なぜ流行が起こるのか?:流行と同調効果

どうも、りかちゅうです!流行に乗る人は乗ります。まあ、そんなのは個人の自由なんですけどね。私だって乗りたいと思うものは乗ります。ただ、何も考えずに乗るとは間違っているとは思います。そこにお前の意志があるのと問いたくなりますね。これはTwitterのフォロワーさんも同じようなことを言っていました。だからこそ、疑問に思うことがあるんです。それは流行ってなんで起きるのかということです。誰かの都合で流行りが作られブームが起きるこの現象。自然にできているからこそ興味があります。ですので、この記事にて話したいと思います!

流行とは何か?

流行とは時代による流行りであることは確かではあります。ただ、この意味を深掘りするとどうなるのか?まずはそこから話したいと思います!

まず流行とは群集心理において現れる現象です。群れないと流行なんて作れるわけないですからね?このようなことを踏まえると、流行とはある社会集団の中で、一定数の人たち、一定の期間、ある意図に基づいて同じような集団行動をとるように心理的に誘われることです。アナ雪が流行ればアナ雪をみんなが見に行くし、コロナで騒げばみんなして騒ぐ感じですね。

流行の特徴

でも、最初は誰もしていないことが流行るとなるとその火付け役となる人は誰だよとなりますよね?それはTVやインフルエンサーの発言などでしょうね?もちろん、誰かしらの都合によって作られるものですよ。そして、分かって欲しいことは流行の特徴です。特徴は2つあります。1つ目は範囲の限界があります。どんなに頑張っても100%浸透しません。2つ目は期限があることです。ずっと同じものが蔓延することはないです。気付いたら飽きられているなんてこともありますからね。ただ、流行は周期的に訪れます。ですので、また別の機会に再ブレイクすることもあります。

流行の仕組み

流行の概要はこんな感じです。とにかく、普及側と受容側がいて初めて認知されるものであるものだということは分かってもらえると嬉しいです。ただ、詳細として流行にはどのような仕組みがあるのか?

1.イノベーターと初期採用者

イノベーターは流行に敏感な人がなる存在です。流行となる前にその内容採用しないと流行りません。となると、イノベーターの好みの内容が採用されることになりますね?そして、その流行をとりいれる初期採用者が存在します。この存在のおかげで流行の兆しが見え流行となるのは時間の問題ではあります。

2.前期追随者と後期追随者

流行に気づいた人々のことを前期追随者と言います。前期追随者の活動が盛んな時は流行をとりいれる一般的な期間でもあります。そして、それに遅れて取り入れるのが後期追随者です。このような人達が取り入れることには流行のピークは既に達しているため、少し流行が遠のいています。時代遅れと言われてもおかしくなさそうな人達ですね。

3.遅滞者

いわゆる流行遅れの人ですね。この時には既に流行は廃れ次の流行へと移行している時期であるからこそその流行りを取り入れても無意味なこともあります。

流行が起こる理由

先ほどの流れによって流行の波は出来上がります。それで、流行の範囲限界は前期追随者の取り入れ人数によって決まります。また期間の限界は後の後期追随者、遅滞者の人数の逓減率で決まります。でも、なんで流行が起こるんだよと思いますよね?ですので、今から話したいと思います!

人間は皆と同じでありたいという気持ちはあるものの、他人とは別でありたいという気持ちもあります。どっちやねんって思いますけどねwwwww。それで、同調することで自分の正しさの確認と、安心感を得られます。これが同調効果です。合わせないといけないような環境ほどこの効果はあります。ただ、それだけでは終わりません。人間は安心感によって独自性を追求することでアイデンティティの確立を図りたいと考えらようになります。要するに、この相反する考えのもと、流行は起こるかなと思われます。

同調効果の事例

まあ、予想はしていたんですけどね。流行は集団心理や同調効果によって作れるものであると。とは言えども、具体例があった方がいいと思います。ですので、ほんの一部ですが同調効果の事例を挙げますね。

1.いじめ

個人的にはいじめめ同調効果だと思います。基本的には主犯格がうざいからいじめるのがきっかけです。となると、大半の人は面白がっていじめに加担しているとしか言いようがなくなります。本来ならば当事者内で解決すればいい話なんですけどね(いじめる側の意見に賛同して加担する場合もありますが)。それで、ターゲットが変わればみんなしてその人をいじめる。この流れって流行だとしか言いようがないです。今思うと学校のいじめなんてそんなもんだなと思っています。もちろん悪い流行ですよ。

2.人気の商品

王道ですがみんなが買うから買うもまさにそうですよね。特に期間限定品ほどそのような現象は起きるものだと思っています。スタバの新作とかそうですよね。店によってはリリース前後はなぜか売り切れているなんてことありますからね。余談なんですがスタバの新作でまずいのあった記憶があります。たしか、私が大学1年の時だった気がします。チョコレート系なのに不味かったので本当にドン引きしました。Twitterでリサーチしましたが不味いという声はありました。そう考えると流行としてあれこれ言われていてたとしても良いものであるとは限らないですね。むしろ、言うほど良いものではないものだって普通にあると思います。

流行に乗る人の特徴

流行に乗る人、乗らない人が世の中にはいます。乗らない人は本当に乗らないと思いますね。ただ、大半の人が乗ります。なんでなのか?まず、流行に乗る人ほど他人に物事を委ねています。酷い人だと流行の内容とか吟味しないでただ乗っかっているなんてこともありますからね?流行っているものが良いものだと思い込んでいるのかもしれませんね。また、流行に乗れば目立てるみたいに考えている人も自分に適しているかを考えないで乗るなんてこともあると思います。詳しいことはこちらの記事を見てください!

流行に乗ってしまう人の特徴と事例

まとめ

流行って大衆の流行と個人的な流行の2つがあると思います。大衆の流行は鬼滅の刃、タピオカなど周りが取り入れているものですね。一方で個人的な流行は自分の好きなものです。私を具体例とするならば高校の時はジャニーズガチ勢だったのに大学4年の時はさんみゅ〜が好きでした。これで終わるのかと思いきや社会人になったらJuice=Juiceを好きになるなどずっと同じ人を好きというわけではないです(ざっくり言うとこんな感じです)。むしろ、自分の中のトレンドによって左右されます。

このように、人間には流行というものは2つあるはずです。個人的な流行に関しては自分で振り返ってみてください。それで、思うこととしては大衆であれ個人であれ流行なんて結局欲望処理装置なんじゃないのかと思っています。学習したい内容の変化だって学習意欲という名前の欲望です(良い欲となるときもあります)。たしかに、100%否定する気もないです。私だって自分の流行がありますし。ですが、流行によって流されることはあるということは分かりながら流行に乗らないと自分がなくなると思います。以上です!最後まで読んでいただきありがとうございました。

りかちゅう