なぜ資本主義は搾取だと言えるのか?

どうも、りかちゅうです!日本は資本主義ですね。それ以外何があるんだよと思いますがwwwwww。ただ、資本主義という考えは近現代になってからできたものなのかなと思っています。江戸時代まで資本主義みたいな考えはなかったような気がします。やはり、明治から色々歪んできたと言っても過言ではないですね。というか、資本主義って悪なの?それが当たり前だと思っていたなんて思っている人もいることでしょう。悪ですよ?資本主義なんて搾取されるだけの世の中ですからね。当たり前と思ってるのは洗脳されてるからです。ですので、なんで資本主義が搾取と言えるのか?今から話したいと思います!

資本主義とは何か?

とりあえず、資本主義って何なのかについて分かっていないと話にならないと思います。ですので、まずは資本主義とは何かについてから話したいと思います!

資本主義の「資本」とは一般的には「お金」を指します。それはそうですね。ただ、これはあくまで狭義です。本来は本来はもっと広い意味を持ちます。具体的には知的資本や社会関係資本、自然資本、思いやり、社会貢献など経済活動で価値を生み出す源泉です。要するに、資本主義とは個人や企業の利潤を追い求めることを推奨される社会・経済・政治システムであります。また、利潤を追い求める競争でトップとなったものが優遇されます。みんな平等ではないということが分かりますね。

資本主義の構造

以上が資本主義の概要です。労働で言うならば生産手段を持つ資本家が生産手段を持たない賃金労働者を使用して利潤を追求することにもなりますけどね。ただ、それだけではないです。ですので、資本主義の構造を今から話しますね!

1.資本備蓄と利潤による投資

生産活動で生み出された価値がたまることによってその蓄積を基盤ができることからさらに生産活動の規模が拡大するという考えです。会社で言うならば利益を貯めてまた新規事業をやる感じだと思えばいいです。資本を投資に回して利益を最大化するのがまさにそうですよね。

2.私有財産制

生産物を生み出すために使われる機械や道具、原材料などの生産手段は私的に所有するという考えです。会社の私物は会社のものですからね。ジャイアンみたいな言い方になってしまいましたが…。

3.労働賃金

これはみんなわかりますね。労働の対価として賃金が支払われることです。だから、社会人になると会社のためにならないと無意味なんだと言われます。よく言われるのが人件費に見合うようにって発言です。

4.競争社会

売り手と買い手が自由に取引を行う際に市場全体の需要と供給のバランスによって価格が決まる仕組みです。物価に変動があるのはこういうことですね。

資本主義が搾取だと言える理由

資本主義の状況に慣れていると違和感を感じないかもしれません。ただ、資本主義は搾取なんです。では、何で搾取だと言えるのか?

1.何かを犠牲にしないといけない

労働者であろうと経営者であろうと何かを犠牲にしないといけないです。睡眠とかまさにそうなのかなと思います。みんなお金のために働かないといけません。となると、本当はもっと寝ていたいけど仕事のために起きないといけません。ブラック企業で働いている人ならばこの状況はよく分かるでしょう。

また、遊んだり、勉強したりする時間も労働によって削られます。まだ自分が学びたいことが仕事でできるならばいいですよ?ですが、そうじゃない場合は完全に搾取と言ってもいいでしょう。要するに、時間の搾取と言ってもいいです。

2.なぜがお金が取られる

高い税金、高い保険料など頑張ってもなぜがお金が取られます。何で取られるのか?それは上の人間たちがいい思いをしたいからです。残酷なことを言えば庶民なんて家畜だとしか思っていないです。それ故になぜがお金が取られます。しかも、そのお金が良いように使われているとは限らないです。この時点で働く意味ないですね。

3.お金に追われる人生

皆さん意外とお金に追われている人生ではあると思いますよ?例えば欲しいものがあるからお金が必要。だから、働かないといけない。ローンの返済があるから働かないといけないなどお金に追われています。また、相当なお金持ちでない限り何気なくお金に執着しているはずです。もしそうじゃなかったらパパ活などでお金を得ないといけないみたいな考えはなくなります。このように、お金に追われるような仕組みになっているんです。なんかもうゲスいです。

4.格差社会となる

先ほども述べたように資本主義は上になった人間が勝ちです。逆に稼げない人や競争に負けてしまった人は負けです。ざっくりと言えばこんな感じです。となると、格差社会が自然とできるのは当たり前ではあります。ある人は富裕層でリッチな暮らしをしている一方である人は貧困でホームレスという現実がある時点でもう明らかですね。たしかに、実力がある人は報われるべきではあります。ですが、過度な競争社会っていいものなのかなと言われるとなんとも言えなくなりますよね。

搾取が当たり前になっている

資本主義とよく対比されるのが社会主義ですが社会主義も嫌ですよね。監視されるなんてこともあるあるですし。となると、資本主義の方がいいという考えになりかねないです。私も子供のうちはそう考えていましたしね。ただ、この思考は搾取が当たり前という考えが浸透してしまいます。しかも、洗脳されているので搾取だと気付けない人もいるかと思われます。

実は違和感を感じていたこと

実は違和感を感じていたことがあります。それはお金がないとやっていけないような生活を強いられることです。大学生になってからバイトをするようになりましたがなにか苦痛でした。きっとからげんき時代以外は楽しく働いていなかったからなのかお金のために働くことが嫌でしょうがなかったです。なんて言えばいいんですかね?我慢しなきゃお金がもらえないことに不満を抱いていたと言えばいいんですかね。上手く表現できずにすいません。

まあ、そんな気持ちがあったからこそ大人になったら我慢することだらけなのかなと思っていました。それで、知り合いに薦められた本に資本主義の搾取様が書かれていました。これを読んで納得し違和感が解けました。要するに、資本主義って我慢を強いられる時代であるということは間違っていなかったということです。

まとめ

資本主義という社会ができてしまった要因は2つあると思っています。1つ目はお金です。昔はお金という存在はなかったです。縄文時代なんてお金なくても1万年以上続きましたからね。ですが、お金ができてしまったことで人はお金に執着するようになってしまったことから自ずと資本主義へと進むようになったのかと思われます。その理由は後ほど話します。そう考えると不便なことはあっても物々交換の方がいいこともありますね。

2つ目は階級ができたことです。お金ができたことでお金をより持っている人が偉くなったり、贅沢できるようになったりします。そのようになったことから自ずと階級ができるようになりました。これによって誰かが搾取し誰かが作詞やされるような世界になってしまったのかと思われます。資本主義とは上になったものが勝ちです。このようなことを踏まえると資本主義って上層部の都合のいいように作られただけなんだなと思います。以上です!最後まで読んでいただきありがとうございました。

りかちゅう