どうも、りかちゅうです!太平洋戦争という戦争は日本の歴史の中でも有名なネタのうちの1つですよね?皆さんの印象からしたら太平洋戦争で日本はボロ負けしたというイメージがあるかとは思いますが。まあ、実際結果的にはボロ負けではあるんですけどね。犠牲者も相当出ましたから。ただ、ボロ負けしたとは分かっていてもどうして負けてしまったのかな関しては分からない人もいるかと思われます。ですので、この記事では太平洋戦争で日本が負けた理由について話したいと思います!
太平洋戦争とは?
太平洋戦争とはご存知だと思いますが詳細について分からない方もいるかと思われますのでまずは太平洋戦争とはなにかについてから話したいと思います!太平洋戦争とは1939年9月1日 から 1945年9月2日まで起きた第二次世界大戦の戦争のうちの1つです。ちなみに太平洋戦争は1941(昭和16)年12月8日から1945(昭和20)年9月2日の間まで決着がつきませんでした(終戦記念日は8月15日ですが9月2日まで色々ありました)。
戦争が起きたきっかけは1941年12月8日にハワイ島の真珠湾を日本軍が奇襲攻撃し、アメリカへの宣戦布告を行ったことです。宣戦布告なしの戦争とは言われてはいますが実はしていました。大使館のタイミング問題でそう捉えれててしまっているようですが。それで、はじめのうちは日本はシンガポール、マレーシア、インドネシアを占領するなど好調でした。ですが、1942年のミッドウェー海戦で日本は大敗したことからアメリカが有利になりました。その時日本は国民に勝ったということにしていました。サイパン島や硫黄島で守備隊が全滅。沖縄戦でも日本軍守備隊が全滅しました。
このように日本はボロボロになっても降伏をせずにいたのもあり、そして、1945年8月6日の広島、9日には長崎に原子爆弾を投下されました。それにより、8月15日に日本は幸福をして太平洋戦争は終わりました。 ただ、ソ連と日本に関しては色々あり、正式には9月2日ではありんですけどね。
太平洋戦争が起きた理由
以上が太平洋戦争の概要です。ただ、この戦争なんで起きたんだよって感じですよね?ですので、理由についても話しますね。日清戦争と日露戦争で日本は中国進出をしていきました。なぜこの2つの国かと言いますと、中国の場合、経済的利益を得られるからでソ連に関しては防衛するためという目的があったからです。そして、それ以降も日本は中国に関与をします。それの象徴が1931(昭和6)年に中日本陸軍の謀略によって満州を手に入れた満州事変です。ただ、1937(昭和12)年7月7日、北京郊外の盧溝橋(ろこうきょう)にて日中両軍の小競り合いが発生した盧溝橋事件の影響で日中戦争になってしまいました。
日中戦争に関しては日本は早く収めたいとは思っていました。ですが、日中戦争は予想以上に長期化してしまい日本は日本は軍需物資が不足してしまいました。そこで、日本は資源確保のために東南アジアへ進出しました。その際にアメリカ、イギリス、オランダがこれに強く反発しました。反発内容は日本への日本への資源供給をストップですね。それ故に日本は経済的に締め付けられました。それで、日本は資源供給の再開を求めてアメリカと交渉したが、中国からの全面撤兵という条件を飲むことができず、戦争に至りました。
太平洋戦争で日本が負けた理由
太平洋戦争の概要や原因が分かったところで本題でもある日本が負けた理由について話したいと思います。
1.連携されていない
戦争に戦略がない?あり得ないって思いますよね。どういうことかと言うと攻め方の計画が不十分ということですね。戦争が始まる前に「絶対勝てるか」と天皇は言ったそうです。その際に陸軍は「絶対とは言えません。だけど勝てる見込みがあることは言えます。必ず勝つとは言えませんが。」とどっちだよと言いたくなる発言をしました。一方、海軍は違いました。山本五十六という海軍の一番偉かった人は「初め半年や一年は、ずいぶん暴れてご覧に入れます。しかし二年三年となっては、まったく確信は持てません」と当時の近衛首相に語っています。うん?どっちやねんって?これを見ても陸軍と海軍は連携してないですね。
これは戦いのときにも表れていました。海軍は先制攻撃をして早期終戦を望んでいました。ですが、陸軍の方は東南アジアの資源を確保することによって長期持久戦を考えていました。組織とは同じ方向を向いていないといけません。ですが、その当時の日本は真逆です。これでは勝てやしないですね。
2.情報の軽視
日露戦争の時は、いつロシアの艦隊が日本に来るのかなど情報はすべてイギリスを通じて日本に伝えられました。それによって日本は戦略を立てやすかったです。日露戦争時はスパイを使っていたそうですし。ですが、日露戦争が終わってしまうとこの情報の重要性を忘れてしまいました。第二次世界大戦のときもスパイは入れててもほとんど無視でした。むしろ、スパイの情報なくても勝てるみたいな根拠のない精神論を語っていました。バカですね。
3.命令が明確でない
アメリカとの話ではないですが、中国で作戦行動を計画している軍隊(関東軍)に対してその計画を中止するように明確に「やめろ」と指示をしませんでした。むしろ、「彼ら(関東軍)の地位を尊重して自発的に中止するように求めた」というあいまいな発言でした。「察しろ、わかれ」という、何とも言えない不明確さがあったことでメンバーが困惑してしまい、戦争を泥沼へと導いていったってことですね。
※他にもありますが、割愛させていただきます。また、他にも漁ればありそうですね。
そもそも論勝ち目はない
確かに、組織力の問題から見ても負けるに等しいのは事実ではありますね。ですが、もうそもそも論勝てる見込みすらないくらいに戦力差はありました。こちらの統計を見てください!
国内総生産という経済事情を見てもアメリカの方が10倍以上もありますね。また、肝心たる軍事予算ですらもアメリカの方が倍あります。これを見てもアメリカは余裕がありますね。どんなことに置いても余裕は大切です。実際にその当時の日本軍は休みなしでした。これでは消耗してしまいますね。
もちろん、戦国時代の事例から見ても少ない兵力でも勝てることはありますよ。真田家とかまさにそうですし。ですが、組織力に関してはきちんとありました。要は組織力もないしアメリカまでに兵力もない。勝てやしないですね。他にも情報量でアメリカには勝てないみたいな話はあります。
※統計に関してはこちらの記事を参考にしました。
まとめ
日本は負けた理由を見ても組織力がないなというのは明らかですね。というかまず曖昧な表現からやめろよと思ってしまいますね。曖昧な表現ほど部下は戸惑ってしまいます。また、正確な情報を収集しなくなったのも論理的に戦っていないのが明らかですね。このようなことを見て思うのが今も同じであることです。何事においても組織力は大事です。むしろ、なかったら総崩れです。このようなことを踏まえても歴史から学べることはたくさんあるということです。ですので、この記事を参考にして今の時代に置き換えるものは置き換えていくことで人生がいい方向に向くかと思われます!以上です!最後まで読んでいただきありがとうございました。
りかちゅう