確証バイアスとは何か?:固定観念がある理由

どうも、りかちゅうです!人間誰かしら固定観念というものはあるかと思われます。具体的には専門家の言っていることは正しい。営業という仕事はやりがいがある。政府は国民のために働いている。教科書の内容は正しいなど。他にも色々ありますが人間には何かしらの固定観念を持っているものです。それもあって自分の都合のいい情報だけをついつい集めてしまいます。また、自分に都合の悪い情報は何も調べもしないでデマだと断定します。このような現象を確証バイアスと言います。え?そんなのあるのってあるんです。ということで、この記事にて話したいと思います!

 

確証バイアスとは何か?

確証バイアスの定義が知らないと何も始まらないのでまずは確証バイアスとは何かについてから話しますね!

確証バイアスとは、自分の先入観や仮説を肯定するため、自分にとって都合のよい情報ばかりを集める傾向にあることです。自分の信じてるものは正しいんだという気持ちのせいでそうなるのかと思われます。ちなみに、確証バイアスは認知バイアスの一種です。認知バイアスとは、自分の思い込みや周囲の環境の影響で合理的な判断ができなくなることです。要するに、つまり自分の思い込みや周囲の影響によって誤った情報でも信じることはあるということですね。

確証バイアスの実験

実は確証バイアスにはある実感があります。それは「ウェイソン選択課題」と言って確証バイアスを利用した論理パズルのことだそうです。ちなみに、イギリスの認知心理学者、ペーター・カスカート・ウェイソンが1966年に考案しました。

どのようなパズルかと言いますと、4枚のカードがあり、各カードの片面にはアルファベット、もう片面には数字のいずれかが書かれて何枚かカードを裏返した時に「もしカードの片面が母音ならば、もう片面は偶数」という仮説があります。それで、もしその仮説を証明するとしたら、裏返す必要があるカードは何枚あるのか(最小限)を問う課題です。この仮説をよく考えていけば偶数の裏が母音である必要はないことから偶数の裏は確かめなくていいです。ですが、多くの人が母音のカードと偶数のカードを裏返えしてしまいます。これが確証バイアスです。

確証バイアスの具体例

確証バイアスには色々な事例があります。では、具体的にどのような事例があるのか?

1.友達は嘘をつかない

これは意外とあるあるなのかなと思われます。おそらく、自分の嫌いな人が真実を伝えていたとしても嘘くさいなと思ったらその情報を信じないのかと思われます。反対に自分の友達がもし嘘をついていたとしても嘘である要素がないなとかんじてしまっ信じるかと思われます。建前上は仲良くしているけど本音は嫌っているみたいな関係ほどそういうのはあるのかなと思われます(本当に仲が良い場合でもある可能性はなくもないです)。このようなことを踏まえても友達の言っていることは絶対だなんてありえないですね。別に100%疑なんて言っていません。ですが、信じすぎることでいいことはないのかなと思われます。

2.教科書の言っていることは正しい

皆さん学校に行っていたら教科書は読んだことはあるかと思われます。まあ、まともに読んだかどうかに関しては人それぞれではありますけどね?それで、教科書の内容って嘘つくと思いますか?おそらく、常識で生きている人ほど嘘なんてつかないと言うはずです。ですが、教科書だって嘘を付きます!特に歴史関係は嘘パラダイスです。具体的には戦後の日本史なんて基本的にアメリカ都合で書かれています。また、フランス革命はルイ16世やマリーアントアネット側が悪く書かれていますが実は逆です。ここら辺は長く話したいですが割愛します。

このように、子供の教育機関である学校が必ずしも正しい情報を教えているとは限りません。

3.投資で損切りができない

これは投資家あるあるです。特に株やFXで起きえる現象です。おそらく、損切りすればいいのにできないのはきっと相場が回復するからやら自分は損切りしなくてもなんとかなるから大丈夫みたいな思考があるからなのかと思われます。そんな思考をしている人ほど強制ロスカットになるオチはあるんですけどね。これではせっかくの資金が無駄になってしまいます。むしろ、人によっては追証を払わないといけなくなります。ですので、自分は正しいみたいな考えはなくして、合理的に考える方がきちんとした形で運用できるかと思われます。

※他にも色々ありますが割愛させていただきます。

確証バイアスの対処法

確証バイアスはなかなか対処するのが大変です。ですが、多少なら対処できます。では、どうしたらいいのか?

1.信念を貫かない

世の中には色々な情報があります。特に今の時代なんてなんとでも言える時代です。だからこそ、何を信じるかなんて人によって違います。ただ、その信じている情報なんて自分が間違っていたと思ったら手のひら返したっていいです。おそらく、確証バイアスが強い人ほど恥さらしという感情があるからなのか間違いを認めたくないという気持ちは強いはずです。確かに、気持ちは分からなくもないです。間違いは恥みたいな錯覚は誰だってありますしね。ですが、強すぎていたら確証バイアスから離れられないです。

ですので、これは違うなと思ったら今まで信じてきた考えを捨てましょう!時には捨てることも大切です!

2.直感力を高める

これは大きいのかなと思われます。今の時代なんてデータとか捏造できることにはできます。そんな時、直感力があればみんなは信じてるけどもしかしたら違うかもしれないと判断することは可能です。具体的にはTVのインチキ様などですね。私自身、直感力はある方ですが生理的に受け付けない情報ほどガセ率が高いです。このように、直感力があることで間違った情報が正しいという固定観念を持つことはなくなるのかなと思われます。

3.自分にとって難しい内容から目を背けない

人間ですから自分にとって難しいなと思える内容とか普通にあるのかなと思われます。私の場合ですと理系の話などは難しいなと思っています。ですが、必要だと思ったら目を背けません。なぜなら、目を背けるということは無知なままであるだけでなく、固定観念を持ったままになってしまうからです。これは持論ですが目を背けないことによって確証バイアスは減るのかなと思われます。なぜなら、知識が増えることによって何が正しいのか、間違いなのかを見極めることができるからです(間違った知識を身につけたらアウトですが)。だからこそ、自分にとって難しいなと思うことに目を背けない方がいいと思います!

まとめ

これに関しては正しい情報にたいして確証バイアスがあるならばまだいいです。正しい情報ですからね?ですが、間違っている情報に対して確証バイアスがあるとなかなかやばいのかなと思われます。なぜなら、間違った方向に向かってしまうからです。しかも、なによりも怖いのが大半の人が間違った情報が正しいと思い込んでいます。大衆は間違えるとはこういうことです。だからこそ、自分の信じてる情報はワンチャン間違っているかもと思う気持ちは大事かと思われます。それで、もし間違っていたら方向転換すればいいです。そうすれば確証バイアスは減るかと思われます。以上です!最後まで読んでいただきありがとうございました。

りかちゅう