会社・企業の口コミは信憑性あるの?口コミの正しい使い方

どうも、りかちゅうです!

最近会社の口コミって流行っていますよね。「会社の評判」「Open Work」「転職会議」「就職会議」その他もろもろ。やはり流行っている理由としては実際に働いている人や働いていた人の声が聞けるということです。具体例を言いますと福利厚生、社風、業務内容、給料、働き方などがあります。ですが、色々な意見が多くて戸惑いますよね。理由は求人票には給料なり福利厚生なりいいことが書かれているのに口コミを見たら残業時間は多いなり、社風やオフィス環境が最悪といったネガティブな発言があるからだと思われます。そこで、この記事では口コミの意見をどう参考にしていいか分からない就活生や転職活動をしている人に会社・企業の口コミの口コミについて話したいと思います。

 

人はなぜ口コミに敏感になるのか

まず今なんで企業の口コミに戸惑いを感じてしまってるかについてを知るためにも口コミがなぜ人に影響を与えてしまうかを心理学に基づいて話したいと思います。

 

1.ウィンザー効果

第2者は第1者の意見よりも第3者の発言の方が信憑性、信頼性があるという気持ちになる心理です。就活、転職活動の場合の第1者が企業、第2者が求職者、第3者が実際に働いてる人または働いてた人です。この説明ではいまいち分からないので私の前のバイト先ことからげんきで具体例にしてみたいと思います。からげんきは焼き鳥とからあげを専門とした居酒屋です。ですので、からげんきの料理長は宣伝のために「自分の作った焼き鳥とからあげ美味しいよ」と言うことはありえるでしょう。ですが、聞く側にとっては料理長に言われるより実際にからげんきで食事をした友人に「あのお店の焼き鳥とからあげは美味しいよ」と言われる方が信頼感が沸きませんか?このように第1者の企業の声よりも第3者の働いてる人または働いてた人の声を気にしてしまうのはこの心理があるからです。

 

2.バンドワゴン効果(社会的証明)

多くの人が選んでいるもの言っていることの方が支持率を増すという効果です。例えば、企業側が「アットホームでいい環境」と書いていても口コミに多くの人が「人間関係が良好でない」「上司はいつもパワハラする」と書いていたら口コミの方をついつい支持してしまうということです。

 

3.ハロー効果

ある物事を評価するときに顕著な特徴に引きずられて他の特徴が歪められること。つまり、悪い口コミばかりが書かれているとその会社の良い点は聞く耳を持てなくなることです。

この3つの心理が人間には働いているからこそ口コミという情報がついつい気になってしまうのです。実際に口コミの影響力も統計であります。こちらを見てください!

こちらは平成28年版の総務省のデータです!どの世代もかなり参考にするとまあ、参考にするを合計したら20代から50代は70%後半の数値を占め、60代は68%を占めています。それくらい影響を与えてるということです。それもあって企業側も商品を売るとき口コミを載せて販売していることもあります。


口コミに縛られないように

確かに、心理学からもデータからも口コミは人におおいに影響を与えるものですし、人の発言なので参考にするべきちゃするべきです。ですが、あまりに口コミばかりで頼るのは良くないです。なぜなら口コミに縛られた生き方になるからです。一体どういうことか?今から説明していきます。

1.あくまで人の意見

口コミってあくまで人の意見なんですよね。だから捉え方も人それぞれです。例えば福利厚生も基本的なの揃ってればいい人にとっては福利厚生もっと充実されろって口コミを見てなんとも思わないですし逆に福利厚生を気にする人はその口コミを見て不安になるといった感じです。このように人によって基準が違うからこそ入ってみないとなんとも言えないなんて思いながらも不安は募るという気持ちに陥ります。

 

2.自分の意志がなくなる

先ほども述べたように相手の意見です。口コミにこだわっていたら自分の意見がなくなり、相手の発言だけで判断するようになります。そうなってしまうと次は自分の意見を述べることがなくなり自己主張の無い人となってもおかしくはありません。要するに自分の目で確かめたり自分で見解することがなくなったりするということです。

 

ではどうやって使うべきか?も

もちろん先ほどのように口コミに縛られた生き方ではなく上手く使う方法もあります。ですので今から紹介しますね!

1.最新の物は要チェック

古いものに関しては変わってることもあります。なぜなら企業は生き物と言われるくらい変化というものはあるからです。売上とかがまさに当てはまるかと思われます。それと同様に職場環境も変わってることもあります。ですが最新のものは日が浅いだけにあって変わり様もないです。ですので最新のものは本当なのかもしれないと要チェックしましょう!

 

2.離職者か在職者かを確かめる

案外見るべきものです。離職者ですといつ離職したか分かるか分からないかは口コミサイト次第ですが少なからずその当時の感想です。ですので、数年前に辞めたのに2019年になって書くなんてことはあってもおかしくないはずです。実際に「今は違うかもしれませんが私がいた時は〜だった」なんて発言もあることにはあります。ちなみにOpen Workはいつ退職したかなどが書かれてるので基準にするといいでしょう!一方で現職中の方の口コミは今現在嫌な思いをしてるから書いてる訳です。要はタイムリーな状況を書いてあるってことです。ましてや最新でかつ現職中と書かれてる口コミは本当のことなのかなと疑ってもいいと思います。

 

3.いい口コミは人事が書いてるかも

口コミトラップです。この話は起業家のエージェントから聞きました!なぜこの話が本当かというと人事は人が欲しいがためにいい口コミを増やさないといけないという思いになるからです!人ごと発言ですが人事も大変ですね。ではどうやって見分けるかと言いますと直感と比較です。まず直感に関してはなんかうさんくさいなと思ったらその直感を信じましょう!人間のファーストインプレッションは侮れないです!そして、次に悪い口コミと比較することです。なんか2つの意見矛盾してない?みたいに感じたものは人事が書いてるものとみなしましょう!

 

4.悪い口コミはひと通り見る

悪い口コミは新しい・古い関係なく一通り見ましょう!なぜなら人間って匿名で書けるものは攻撃的になるからです。口コミサイトなんて匿名です。嫌な思いされたこと書こうって気になりやすい場所です。理由としては名前は出てないから悪口言っても咎められないなんて言う心理が働くからです。心理学でも罪に問われないほど攻撃的になるとも言われてます。要するに匿名であるからこそ嫌な思いをしたら思う存分に書こうという状態になってるので社員がどういう点で嫌な思いをしたかは把握すべきです。

※昔のネタは今変わってるかどうかは確認してください。

 

5.大きい会社は配属先による

ある意味クセものです。会社が大きくなればなるほど部署はチームというものも増えます。それ故に部署やチームのカラーが出るため配属先によって働き方や業務のやり方などが変わってきます。実際に営業は残業多いと書かれてるのに事務や・WEBディレクターは少ないとか書かれているのを見たことあります。または課によって違うという発言もありました。このように「〜による」みたいな発言または「〜の場合」といった発言はその人の事例ということであると思いましょう!

 

6.懸念するのものしないものを仕分けする

自分の意志の出番です。とりあえず見たもの全てに対して懸念するものしないものをに振り分けをしましょう。それで懸念しないものに関してはもう折り合いはつけられてるからこそ無視するのが一番です。一方、懸念してるもの、いわゆる折り合いの付けられないものに関しては内容も落とし込むためにももう一度読んでみることです。折り合いが付けられないとしたならばその企業の優先順位は低くするまたは受けないとすればいいんです。

※企業の発言と見比べるためにもこの作業をする前に企業のホームページや求人票から先に読んでください。

 

もしそれでも判断出来なかったら

確かに口コミ見て自分で仕分け出来る方が良いに越したことないです。ですが、一通り口コミを見ても自己判断しにくい所はあるでしょう。特に人数の多い会社は配属先次第ですからそのように陥るはずです。そんな時の対処法は面接で直接聞くことです。それしかないです。その際に注意するべき点は前置きの言葉です。前置きの言葉ないと面接官に「この人は口コミでしか判断しないのかな?」と思われてしまいます。ですので、「口コミを見て不安になってしまったことがあるのですが」や「〜って書かれていましたがそれってどうなんですか?」みたいな前置きの言葉を入れましょう!それでもし回答内容が曖昧だったりごまかしてたりしているのであれば口コミのことは本当と思われるでしょう。逆にいや、うちの課は違うぞなどと断定し詳細を話すようであれば面接官が正しいはずです!要するにあまりにも分からない場合は現地で聞いてから自己判断するのが妥当です。

 

まとめ

正直に言いますが口コミで判断する気持ちは当然です。仮説と検証を繰り返す学問こと心理学でも言われてるからこそ。それもあって口コミの使い方を分かってないと口コミだけで企業を選んでしまいます。要するに口コミのみに頼るのではなく企業が言っていることと社員が言っていることは一致しているのかを見極めて企業を選ぶといいですよ。ですので、この記事を参考に会社の口コミの使い方を覚えてもらえると嬉しい限りです。

 

りかちゅう

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