日本国憲法ってどうやって改正するの?

どうも、りかちゅうです!日本に住んでいれば日本国憲法の存在はご存知かと思われます。ベイビーやキッズでもないのに知らないなんて人がいたら世間知らずです。それはそうだけどどうしたんだよって?実は日本国憲法って改正することができます。ただ、日本は改正されたことがないままでどうやって改正すればいいのか分からない方もいるかと思われます。ぶっちゃけたことを言うならば改正するまでがめんどくさいです。ということで、この記事では日本国憲法の内容(一部分でも構わない)改正するにはどうしたらいいのかについて話したいと思います!

憲法とは何か?

日本以外にもどの国にも憲法というものは定められています。ですので、まず初めに憲法とはどのようなものなのかなついてから話しますね。世の中にはルールというものがあります。なかったらカオスになってしまいます。それで、憲法に書かれている内容は一番守らないといけないものです。その次に守らないといけないのが法律です。憲法さ国の政治の基本を定めるもので、国民の権利や国家の統治などが書かれています。ちなみに、憲法の源流は、1215年にイギリスです。国王が勝手に課税したり、理由なく逮捕したりできないようにするために作られました。

日本国憲法とは?

以上が憲法に関する概要です。ただ、これはあくまで広義的な話です。ですので、今から日本国憲法とはどのようなものか?どういう経緯で作られたのかなついて話していきたいと思います!

どのようなものなのか?

日本国憲法とは1946年にこれまでの大日本帝国憲法の代わりに新しく交付された憲法で今の日本の憲法でもあります。変えた理由としては日本が太平洋戦争に負けたからです。それもあって日本国憲法はアメリカGHQ(連合国軍総司令部)の押し付けによって作られたものです。要は日本はアメリカによって支持されていた感じでもあります。ちなみに日本国憲法は平和主義や国民主権など平和憲法としても知られています。

どう作られたのか?

先ほどもちらっと話しましたが日本国憲法に関してはアメリカが携わっています。では、具体的にどう携わっているのか?どう作られているのか?

1941年から1945年まで続いた太平洋戦争で日本はボロ負けしました。まず、アメリカに喧嘩売ることがバカでしたからね?それで、日本は戦後、GHQよって間接占領されることになりました。その際に、当時の司令官であるマッカーサー(実際に庶民であっても会ったことがある人もいるそうです)は日本を2度と戦争を起こさない国にするために日本の全ての決まりごとのトップこと憲法を作り直すことを取り掛かりました。理由としてはマッカーサーは当時大日本帝国憲法があることで戦争を起こすきっかけとなったと判断したからです。それもあって新しい憲法を作るのがGHQの最大の任務だと考えていたそうです。

だからって、初めのうちは日本側に作らせていました。ですが、持ってこられたのは大日本帝国憲法とほとんど同じだったためマッカーサーは民主主義の国の憲法を参考にして日本の憲法の草案を作成し、それベースでやれよと脅しました。そのような経緯から日本国憲法は1946年11月3日に公布。翌年の5月3日に施行されました。

憲法を改正するのは誰?

憲法の内容については大まかにでも分かった方思われます。ただ、日本国憲法を改正するのは誰だよと思いますよね?結論から言うと最終的には国民です。たしかに、国民がボイコットして変えろよということはできません。後ほど話しますが改正するかどうか話題を出すは国会議員です。となると、改正内容は国会議員が考えることになりますしね。ただ、その内容に関してイエスかノーを下すのは国民です。このようなことを踏まえてももし憲法改正の選挙があったら内容をよく読んで投票しましょう!場合によっては都合よく変えていることもあります。

改正までの流れ

このように、日本国憲法の改正は国民が決定するものです。では、どのような流れで改正するのか?

1.憲法改正案の提出と採決

まず国会の方にどこを改正するのかなどの改正案を提出しないと始まりません。誰かが勝手に変えるなんてできないですからね?その際に衆議院議員100人以上、参議院議員50人以上の賛成がないと通りません。その次に、国会に憲法審査会が設置され、憲法に関する調査や改正案の審査を行います。それでもし審査に通ったら採決が始まります。条件としては衆議院と参議院それぞれの総議員の3分の2以上の賛成が必要です。もしそれ未満ならば廃案です。

2.改正の発議と国民投票

憲法改正に関しては国民が最終的に投票するものなので憲法改正したいことを国民に伝えます。ただこの場合気をつけて欲しいことがあります。それは政府都合に書き換えていることです。しかも、印象操作でいい感じに伝えていることが多いです。それで、国民投票で過半数の賛成で憲法改正案が成立し、反対が過半数となったときは廃案となります。ちなみに国民投票の選挙権は18歳以上の男女です。

3.天皇が国民の名によって公布

日本国憲法にも書かれていますが日本は国民主権です。ですので、改正された内容を公布をするときは国民の名を使います。このようなことを踏まえても、憲法改正をするとなったら内容をきちんと見るようにしないといけません。もしミスリードしたり何も関心もなかったりしたらアウトです。にしても、なんでこんなにめんどくさい形なのと思いますよね?それは憲法は1番守らないといけない内容だからです。とか言ってもなかなか実感しないですけどね?

今まで改正されたことはあるのか?

1946年以降改正されたことは一度もありません!他の国は改正されているのかどうかに関しては分からないですが日本はどう考えてもされていない側に入ります。そこに関する理由は9条の戦争をしないこと、戦力を持たないこと(自衛隊は別)という平和主義があったからだと思われます。これによって、70年以上戦争がなかったのだと多くの国民に支持されてきていますしね。また、先ほども述べたように改正するにあたってフローが長いからもあるかと思われます。

ただ、今になって改正するかどうかみたいな話題になっています。おそらく、政府都合に変えようとしているに違いありません。ですので、憲法を改正した方がいいみたいに促していたら要注意です。世の中というのは上の人間が都合のいいようにルールを作っているだけです。ドラゴン桜で言っていました。

まとめ

おそらく、憲法に関して深い関心を持っている人は多くはないでしょう。実際にこの私も基本的なことしかわかっていません。もし全部の内容言える人がいたらすごいですけどね。ただ、今となって憲法を改正したいみたいなノリになっているのは何か企んでいる気しかしません。おそらく、みんなしてとあることに騒いでいるからこそその裏腹で何かをしているのかと思われます。

だからこそ言えるのは今の段階で国が何をしているのかは追いかけた方がいいです。無知でいることはアウトです。何も分からずに投票するのはリスクがあります。また、追いかけることである騒動を促している理由なども分かってくるかと思われます(政治関係は深入りすると思想に影響を与えるのでほどほどにしましょう)。以上です!最後まで読んでいただきありがとうございました。

りかちゅう