矛盾した行動!認知的不協和とは何か?

どうも、りかちゅうです!人って無意識に矛盾した行動をすることがあります。まあ、そんなこと言われても疑いますよね。自分はそんなことするはずないと。ですが、誰にだって矛盾した行動します。これは断定できます。ダイエットしているのに何故か食べてしまうなどがまさにそうなのかなと思われます(絶対に食べるなとは言っていません)。このように、無意識に合理的な行動や判断ができないことがあります。なんか不思議ですよね。それで、このような現象を認知的不協和と言います。まさかそんな名称があるなんて知らなかったという人は多いかと思われます。では、認知的不協和とは具体的にどういうことなのか?この記事にて話したいと思います!

認知的不協和とは何か?

矛盾した行動をしちゃうことが認知的不協和です。ただ、これだけでは詳細は分からないかと思われます。ですので、まずは認知的不協和とは具体的にはどういうことかについてから話しますね!

認知的不協和とは社会心理学用語の1つで自分の考えや正論と矛盾する事実を目の前にした際に不快感を覚えます。それ故にどうしてもそのような心理状態を解消したいという気持ちが働きます。そこで、行動を考えや正論に合わせたり、合理的な判断をしたりするのではなく行動を正当化するようなことします。それが認知的不協和です。

認知的不協和の具体例

要するに、自分の考えややりたいことを正当化したいという気持ちかから認知的不協和が発生するということですね。では、具体的にどういうのが当てはまるのか?今から話したいと思います!

1.クソな恋人と別れられない

これは女子あるあるではあります(女子の場合別れてから愚痴りまくることが多いです。私の場合は別れる前から愚痴りまくるタイプです。)。どういうことかと言いますと付き合ってても苦しくなるし誰が見ても最低な人なのにもかかわわらず好きだから別れられないみたいな感じですね。合理的に考えたら別れるに一択です。だって別れたら幸せになるんですよ?ですが、先ほども述べたように好きだから別れたらその気持ちが台無しとか考えるんですかね?また、彼氏というステータスが消えるとか思う人もいるかもしれません。実際に私自身、愛想尽きたら彼氏なんてステータス扱いです。

このように、矛盾した気持ちを抱えているからこそ愛しているから付き合うのが普通みたいな考えに至ってしまうのかなと思われます。

2.行列店に並ぶ

私ならば並びませんけどね?せっかちなのでイライラしてしまいます。ですが、世の中には行列店に並ぶ人はいます。それで、待つ時間が長いことに不満が少ない人ほど認知的不協和が生まれます。具体的には大勢の人が並ぶ店だから美味しいに違いないみたいな考えをして待つ不満を解消することです。合理的ではないですよね。行列だからって自分の好みのもであるとは限りません。それなのにもかかわらずそのような発想をするのは認知的不協和が働いているからかと思われます。

3.待遇はいいけど自分に合わない会社に勤める

会社なんて相性です。社風が合わない、人間関係で問題があるなどから辞めたいと思うことだってあります。それはたとえ待遇がいい場所であってもあり得る話です。待遇は大切ではありますが待遇の良さが働きがいにつながるとは限らないです。それなのにもかかわらず、待遇がいいから働くみたいな考えをしてずるずるいるなんてこともあります。メンタルやられたら終わりなのでたとえ待遇が良くてもこのような判断だけはやめてください。

認知的不協和が起きてしまう理由

このように、客観的に見たらなんで矛盾した行動しているのとなるかもしれません。ですが、いざとなると人間は矛盾した行動を起こしてしまうものです。では、なぜそのような現象が起きてしまうのか?

1.確認バイアスと反確認バイアス

人間には確認バイアスと反確認バイアスがあります。まず、確認バイアスとは自分の決めたことや考えていることを正当化したいため、正当化出来そうな情報ばかりを集めることです。今の時代情報がたくさんあるからこそ選り好みして信じ込もうとする考えは私含め誰にだってあるのかなと思われます。それもあって自分の下した判断や考えに好ましくないものは聞き入れないという反確認バイアスも働きます。おそらく、論争などで並行線になってしまうのはこの2つのバイアスがあるからなのかと思われます。

2.現状維持バイアス

言葉通りですが、慣れ親しんだ状態や行動パターンを好んでしまうことから違った考えをもったり、新しい行動をとることに抵抗感を示す心理状態です。ブラック企業であるのにもかかわらず辞めないでいるとかまさにそうなのかなと思われます。私自身、社風的に合わないのにいい部分もあるから辞めないみたいなことあります。あとは席替えとかいざしたくないみたいな考えになるのは現状維持バイアスがあるからなのかと思われます。特に楽しいと思えた場合は席替えが鬱ですよね。

3.バンドワゴン効果

バンドワゴン効果とはみんなが持っているから自分も欲しいという気持ちや流行に乗り遅れたくないなど他人の所有しているものや利用するものが増えれば増えるほど需要が高まる効果です。流行ができるのはバンドワゴン効果があるからかもしれませんね。また、周りが悪さをしていたら少しくらい悪さしても大丈夫みたいな考えになるのもバンドワゴン効果の影響もあるかもしれませんね。ただ、この効果の影響で周りに流されることから矛盾した行動をすることもあるかと思われます。

ビジネスにでも使われてる?

実は認知的不協和はビジネスにも使われています。具体的にはまずアフターフォローです。お客さん側は商品を購入して後悔しないかなみたいな不安をよぎることはあります。購入後とかまさにそうですよね。その際にお客さん側は認知的不協和によってたとえ間違った買い物であったとしても正しいと思い込みます。

そんな時、売る側はお客さんに対して正しい買い物をしたという認知を後押しします。具体的には買うべき理由を提示して買わせるようにすることです。アールエム時代でも買わせる理由とかあった気がします。また、キャッチコピーにわざと矛盾した言葉を入れることをして認知的不協和を起こします。遊んで勉強するとかもまさにそうですよね。

まとめ

コロナ禍がまさにそうなのかなと思ってしまいました。だって考えてみてくださいよ?コロナ怖いとか言いながら仕事には行く、友達と遊ぶ、飲食店で食事するなど何かしら外出してるんですよ?それなのにもかかわらずいざTVであれこれ報道されたら踊らされるとか矛盾してるにも程があります。また、コロナという病気になりたくないという気持ちがあるのに自分から不健康なことする人もいますしね。おそらく、自分さえ良ければいいみたいな概念が働いているのかなと思われます。このような姿を見てなんで矛盾した行動を人はするのかと疑問に思い記事にしました。

記事にした感想としては心理的なものがあるから矛盾した行動を人はするんだなと思いました。また、ビジネスでも使われているのはびっくりでした。おそらく、私自身その罠にハマっている気しかしません。ただ、矛盾した行動ばかりするのではなく時には合理的に考えないといけない時もあると思います。そうでないと本質は見抜けないですよ?以上です!最後まで読んでいただきありがとうございました。

りかちゅう