体的根拠があるとより分かりやすいかと思われます。

4.Action(改善)

評価したことへの改善です。評価の段階で明らかにした分析・検証課題などに対する改善点を考えていきます。その際に、引き続き計画通りに進めるのかや計画を中止するのか、今度どうやって改善するのかなどを考えたりこの先の課題を検討、決定したりしていきます。

PDCA を回す意義

以上がPDCA の流れです。一見プロセスとしては長いなと思うことはあるかもしれません。ただ、PDCA を回すことには意義があります。では、どのような意義があるのか?

1.何をするべきか明確になる!

ここはデカいと思います。もし目標がなかったら本来達成しないといけなかった着地点とズレてしまったり具体的な施策が考えにくくなります。また、どのように行動していいかなども分からなくなってしまいます。反対にPDCAを回すことで目標達成や問題解決に向けた道筋を立てたりやるべきことが明確になったりするのかなと思われます。

2.無駄なことをしなくていい

PDCAを回すことによって何かしらのチェックがあるからこそ効果がなかったものややったらマイナスになったことが明確になるかと思われます。このような行為って無駄ですよね?ならば、次はやらないという判断をするはずです。むしろ、しなかったら馬鹿です。このように、やっても無意味なことがきちんと分かるため時間を無駄にすることはないのはもちろんのこと正しい選択をすることができるのかなと思われます。

3.課題や不足が分かりやすい!

PDCAは最初の段階で、数値的指標などで目標が設定されます。そして、その目標の達成実現に向けて集中し、行動していくことで成果や失敗、達成度や未達成などが明確に見えることができます。それによって、どうやって行動すれば改善できるのかや何を変えれば向上できるのかを論理的に考えることができるようになります。

上手く回す方法

まずは目標設定は明確にすることです。曖昧にすると着地点が見えなくなります。その際に、シンプルで実用的な設定が妥当かと思われます。なぜなら、計画に関してな途中で方向転換とかもあるからです。全てが計画通りになるとは限らないということですね。

あとは失敗原因を分析することは必要です。成功したときもそれは必要です。作業的にPDCAを回していたとしても効果はないですしね。ただ、失敗した時の方が次のために大切です。なぜなら、どこでつまづいたのか、なんで失敗してしまったのか、目標達成するために不足していた点などに気づき、改善ですすることができないからです。ですので、もし上手くいかない点があった場合は徹底的にその原因を調べないと次に進めないです。

日常生活でも使える!

PDCA と聞くと仕事をイメージするかもしれません。それはそうです。ビジネス用語ではありますから。ただ、PDCA サイクルに関しては日常生活でも使うことができます。例えば、おしゃれ!まず、自分が求めているヘアアレンジを計画して実行します。それで、予想通りにできたのかやそうじゃないかに対して評価し、もし上手くいかない点やより良くしたい点があったら改善し再度計画を立てる。簡単な流れかもしれませんがPDCA はきちんと回っています。また、回すことによってより合理的に計画が立てられているかと思われます。

だからこそ、皆さんには日常生活でもPDCA を回して欲しいなと思います。そうすることで今まで無駄なことをやっていたと思うことは多々あるかと思われます。

まとめ

この記事を書いた理由は世の中PDCA をきちんと回せている人ってそういないのかなと思ったからです。少なくとも、日本に関しては日常生活でPDCA を回せていない人をよく見かけます。もしいたらもっと論理的に考える人は増えているはずです。また、世の中の流れにだけ沿って生きるなんてことをしないかと思われます。むしろ、世の中の流れに違和感を感じるはずです。

まあ、こんな世の中になってしまったのも教育方法の問題もありますけどね。少なくとも日本教育には検証する機会がなさすぎます。ただ、そのままではダメです。なぜなら、そのままにしておくことで散歩する見込みがなくなるからです。ですので、今からでもいいのでPDCA を回すことを意識した方がいいと思います。以上です!最後まで読んでいただきありがとうございました。

りかちゅう