どういう感じ?内閣総理大臣の決め方!

どうも、りかちゅうです!日本には内閣総理大臣こと首相がいます。いなかったら色んな意味で事件です。なぜなら、政府のトップとして仕切る人がいなくなってしまうからです。それもあって、もし内閣総理大臣が病気などでいなくなった場合は早急に決めないといけない状況になります。まあ、内閣総理大臣が急にいなくなってしまったことは1回だけなですけどね。昔の話なので知らない人もいるかと思われますが。このように、内閣総理大臣はいるのが当たり前です。ただ、どのような仕組みで決められているのか分からない方もいるかと思われます。ですので、この記事にて内閣総理大臣の決まり方などについて話しますね!

内閣総理大臣とは何か?

政府の中でもトップだという風にみなされるのは内閣総理大臣です。ただ、どういう役職なのかをわからない方もいるかと思われます。ですので、まずはそこら辺から話しますね!

概要

内閣総理大臣とは日本の内閣の首長でありかつ国務大です。簡単に言えば内閣の中で1番上の人ことリーダーということです。ちなみに選ばれ方としては文民である国会議員が就任します。また、その地位及び権限は日本国憲法や内閣法などに規定されています。

大統領との違い

おそらく、この記事を読んでいる人の中大統領と何が違うなと思う方はあるかと思われます。ですので、そこらへんの話も簡単に話しますね。大統領とは元首が国民の中から選ばれるという仕組みこと共和制の元首です。元首とは国を代表する人のことを指します。決め方は国民が直接決める形です。一方で内閣総理大臣は国会議員によって選ばれる行政のトップです。ですので、元首は国民になります。

また、一般的には大統領は首相よりも、強力な権限を持つと言われている。どういうことかと言いますと大統領制の方が迅速な行政運営が可能ではあります。一方で首相は議会によって選出される故に行政運営のスピードには問題があることはあります。

※詳しいことはこちらの記事を見てください!あくまでアメリカと日本の話にはなりますが。

アメリカ大統領と日本の首相の違い

 

内閣総理大臣選挙の仕組み

以上が内閣総理大臣に関する概要です。では、どういった形で内閣総理大臣が決まるのか?

仕組み

内閣総理大臣こと首相を指名する選挙は憲法第67条で定められていています。そこには内閣総理大臣は国会議員の中から選び、その選挙に投票する人も国会議員と書かれています。ですので、一般の国民は投票できません。ちなみに、内閣総理大臣は衆議院議員も参議院議員もなれる権利はあります。ですが、今のところは衆議院議員しか就任していません。また、日本国憲法第66条第2項には内閣総理大臣と国務大臣は文民でないといけないと書かれていることから軍人は内閣総理大臣にはなれません!

その際に投票される人物は、その政党の党首や代表になります。党首や代表に関しては前もって総裁選、代表選などで政党のトップを選んでおき、選ばれた方に投票することになります。それ故に議席数の多い政党の党首が内閣総理大臣となり、内閣総理大臣が所属する政党が与党となります。また、その他の政党は野党となります。そして、内閣総理大臣として指名された人を天皇が任命します。

ねじれ国会の場合

内閣総理大臣に関しては衆議院と参議院それぞれ指名した人が同じ人物であればそのまま就任されます。ですが、衆議院と参議院で与党と野党の合計議席数が逆転しているという現象琴ねじれ国会の場合は厄介です。なぜなら、衆議院と参議院で別の人が選ばれているからです。ただ、何としてでも決めないといけないです。そこで、両院協議会を開いて審議をします。ただ、両院協議会でも決まらない場合は衆議院で選出された人物が内閣総理大臣となります。え?なんでだよって?実は憲法第67条で衆議院の優越として規定されているからです。

選挙の時期はいつなの?

いつ内閣総理大臣が決められるのかなと思いますよね。一応、国会法第64条にはこのように書かれています。

内閣は、内閣総理大臣が欠けたとき、又は辞表を提出したときは、直ちにその旨を両議院に通知しなければならない。

要は内閣総理大臣がいなくなるまたはいなくなってしまった時ということですね。では、具体的にどういうシチュエーションなのか?

1.内閣総理大臣がいなくなった時

内閣総理大臣が病死したり暗殺されたりしたらすぐに内閣総理大臣を決めないといけないです。なぜなら、空白期間が発生してしまうからです。ちなみにいなくなった事例は1人だけです。名前は小渕恵三さんです。かれは第84代の内閣総理大臣でしたが2000年に内閣総理大臣在職中に脳梗塞を発症しました。残念ながら重症で、数日後に死去し総辞職に至りました。

2.辞任を伝えたとき

体調不良や支持率が低いなどどんな理由であれ内閣総理大臣を辞任するという発言はあるかと思われます。約1年で辞めてあった時期が懐かしく感じます。私が小学5年の時ですかね。安倍さん、麻生さん、福田さんと長く続かず辞任発言ばかりでした。そういう時はどんなことかあったとしても次に内閣総理大臣になる人を決めないといけません。

3.総裁選に出馬しない時

どの党内にも総裁選というものはあります。それで、もし現役の内閣総理大臣が次の総裁選に出馬しなかったら事実上退陣と言っても過言ではないです。なぜなら、党内のトップにはならないと言っていること同じだからです。この場合は次の総裁選で選ばれた人が次の内閣総理大臣の候補になります。

4.辞めざる得ない時

辞めざる得ない時もあります。例えば内閣不信任案が出されて追い詰められた時や支持率が異常に低いなど辞めないとバッシングを受けるような感じの場合は辞めざる得ないです。私的には支持率が低すぎたら辞めないといけないのかなと思っています。ただ、内閣総理大臣を変えても支持率が高くならなかったらなんとも言えないですけどね。

投票方法

投票方法に関しては私達国民は投票しないからこそ当事者意識は低いかと思われます。ですが、別に投票方法に関して知っておいても損はないと思うので投票方法に関しても話したいと思います!選挙方法としては記名投票です。ちなみに投票で選ぶ人の名前だけでなく、自分の名前を記入します。要は投票する側も匿名ではないということですね。ちなみに衆議院では配られた投票用紙に両方を記入します。一方で、参議院では自分の名前は押印されているので、投票で選ぶ人の氏名だけ書けばいいです。ちなみに、投票は、議長が名前を言った時に順番に壇上にあがり投票していきます。そして投票後、議場は閉鎖されることなくに点検と集計の開票作業が行われます。

まとめ

日本の場合だと議院内閣制であるため内閣総理大臣は国民で投票することはできません。もしできるならばしたいちゃしたいですけどね。その方がクソみたいな奴が内閣総理大臣になる確率は下がりますしね。ただ、そんなのは夢の話です。現実はそんなことはできません。では、どうしたらいいか?それは内閣総理大臣がどう決まるかを知るしかないです。たしかに、知ったところでうちらが何かできるわけでもないです。ですが、知っていることで内閣の仕組みは少しでも分かるはずです。だからこそ、内閣総理大臣の決まり方は把握しといた方がいいとは思います!以上です!最後まで読んでいただきありがとうございました。

りかちゅう