なぜ2022年の日本は円安が進んでいるのか?

どうも、りかちゅうです!2022年の為替はどうもキチガイだなと思います。FXをやっていた私だからこそなんじゃこりゃと思うばかりです。それは円安が異様なまでに進んでいることです。私自身、大暴落で円高になるところは何度も見たことあります。ですが、ここまでずっと円安が進んでいるチャートは見たことないです。イレギュラーなことがあるんだなとこの時点で察せます。そのせいで物価が上がっていることには不満でしかないです!ただ、そうなっちゃう理由もあります。私的にはうざい理由ですが納得しちゃいますね。ですので、この記事にて話したいと思います!

円高と円安とは?

円高とは言葉通り円の価値が高くなっていることです。だからって、好景気ではないとかもありますけどね。リーマンショックの時がまさにそうですよね。一方で円安は円の価値が下がっていることです。ちなみに円高の場合は1ドル80円と円の額が下がっています。一方で円安は1ドル120円と円の額が上がっています。紛らわしいですよね?ですが、1ドルを買うために必要なお金が高い=ドルの価値が上がっているという意味があるため円の額が高くなればなるほど円安なんです!ここに関しては慣れるまでこんがらがるかと思われます。私も小学校の時塾で習っていましたが混乱していました。

円安のメリットとデメリット

以上が円高と円安の話です。当たり前の話ですが1番いいのはちょうどいい額であることです。ですが、現実は上手くいかないことが多いです。それで、今回のテーマこと円安の場合はどのようなメリットとデメリットがあるのか?まずメリットとしては出国する時がお得です。円に換算する時を想像してください!1ドル100円よりも1ドル200円の時に換算した方が元が取れますよね?また、日本は車産業が盛んなため円安だと輸出した時に有利になります。

一方でデメリットとしては旅行する時に不利になるだけではないです。輸入する商品をドルで払わないといけないため食料自給率が低い日本だと物価が高騰してしまいます。ちなみに食料自給率に関しては高度経済成長の時にみんなして都会に出たことから農業が廃れ低くなりました。ここに関してはまだ給料が上がっていればいいんですが日本はそういうわけにはいかないので物価が上がるというのは致命的です。

※詳細に関してはこちらの記事に書かれています!

円安であることのメリットとデメリット

2022年は円安が進んでいる理由

このように、円安だとメリットはあるもののデメリットもあります。物価に関しては深刻かと思われます。にしてもどうして2022年はこんなにも円安が進んでいるんだよと思いますよね?今からその話をしたいと思います!

1.貿易収支が赤字だから

貿易収支とは一定期間における輸出と輸入の差額を示す経済指標です。当たり前ですが輸出額が輸入額を上回る状況を貿易黒字で輸入額が輸出額を上回れば貿易赤字です。日本では財務相が公表しています。ちなみに、直近だとこんな感じです!

これを見ても今のところ2022年は赤字ですね。1月から赤字になっていますね。となると、日本は円安になる可能性が高くなっています。でも、なんで貿易収支が赤字なのかって?それは原油価格の上昇などにより輸入する際に発生するコストが大幅に増えてしまったからです。また、赤字であるということは海外に支払っている額の方が高くなっています。きっと原油の高騰が落ちつかない限りは円安になりかねないですね。

2.他国との金利差が拡大したから

日本と他国との金利差拡大の影響で円安になっています。為替相場は政策金利の変動に大きな影響を受けやすいです。具体例としては2020年3月にアメリカの中央銀行にあたるFRBが新型コロナウイルスによる経済へのダメージを軽減するために金利を引き下げてほぼゼロ金利にしました。そうすることで企業や個人がお金を借りやすくなります。そして、投資だったり消費として使うから世の中に出回るお金が増えて結果的に経済が活発になります。それで、利下げすると通貨は安くなります。

では日本はどうなのか?今のところ日本だけがゼロ金利ですよね?それ故に円安が進んでいるのかと思われます。

3.黒田総裁の発言

日銀の黒田総裁は2021年からずぅと「悪い円安」「円安の弊害」を指摘する声に耳をかたむけないで2022年に入ってからも「大規模緩和はプラスなので、粘り強く続けて目標を達成することが一番重要」と言っています。なんでこんなことを言っているかはわかりませんが何か裏があってもおかしくないです。ただ、日銀がちゃんとした対策をしない限り金融政策格差は大きくなるかと思われます。

4.通貨の価値が弱くなっているから

為替相場の変動は成長率の強弱が通貨の強弱が関連します。ですが単純ではないです。ですが、その単純は過去1年のG7の通貨にはまかり通っていました。こちらを見てください!

こちらは2021年G7各国・名目実効相場の変化と実質GDP成長率です。日本はいつまでも新規感染者数の水準にあれこれ言って行動規制をしていました。この違いが成長率の違いにつながったのかと思われます。時短営業やら緊急事態宣言なんてやっても無意味どころか経済的打撃を与えるのによくやってるよなと思うばかりです。いや、政府達はわざとやっているとしか思えません。

※統計はこちらの記事を参考にしました!

https://toyokeizai.net/articles/-/538564?page=4

今後はどうなるのか?

今後はどうなるかに関しては分からないです。ですが、少なくとも2022年のうちは円安になる可能性はなくもないです。原油のことやウクライナ問題もありますからね。ウクライナに関してはウクライナ側にいい加減に諦めろと言いたくなりますが諦める気がしないですね…。でも、個人的にはFXをやっていたので年末にいきなり大下落みたいなことがあったら面白いなと思っています。泣き叫ぶ人は出てくること間違いないですが←。そんなことあるのかよって?あるとかはあります。為替とはそういうものだと思ってください←。

まとめ

ここまで円安になるなんてこと初めて見ましたね。むしろ、FXやっていたときは暴落の方をよく見ていました。しかも、暴落は突然来るため結構ビビっていました。一時的であってもかなり暴落しますからね。ですが、今回の上昇も何があったんだとなりましたね。ここまで長続きする円安は見たことないからこそ。それもあって、私自身この円安は怖いなと思います。ですので、いつになるかは分からないですが終わって欲しいなと思います。以上です!最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

りかちゅう

※貿易収支のグラフの統計はこちらの記事を参考にしました!