なぜ日本は男性の育児休業取得率が低いのか?

どうも、りかちゅうです!子供持ちの男性の皆さんに質問です!育休を取ったことはありますか?おそらく、誰かしら取ったことはある人はいることでしょう。世の中には男性が子育てすることを良しとするようなあるちゃありますしね。ですが、そういう人はなかなかいないことでしょう。むしろ、育休なんて取りたくても取れないと悩んでいる人の方が多いことでしょう(ここはパートナー側も何かしら思うことはあるはずです)。または育休制度がない会社に勤めている人もいることでしょう。そのような状況があるからなのか日本は男性の育児休業取得率が低いです。では、どうしてそうなのか?この記事にて話したいと思います!

男性の育児休業取得率の推移

いくら低いとは言っても、どれだけ低いんだよと思いますよね?ですので、まずは男性の育児休業取得率はどれくらいなのかから話したいと思います!こちらを見てください!

こちらは厚生労働省が「雇用均等基本調査」をした結果の一部です。2019年度の育児休業取得率は男性が7.48%で女性が83.0%だったそうです。これを見ても男女だけでここまで差が開いているのが目に見えていることでしょう。たしかに、一応上昇傾向ではあります。2004年なんてほぼ0ですしね。ですが、どう見てもまだ低い方であることには変わらないです。このようなことを踏まえても女性よりも男性の方が育休が取りにくい、または取れていないと言っても過言ではありません。

※統計はこちらの記事を参考にしました!

https://www.nippon.com/ja/japan-data/h00814/

なぜ育児休業取得率が低いのか?

このように、男性の育休の取得率は低いです。まさかの10%切っているとは相当かと思わやます。スェーデン、ノルウェーなどのヨーロッパとは真逆です(あのエリアの取得率は高いです。)。また、日本の育休制度はそれなりに整っているそうなのにもったいないです。では、どうして、男性の育休取得率は低いのか?

1.偏見がある

いわゆるジェンダーバイアスって奴ですね。女の人は家庭を守り、男の人は稼ぎに行くみたいな考えを持っている人はいるっちゃいます。また、偏見とかはなくても男性が子育てに専念してると新鮮だと感じる人もいるかと思われます。このように、まだ、男性が子育てすることへの壁みたいなものはあります。それもあってなかなかできないみたいなのはあるかと思われます。このような偏見って本当に厄介ですよね。

2.取得しにくい空気だった

これは有給と似ている奴ですね。なんかみんなが頑張っているのにもかかわらず取っていいのかなとなるパターンですね。また、人の目とか関係なく自分自身の仕事が忙しかった場合なども取るにとれないかと思われます。繁忙期だと余計にそうなりますよね。このように、何かしらの邪魔が入っていることで取りたくても取れないみたいな感じになっているかと思われます。これは女性にも同じことが言えるはずです。

3.給料を減らしたくなかった

やはり育休を取ってしまうと給料が減ってしまいます。詳細としては男性が育児休業を取得した場合、雇用保険から育児休業給付金が支給されます。金額は今まで支給されていた給与の67%です。ただ、育児休業給付金には所得税、社会保険料、雇用保険料がかかりません。そのため、休業前の手取り給与の8割くらいが支給されると思っておけばいいです。これを見ても100%ではないのが分かるはずです。となると一家の大黒柱としては少し躊躇いはあるかと思われます。

4.自分にしかできない仕事があったから

これは男女共に言える話です。仕事は義務ですから自分にしかできない仕事だってあるはずです。クライアントのやり取り、部下の世話など。特に役職があるほど自分にしかできない仕事だらけかと思われます(男性の方が役職持っていそうですしね)。それ故に育休を取りたいと思っても取れないなんてことはあるあるでしょう。実際に仕事量が多くてプライベートに割けられない男性は見たことあります。

少子化になってる要因でもある

少子化の要因はお金問題が1番ではあります。やはり、子育てするにはお金がかかりますからお金に余裕がなかったら結婚していたとしても子供を産むことはできないかと思われます。ただ、お金面に余裕があった場合、仕事が忙しくてなかなか子供ができないなんてこともあるあるです。特に共働きほどどっちとも子供に割く時間は限られてしまいます。それもあってなかなか子供を作る機会がなくなり少子化に至るなんてことはあり得えます。金銭的な悩みも時間的な悩みも解消しない限りはそこら辺は解決しないですね。

どうやったら男性の育休が増えるのか?

今の状況では男性の育休の取得率は低いままかと思われます。ですので、今後どうしたらいいのかについて話したいと思います!

1.偏見をなくす

先ほども述べたように男なのになんで子育てしてるんだよ。仕事しろよみたいな考えの人はいます。それもあってなかなか育休取って子育てしたくてもできないみたいな感じになってしまうのかと思われます。ですが、こういう考えは古いし差別的です。別に家庭的に問題がない限り誰が子育てしようといいじゃないですか?所詮は他人事です。だからこそ、そういう考えをなくす方が必要かと思われます。そうすることで子育てしたい男性からしたら気持ち的には安心して子育てできるはずです。

2.給料面をなんとかする

ここに関しては難しい話です。会社だって人件費の兼ね合いで育休中は給料を100%補償することができない感じですしね。ただ、世の中には収入を減らしたくないから育休を取れないという男性はいます。やはり男性の方が一家の大黒柱になることが多いですしね。ですので、給料面で安定する何かはした方がいいかと思われます。例えば100%欲しかった場合の仕事量はどうするかなどの交渉をするのも妥当かと思われます。そこら辺は会社次第ですけどね。

3.育休の周知

育休を取りやかするためには知らせることが大切です。そのためにもまずは上司や管理職の人達が取るような行動を取ることが妥当です。やはり、会社だと上の人の行動で左右されるところがあります。実際に男性の役員が育休取っている会社の方がそこら辺の理解はありますしね。また、ジェンダーバイアスの影響で女性の育休に関しては理解があっても男性の育休には抵抗があります。ですので、上の人間ほど色々動いて育休を取ってもいいよということを知らせていくことで育休を取りやすくなるのかなと思われます(ここに関しては男女共にかもしれません)。

 

まとめ

男性側が育休取れない件に関してはまだ、女性側が専業主婦だった場合はなんとかなる話ではあります。とは言っても、女性側がワンオペでストレス溜まるという問題点はあるためなんとも言えないですけどね。そこら辺に関しても問題になっています。

ただ、共働きの場合ですと子供を作るなんて隙さえもなくなってしまいます。実際に結婚してても子供に関しては今は考えていないなんて人は見かけたことありますしね。このようなことを踏まえても、今の時代金銭面含めてなかなか子供が作れない時代になっている故に悪影響はあります。ですので、何かしらの改善策は必要だと思います!以上です!最後まで読んでいただきありがとうございました。

りかちゅう