結果で決まる!成果主義のメリットとデメリット

どうも、りかちゅうです!仕事のスタイルで成果主義というスタイルはご存知ですよね?極論成果さえ有れば良い評価をされるスタイルですね。特に完全歩合制な環境で働いている人ほど成果主義な気がします。いや、成果主義でないとその人そのものの給料がなくなりますもんね。おそらく、このようなスタイルは実力のある人でしたら好条件なはずです。だからってこの成果主義にはいいことだらけではありません。ということでこの記事では成果主義のメリットとデメリットについて話したいと思います!

成果主義とは

先ほども述べているように成果主義とは極論結果で評価されているスタイルです。ですが、詳細はそれだけではありません。ですので、成果主義の定義について話したいと思います!

成果主義とは、その人の能力や仕事の成果そのもの、そして成果に至るまでのプロセスに応じて評価する人事評価や仕事スタイルです。そのため、それぞれの昇給や昇進に関しては評価結果にやって左右されていきます。成果主義に関して取り入れている代表例はアメリカですね。戦力外だと切られる世界です。ただ、日本はアメリカと違って年功序列という年齢や勤続年数に重きを置く制度なので導入しようとしても受け入れられないまたは年功序列の文化が残ってしまうなんてこともあるそうです。

成果主義が取り入れられてる背景

日本に関してはかつては年功序列の色が強かったです。ですが、だんだんと成果主義が取り入れられるようになっています。一体なぜなのか?

1.コストの削減

昔、バブル崩壊やリーマンショックにより日本の経済はボロボロになりました。これはもちろん企業にも大打撃です。それもあってかなりのリストラが行われていました。

そりゃ、人を雇用するには人件費がかかりますから会社の利益が減ったらリストラせざる得ません。しかも人件費というのが会社の出費の中で一番かかります。そのため、長く会社に勤めている分その人の重ねてきた年数分人件費という名の出費かかります。これは人件費分貢献していれば会社にとってはいいんですがそうでなかったら痛手です。そこで成果主義を導入することで勤続年数は長いが能力がその報酬と見合っていない人材は給与カットができるため人件費を節約できます。

2.派遣社員や契約社員の増加

新卒で入社して定年まで勤めるような終身雇用制は、企業にとっては負担ではあります。先ほども述べたように人件費が無駄にかかるという意味で。また、昔よりも転職することが徐々に一般的になってきたのもあって短期間で勤務する契約社員や派遣社員が増加したのが成果主義の文化を作り出しました。

なぜかというと短期間で働いてもらうだけあって年功序列での評価なんて出来やしません。そのため、実際に働いている状況やどれだけの成果を作ったかで評価せざる得ない環境になったのもあり成果主義が必然的になりました。

成果主義を取り入れてる職種

成果主義が取り入れられつつあるものの元から成果主義の色が濃い職種というものはあります。それはどのような職種なのか?一部ですが具体例を挙げたいと思います!

1.営業職

営業はまさに成果主義ですね。やはり売上を作るだけあって成果がないと会社に貢献したことになりませんからね。売上作る職種ですから!それもあって極論サボっていても成果さえあればなんとかなります。逆に真面目にやって成果がないと叩かれるのが現実です。それもあって定性というものが欠けた評価になりがちなんですけどね。

2.水商売

ホスト、キャバクラ、風俗などの水商売ですね。完全歩合なところもあれば基本給を少しだけあげる所と制度は様々ですが成果主義ではあります。頑張れば頑張るほどお金はもらえますが成果がないとバイト以下なんてあるあるです。実際にホストやってる人曰くフルで出勤しても売れてなかったら10万いかないなんてあるそうです。逆に売れれば月収500万とかいけちゃうんですけどね。ただ夜の世界だけあって成果あれば悪いことをしてもまかり通るなんてこともあるそうです。こればかりはモラルに欠けてますね。

3.フリーランス

フリーランスは会社員という括りではないですが成果主義であるのは事実です。なぜなら、会社員のように一定の給料が保証されません。むしろ、自分で作っていかないといけません。そうなると成果主義であるのは確実ですよね?自由な働き方に憧れる人はいるかと思われますが自分次第という苦しい環境ではあります。

成果主義のメリット

やはり成果主義を取り入れているということはメリットはあるのは事実です。ですので、成果主義のメリットについて話したいと思います!

1.生産性が向上する

成果主義でないと出来ない人でもなんとなく毎日業務をこなしていればいいという発想になってしまいます。このような環境は能力を発揮する機会というものを失いがちです。成果で評価するみたいな感じじゃないとやる気にならないからこそ。むしろ、ちゃんと評価してよとなるはずです。そうならないためにも成果主義を導入することで昇給や昇進の評価の基準となるため成果を上げようと努力する人材が増えていきます。その結果、会社の成績が上がったり、みんなで高めあったりする文化ができたりします。

2.評価が目に見えやすい

自分が努力していい結果を出したとしても具体的な評価をされない場合は取り組んでいる価値がないという感覚になってしまいます。頑張った意味ある的な感じですね。ですが、成果を残した分だけ報酬をもらえたり昇給するという感じだと評価が具体的になるだけでなく、仕事へのモチベーションにも上がります。

3.若手の不満が減る

年功序列による昇給、昇進制度は安定して仕事ができます。ですが、その安心感の影響で勤続年数が長くても仕事をまともにしていない人が増えてしまい不満を抱える人が発生しました。特に若者は頑張っても年功序列であると不満を抱えて転職しがちです。ですが、成果主義にすることで正当に評価されるのでこのような不満が軽減されます。

成果主義のデメリット

このように成果主義であることはメリットはあります。ですが、デメリットもあることにはあります。ですので、デメリットについても話したいと思います!

1.結果主義になりかねない

結果主義とはプロセスなど関係なく結果さえ出ていればなんでもいいみたいな発想になることですね。やはり成果とは最終的に結果が良くないと成果がいいとは言えません。それ故にたとえモラルに反していることがあったとしても結果残していればいいみたいになります。そうなるのと秩序が乱れてしまいます。そうならないためにもある程度の線引きは必要かと思われます。

2.マネジメント能力に欠ける

営業あるあるなんですが成果主義にし過ぎると自分の成果さえ良ければ評価されてしまうのが現実です。となると管理職に必要なマネジメント能力を身につけることがないまま出世してしまうなんてことが起きてしまいます。それもあって営業は無能な上司が多いです。この対策に関してはマネジメント能力も成果のうちにするべきですね。

3.出来ない人が疲弊する

まだ会社によって出来ない人に対しても親身になって出来るようにする環境ならいいんですがそうではなく出来ない人に関して何もしないで干すという環境ですとできない人からすると疲弊します。こうなると社内にアンチが増えてしまい組織力が弱くなってしまいます。そうならないようにするためにも出来ない人にも目を向けることは大切です。

まとめ

成果主義とは評価の内容が見えやすいのは事実です。年功序列ですと何もしていない年配が残り不平等ですもんね。ですが、結果のみにファーカスしがちになったりできない人にとってはいずらいものです。要はデメリットの方が傾いてしまったら組織が崩壊しがちということです。そうなると年功序列にはないようなメリットが台無しになってしまいます。あってはならない話ですね。ですので、成果主義のメリットはいい方向に使い、デメリットに関しては100%補うことは出来なかったとしても補うような努力はするべきかと思います!そうすれば成果主義はいい形で使われるのは間違いなしです!以上です!最後まで読んでいただきありがとうございました。

りかちゅう