日本の閣僚は年配の男性が多い理由

どうも、りかちゅうです!日本の閣僚こと内閣のメンバーを見て思うことはありませんか?それは大半が年配の男性であることです。私が生きていた限りでは少なくとも60代よりも若い人が首相になったことあるだけと思われます。また、TV見てても首相関係なく40代で内閣の中でも上の役職がある人少ないなぁと思いますし。一方で、他の先進国に関してはもっと若い人や女性が閣僚として活躍しています。要はそれくらい、日本は年配の男性が閣僚にいるということですね。ではなぜ日本だけがそのような現象になってるのか?この記事にて話したいと思います!

※理由に関しては持論です。

閣僚とは?

まず閣僚ってどういう定義なんだよとなっている方もいるかと思われます。ですので、まずはおさらいとして閣僚の定義について話したいと思います!閣僚とは内閣を組織している各国務大臣です。具体例を挙げるなら交通労働省、厚生労働省、経済産業省のリーダーこと大臣ですね。他にも色々な国務大臣がいますが割愛させていただきます。

他の先進国と日本の閣僚を比べてみた!

論より証拠な一面はありますが果たしてデータ上もでも日本の閣僚は年配の男性が多いのかについて確かめるためにも他の先進国と比べたデータを踏まえて話したいと思います!

1.平均年齢の高さ

平均年齢は先進国の中でも高いですね。こちらのデータを見てください!

こちらのデータは日本のみ第4次安倍内閣のものでそれ以外の国のものは2017年10月1日のデータです(それ以降のデータも同じ時期のを載せます)。このデータを見ても日本の閣僚の平均年齢は61.95歳とG7メンバーのうちで最も高くいです。また、平均年齢が最も若いカナダとは10歳以上離れています。これを見ても他の国よりも明らかに年配が政治を動かしていますね。

2.年代別の比率

平均年齢だけを見ても年齢比率が分からないとなんとも言えないかと思います。ですので年齢比率のデータも見せたいと思います!

こちらが表バージョンで

こちらがグラフバージョンです!

統計を見た限りでも、日本は30〜40代の世代がいないのが明らかですね。ここがアメリカの違いです。アメリカの閣僚も平均年齢は高いもののまだ40代の人がいます。またグラフを見てもG7の平均は50歳代が28.6%で最も多く、これに60歳代の27.8%、40歳代の27.1%であることから、G7平均は50歳代をピークで30歳代、70歳代で急激に減少する傾向があります。ですが、日本は50代以降の年代がピークです。

3.女性の比率

今まで年齢のことばかり話していましたが次は女性の比率ですね。こちらを見てください!

女性の人数欄を見てもどう見ても日本は少ないですよね?おそらくパーセンテージで換算しても絶対に日本が低いはずです。ちなみにパーセンテージで確認すると他の国は女性閣僚が30%以上を占めます。ですが日本の場合たったの10%です。以前アメリカのトランプ政権はオバマ政権やブッシュ政権と比較して女性閣僚が少ないと批判されていたことはあるものの日本はそれをさらに下回っているそうです。女性目線の私からしてもこれはなんか残念だなと思いますね。やはり女性も活躍する場は必要かと思ってしまいます。

※統計に関してはこちらの記事を参考にしました!

https://news.yahoo.co.jp/byline/mutsujishoji/20171102-00077658/

日本の閣僚が年配の男性が多い理由

上記のデータを見ても日本の閣僚は年配の男性が多いのは明らかかと思われます。というか論より証拠という意味で日々の写真からも物語ってはいるんですけどね。とにかく、政府の中でも上の人間ほど年配感がすごいですよね。ではなぜ、日本は他の先進国よりも年配の男性が多いのか?

1.年功序列

年功序列とは成果より勤続年数や年齢で人をを評価する制度ですね。いわゆる成果主義の反対です。この最近では成果主義も取り入れようとなってきてはいますが他の先進国ほどではありません。これは仕事でも物語ってますね。他の先進国ですと即戦力ベースで人を雇いますから。このようなことを踏まえると日本はまだ年功序列の感じは抜けてないのが明らかです。それ故に政府側でも成果主義というよりも世襲や年齢の方が評価されているのかと思われます。

2.男尊女卑

日本に関しては男尊女卑の点はあるちゃありますね。これは歴史を見ても明らかかと思われます。私の好きな戦国時代でも女性で活躍してる人なんて相当優秀でないとあり得ません。そう考えると大分マシになりましたが。ただ、まだまだというところです。それが分かるデータとしてダボス・フォーラムの主催者で有名な「世界経済フォーラム」は世界各国の男女平等の度合いという調査を2019年にしています。その際日本は調査対象153カ国のうち、日本は121位でした。これを見ても男女平等感はまだないですよね?それが政府にも物語っているということです。

3.年齢主義

年功序列の話の延長線です。なんか年上だからどうこうみたいなイメージはどこかしらあるかと思われます。私も年上が部下というシチュエーションはマジかよみたいな気持ちになりますし。まあ、年上だから仕事できないとさという意味は含まれてますが。要は日本の場合ですと年上だからどうこうみたいな色がどこがで抜けてない点があるのもあって日本の閣僚に関しても年配の男性になり得るのではないかと思われます。

若い人が活躍しないと!

持論にはなりますが若い人が活躍しないなぁとは思います。なぜなら、これからの来世を作っていくのは若者だからです。言い方は悪いですが年配の方よりも若者の方が未来はあるのは事実です。要は10年後、20年後、ピークとなって働くのは若者であるということですね。それだからこそ政治に関しては若い人達が前に出て活躍した方が現代のフェーズに合わせて政治の仕事ができるのではないかと思われます。

具体例を述べるならデジタル関係ですね。年配の人よりもデジタル関係は若者の方が強いはずです。それなのにもかかわらず未だに年配の人たちが政治をしているとなると日本のデジタル化は遅れるばかりかと思われます。これはあくまで具体例の1つですが他にも色々あるかと思われます。このように若者の方が現代についていける見込みがあるからこそ優秀な若者が活躍して行った方がいいんじゃないかと思われます。

まとめ

私自身、今の政府の組織力が弱いというのか無能なのかよと思うことがあります。まずは会見ですね。長々しく話してて何を言っているのか分からないという感じになります。それ以外にも仕事の遅さは税金の無駄遣い等々は目立ちますね。政府には商いをしないとビジネスマナーや金銭感覚が分からないのかなと思ってしまいます。ただ今回私が盲点としていた点は年齢と性別ですね。Twitterで日本の政府は年配の男性ばかり活躍している。他の先進国はもっと若い人や女性も活躍できている。そもそも論、そこが問題だと。その内容を見たとき言われてみればとなりました。それで、今回色々リサーチしてこの記事を書きました。

そこから思うこととしてはまずは実力に関しては年齢関係ないかと思われますがまずは組織のあり方かなどを改善しないと他の先進国よりも遅れる気がしますね。おそらく、優秀な若者や女性が活躍できなくなるからかと思われますが。ですので、リーダーに向いている人を選ぶのももちろんですが年代や性別などに関しても視野に入れた方がいいかと思います!以上です!最後まで読んでいただきありがとうございました。

りかちゅう