なぜ人は集団になると馬鹿になるのか?

どうも、りかちゅうです!集団になると馬鹿になるという言葉があります。え?集団で力を貸しあえば強くなるんじゃないのとは思いますよね?たしかに、それは一理あります。3人寄れば文殊の知恵なんて言いますしね。ただ、集団の規模が大きくなればなるほどみんなしてバカになってきます。しかも、そのバカ加減は無意識のうちにです。要するに、バカになっていることも気づかないで生きているやつですね。気づけている人は少ないです。だからこそ、そこら辺は把握しないといけないと思います。ということで、この記事にてそこら辺の話をしたいと思います!

集団心理とは何か?

集団になると馬鹿になるのは集団心理が走ってしまうからです。簡単に言えば集団の中であることで起きてしまう心理状況ですね。ただ、これだけではよく分からないとは思うので集団心理とは何かについて話したいと思います!

集団心理とは、集団の中で多数派に同調したいはことで思考力や判断力が抑制されます。その際に、集団全体として極端な行動を引き起こす心理のことです。この心理は特殊的とは言われています。また、同じような意味を示す言葉として「群集心理」という言葉もあります。

ちなみに、集団は会社や学校など目的や規律がある人々の集まりという意味があります。一方で、群集は集団と違って全体の統制が取られていない人々の集まりであることから今までは社会心理学で別々に研究されてきました。ですが、今となっては集団の集団行動と群集の集合行動には連続性があると認められています。

集団心理による現象

以上が集団心理による概要です。それで、集団心理によって起こる現象があります。では、具体的にどのような現象があるのか?

1.匿名性が強くなる

個人である場合は全部1人の責任になります。それもあって何事にもシビアになるはずですし自責精神は高まります。ですが、不特定多数となると責任というものが薄くなります。また、発言なんて匿名であってもなんとでもなります。例えばSNSなど多くの人が発言するような場面でも匿名だからバレないため、過激な発言してもなんとでもなります。質問箱や5ちゃんなどがそうですよね。このように、責任を問われなくなるような環境になることから自責精神がなくなるのかなと思われます。

2.その場の雰囲気で合わせるようになる

大半の人が同じことを言い、同じ行動をしているとその場の空気に合わせた行動をしやすくなります。たしかに、そういうのは必要な時はあります。ただ、合わせ過ぎると自分で決めなくていいことから冷静な判断をする能力を失ってしまいます。いわゆるみんながやっているからみたいな感じで流される感じですね。これは同調圧力の強い日本ほどあるあるです。

このように、周りの言動に影響を受けることを受け合わせはようになってしまいます。特に、偉い人が言った発言ほど影響受けやすいかと思れます。

3.力が強くなると勘違いする

1人では勇気がなくてやらなくてもみんながいればやれるみたいなやつですね。いじめやら誹謗中傷ほどそうかと思われます。あの類は自分1人では対抗することができないからグルでやろうみたいになっているとはあるとは思います。きっと1人じゃできないはずです。それなのにもかかわらず自分は強いんだという錯覚をするなんてことはあるあるです。特に集団のトップになる人ほどそのような錯覚を受けてしまうのかなと思われます。だからこそ、自分1人だけで何ができるのかは考えた方がいいと思います!

4.上手く逆らえない

やはり、集団となると上下関係が付き物です。会社なんでそんなもんです。上司やら社長がいます。このような人達がいると厄介なことがあります。それは上の人の言うことを聞かないといけないことです。たしかに、世の中には後輩の言うことを聞いてくれるような組織はあることにはあります。ですが、基本的には上の人が権限を持っていることが現実です。となると、たとえ反対意見があったとしても逆らうことなんてできないです。ここに関しては理不尽ことが嫌いな人ほど嫌気を指す話かと思われます。私自身そっち側の人間です。それ故にこの項目を作りましたwwwwwww。

集団になると馬鹿になる理由

このように、集団になると何かしらの現象はあります。それで、このような環境はバカになります。では、なぜ、馬鹿になるのか?

1.考えなくていいから

先ほども述べたように集団になれば決めなくてもいいことは色々あります。会社で言うなば規則や売上向上のためにどうするかなどを決めなくていい感じです。それ以外にも学校の勉強なんて与えられたものをやればいいです。このように、別に考えなくてもなんとでもなります。むしろ、考えず逆らわない感じの方が上にとって都合いいかもしれませんね?こうやって人の思考力は落ちていくのかと思われます。

2.自分じゃ何も出来なくなるから

先ほども述べたように集団となれば責任も薄くなります。また、集団であれこれしていこうという気持ちからグループでやらないとダメみたい現象を起こす人もいるかと思われます。たしかに、人は1人じゃ解決できないものはあります。ですが、こんな状態にいたら自分じゃ何もできなくなります。自立した人がいなくなる感じですかね?これでは誰かに依存した生き方になること間違いなしです!

3.逆らう勇気が消えるから

先ほども述べたように集団となると基本的に上の人間の判断でことが左右されるようになります。となると、逆らっても無駄と感じたり、反対意見を言う気持ちにならなくなったりすることから道から逸れる勇気を持てない人が増えるのかと思われます。実際に本当のことが言えないで流されている人なんて普通にいますからね。それか、逆らわない方が心地いいと思う人もいるかなと思います。このように、何か思うことがあっても結局は言うことを聞く感じになるのが集団です。これは本当にいいことなのかと戸惑います。

まともな人ほど群れない?

YouTubeでまともな人ほど群れないというネタを見たことがあります。これは間違っちゃいないです。やはり、みんなに溶け込める能力は必要ではあります。1人だけ浮いていると組織が乱れますしね。ただ、何度も言いますが集団にいないとなっけてないみたいな考えだと考えないことから成長しません。逆に個人主義的な考えの方が何かあった時頼れるのは自分だからこそどうしたらいいかと日々考えるかと思われます。

また、いい意味で周りと話が合わないということからまともな人ほど群れないなんて話もあります。このようなことを踏まえても過度に群れることっていいことないですね。

まとめ

戦国時代関係の本で人間は組織に入ると馬鹿になるみたいな文面がありました。実際に戦国時代の場合は工夫して生きないと死んでしまう世の中ですしね。サバイバル生活そのものです。その点、江戸時代になったらそうでもないです。むしろ、組織はできてるので型にハマればいいことは増えます。このように、歴史的な観点から見てもこの発言は間違っちゃいないです。それなのにもかかわらず、今の時代は集団主義です。日本なんかそんなもんです。それなのにもかかわらず、その実態に気づけていない人は多いです。ですので、この記事を読んで気付ける人が増えて欲しいなと思います!以上です!最後まで読んでいただきありがとうございました。

りかちゅう