炎上マーケティング・炎上商法とは?

どうも、りかちゅうです!炎上マーケティングや炎上商法などは聞いたことはありますか?そりゃもちろんという人が大半なはずです。それくらい炎上商法というのは使われているということですね。だからって炎上商法ってわざわざ炎上したらみんなからのバッシングもあるしデメリットの方が大きいというイメージもあることでしょう。炎上なんていいことでもないですもんね。ですが、使われているのは事実です。ですので、この記事では炎上マーケティングとはどういうマーケティングで使った成功例やリスクなどについて話したいと思います!

マーケティングって何?

炎上マーケティングや炎上商法とは何かの前にマーケティングとは何かということから話したいと思います!マーケティングとは顧客の心を読み取り会社のサービスや商品を購買させたり契約させたりするために市場分析やPRをすることです。いわゆる商品を買わせるための加工作業ですね。

ただただ物やサービスを売ろうとしても買いたいなんて思う人はいません。商品やサービスの魅力を伝えたり、存在そのものを知らせないと人は興味を持ち買ったり契約したりしません。そのためにもマーケティングという名の商品やサービス促進活動をします。ちなみにそのようなことをする人をマーケターと呼ばれています。マーケティングに関する詳細はこちらの記事に書かれています。

マーケティングの基礎知識:マーケとは

炎上マーケティングとは

マーケティングと言ってもたくさんの戦略があります。動画マーケティング、Webマーケティング、コンテンツマーケティング。数えたらキリがありません。もちろん、炎上マーケティングも数えきれないうちの1つです。では炎上マーケティングとはどういうものなのか?

定義

炎上マーケティングとは言葉通り炎上を利用してお客さんの目を引かし、興味つけることですね。炎上商法とも呼ばれています。興味をつかせる具体的な方法としては新製品や新サービスなどを宣伝する目的であえて批判や感情的な反応を呼ぶような言動をして知名度向上や売り上げを増やす形です。

炎上する場所

炎上する場所(言い方おかしいですが)は今の時代だけあってブログやTwitter、2ちゃんねるなどですね。このような場所で批判的なコメントなどが増え続けることでネットニュースなどに大々的に取り上げられるメリットは正規の広告費をかけることなく自社の知名度やサイトアクセス数を高めることができることです。実際に私のブログもTwitterがあるおかげでアクセス数が増えています。お前の話はどうでもいいって?すいません。ただ皆さんありがとうございますという気持ち伝えたかったんです←。

炎上が起きるようになったきっかけ

というか炎上っていつからあるものなのって感じですよね?実はこれインターネットでブログがが普及普及し始めた2004年ごろです。私が小学生の時も授業で軽く触れた気がしますね。どういうことかと言いますと誰かが書いたブログや、2ちゃんねる、Twitterのように掲示板にコメントをすることができるような環境になってから批判や中傷のコメントが殺到する現象が起きるようになりました。ちなみに炎上という言葉が流行る前は短期間のうちにコメントで埋まるという意味から「コメントスクラム」と呼んでいたそうです。

炎上マーケティングの成功例

炎上マーケティングって前置きでも言ったように炎上だけあって成功例とかあるのと思いますよね?一応成功例はありますよ!

ルーマニアのチョコレートメーカー

時は2010年。ルーマニアでチョコレートメーカーがとある騒動を起こしました。そのメーカーはパッケージにルーマニアの国旗がデザインに施されている「ROM」というチョコレートを製造していました。画像はこちらです。

非常に歴史あるお菓子だそうです。私は食べたことないですけどね。ですが、若者からは「ダサい」という印象があったのもあり、売り上げが低迷していました。これは会社側からしたらピンチです。そこでメーカーは、思い切ってパッケージをアメリカの国旗に変更すると発表したのです。それが国民の愛国心から多くの人の反感を買い、大炎上しました。最終的にはニュース番組でも取り上げられ議論の的になりました。ネット上では済まなかったということですね。ですが後日、ROMはすぐにパッケージを元のルーマニアに国旗デザインに戻し、「ルーマニア人の愛国心の再発見」を『(国民)みんなで喜びましょう』と伝えました。

炎上した結果

炎上した結果売上は回復しました。まず、「ROM」のFacebookの登録数ははわずか4日間で20000人増えました。また、ブランド指数も124%増加し、ルーマニアでチョコレート菓子のマーケットリーダーに躍り出しました。それもあって同市場で20%ものシェアを獲得するだけでなく、カンヌ国際広告祭の2部門でグランプリも獲得しました。おそらく、すぐに国旗を変えたことが勝因ですね。

基本的にはリスクがある

たしかに、炎上マーケティングの成功例はなくはないです。ですが基本的にはリスクがあります。一体どのようなリスクがあるのか?

1.黒歴史が残る

こればかりは黒歴史が残ります。どんなものであれ炎上しているのは事実です。先ほどのROMのようにフォローのできる炎上ならいいんです。ですが、場合によっては救いもない炎上方法をすることだってあります。そうなると黒歴史として一生背負っていくことになります。特に不謹慎ネタでの炎上はフォローのしがいもないです。

2.モラルがないと思われる

炎上しているということは少なくともモラルのないことをしているのは事実です。もし、モラルのあるやり方で宣伝をしていたら叩かれもしないし炎上もしません。実際にROMの件も愛国心という名のモラルに欠けているから炎上したように。このように炎上マーケティングとはやり方が汚いのもありモラルがないとみなされます。

3.企業としての評価が落ちる

これは個人的なものではなく企業の話です。先ほども述べたように炎上マーケティングとはモラルがないことをあえてやることです。そうなると企業の評価はもちろん落ちます。社員側が会社の口コミで炎上マーケティングのネタを書くなんてことはおかしくないです。もし転職や就活をしている人がその口コミを見たら入社したいや、面接を受けたいという気持ちになりませんよね?このように炎上マーケティングをしたことで企業の評価が落ち今後の活動に支障がかかるということです。

まとめ

ROMの具体例を踏まえて思うことが後からフォローできているから炎上マーケティングは成功したかと思われます。というかたとえ大騒動になったとしてもまだフォローの対策などを考えていたかと思われます。

だからこそ言えるのがフォローも出来ないのに炎上マーケティングはするなということですね。具体例を言うならこれが炎上マーケティングと言えるかは別ですがテラスハウスの事件も一旦はTwitterなどで色々叩かれネタがありアクセス数は増えましたがそれで犠牲になった人もいます。これはTV局側がきちんとフォローしていないからこのような事態が起きるんだと思います。しかもあの事件でまともな対応してないですからね。ですので、炎上マーケティングをする際はリスクと隣り合わせということを自覚したりその後のフォローする内容を考えてからやりましょう!以上です!最後まで読んでいただきありがとうございました。

りかちゅう