リーマンショックとは?株価、為替の暴落

どうも、りかちゅうです。皆さんリーマンショックってご存知でしょうか?おそらく、トレーダーや投資家の人達は絶対知っているはずです。ただ現在幼稚園の子や小中学生の方だと何それ美味しいのってくらいのノリですよね。知らなくても恥でないから大丈夫ですよ。むしろ、小さい子なら知らないのが普通かと思うので。ただ今回分かって欲しいのはリーマンショックでかなりの経済状況が荒れたということです。ということでこの記事ではリーマンショックがどのように経済状況が荒れたことと、どれくらい株価や為替が暴落したかについて話したいと思います!

リーマンショックって何?

知っている人ならともかく、まずリーマンショックってなんぞやって感じですよね?その当時子供だった人達からしたらそのような発言をするでしょうし。私もあの時はまだ中学生でした。ということでまずリーマンショックの概要から話したいと思います。リーマンショックとは2008年9月リーマンブラザーズが破綻し、世界経済が悪い方向で大混乱したことです。リーマンブラザーズとはアメリカの大手投資銀行です。いわゆる日本の証券会社みたいな感じです。

私はその当時為替など無知な子供でしたが世界的には大騒動でした。その中でも日本では株価はもちろんのこと暴落、受注の激減、プロジェクトの打ち切りなどで日本の景気は一気に悪くなりました。

ただ日本の被害以上に事の発端の場所でもあるアメリカとはとある危機感を抱えていました。それは1929年の歴史に残る世界大恐慌並みに経済が悪化するのではないかという危機感です。実はリーマンブラザーズが破綻してから2週間でマネーが凍結。これは大ピンチなんて言ってられないくらい状況です。マナーが凍結するということは流通に支障がかかります。そのため、世界中の中央銀行による大量資金供給だけでは間に合わないという事態でした。ですが、間一髪のところで救われました。本当に奇跡的な感じです。

リーマンショックが起きた原因

リーマンショックとはアメリカのマネーが凍結しちゃうくらいの大騒動でした。では一体何が原因でリーマンブラザーズは倒産してしまったのか。今から説明しますね。

1.サブプライムローンの登場。

事の発端は、サブプライムローンというものが登場したからです。なんじゃそりゃって感じですかね?簡単に言うとサブプライムローンというのは低所得者向けの住宅ローンです。ぶっちゃけたことを言えばフリーターなど返済能力が低い人でも住宅を担保にできる高金利の住宅ローンでもあります。そのため、普通なら低所得者は家を買えなくてもサブプライムローンがあったことで低所得者の方でも家を買う人が増えました。

ただなんでこんなハイリスクなことが流行っていたのか?その当時のアメリカは土地や住宅の単価が高騰していました。そのため、もしローン返済ができなくても住宅を差し押さえて売却すれば返済できるという考えがあったからです。

2.住宅の増加

サブプライムローンのおかげでみんなして家を買いますよね?その影響で住宅は増加しました。ですが、住宅ローン会社からしたら貸したお金を返してもらえる権利のある債券を持っているのにはリスクがあると思っていました。じゃあローン会社は何をしたかというか?それはサブプライムローンの債券を投資銀行に売りました。投資銀行にとってはいいお話です。サブプライムローンは高金利だからこそ。 早速投資会社は債券を購入。それによってローン会社は、また低所得者にお金を貸していたのです。 このような経緯があったからこそ住宅は増えていくばかりでした。俗に言う住宅バブルですね。

3.投資銀行はサブプライムローンを販売

投資銀行もサブプライムローンは高金利だし買ってはいました。。だからってリスクの高いサブプライムローンの債券をいつまでも保有する訳にはいかないと思ってました。ただこんなハイリスク商品を投資家が買うわけないじゃないですかと悩んでいましたそれでも、なんとかしたい。そこで、投資会社は色んな債券や証券をまとめた金融商品として売り出すことにしました。混ぜれば分からないと言う考えで。その際、この商品は安心ですよというのを示すために格付け会社から最高評価であるAAAのお墨付きをもらい、投資家にアピールしました。

ただなぜ格付け会社は危険な商品を安全と判断したか気になりますよね?それは腹いせで何か言われるかもという考えがあったからです。金融商品に対して悪い評価をつけることで悪い商品でもないのになんで評価を低くするんだとクレームが来たら対処できないと。それもあって審査が甘かったようです。

4.住宅バブルの崩壊

サブプライムローンの金利のはじめから高金利じゃないんですよ。意外ですよね。なんと徐々に金利が上がっていくことで返済額が増えていくんです。初めのうちはお得ですよね。ですが、後から金利が高くなるため低所得者はローンを支払うことができず見事に滞納。そうなると差し押さえられる人が急増しました。このような状況は家を買う人がなくなり、住宅の価格は一気に暴落しました。これが住宅バブルの崩壊です。

5.サブプライムローンの破綻

住宅価格が暴落したと同時にサブプライムローンは破綻してしまいました。これは投資会社や銀行からしたら大ピンチです。おかげで市場も大パニック。特にサブプライムローンを買っていた投資家は資産を失いました。投資家からしたらメンタルほうかいですね。

そして、さらに悪化する出来事があります。先ほどサブプライムローンは他の債券と組み合わせて販売していたと言いましたよね?そのせいで投資家はこのような発想をしました。もしかしたら自分が買った商品にもサブプライムローンが含まれているかもと。それ故に投資家は一気に売却し買い手が付かなくなってしまいました。その結果リーマンブラザーズの経営は悪化し、負債を抱えたまま倒産してしまいました。これがリーマンショックの原因です。

経済的にはどうなったの?

経済的にはどの国もオワコン状態ですね。ただ色んな国のことを言ってもキリがないので日本の話をしますが日本はリーマンショックのおかげで車業界はもちろん打撃です。後ほど話しますがリーマンショックの影響でかなりの円高になりました。それは米ドルの需要がなくなったからなんですけど。日本にとっては円安の方がいいんです。日本は車で貿易の売上が成り立っているので。そこらへんの話はいずれしますが。それ故に日本の経済も相当打撃を受けました。

その時の株価や為替の暴落は?

株価も為替の暴落も言葉では表せないくらいでした。為替はドル円の話だけになりますがリーマンショックが起きてから3ヶ月で1ドル104円から87円にまで下落しました。普通なら1年間で15円くらいの幅で1ドルあたりの値段が動くんですが3ヶ月で20円くらい下落するというのはイレギュラーそのものです。また、日経平均株価も同じように暴落しました。確か1ヶ月でマイナス約40%です。相当な下落ですね。ちなみにその時の日経平均株価は7000円くらいでした。

まとめ

投資家なら知っているリーマンショック。大手の金融機関なのにもかかわらず倒産してしまい世界経済を脅かしたとは本当に何が起こるか分からないのがお金というものですね。おそらく投資家ならその事実と戦っているはずですが。ただ先ほども言ったように暴落があるということは一時的にも経済的に悪化しているという証拠です。それだけは分かっておくだけでも今経済的にどうなっているのかは把握することができるでしょう。その辺の話に関しては難しいので今後とも色々話したいと思います!最後まで読んでいただきありがとうございました。

りかちゅう