苦しい現実:企業存続率は低いものです

どうもりかちゅうです。唐突ですが皆さんに質問があります!日本には様々な会社があるじゃないですか?それで会社ってどれだけ存続するかってご存知ですか?おそらく、知っている人もいれば知らない人もいるでしょう。なんでこのような質問をしているかというと会社を存続させるというのは難しく、雇われる側もいつまでも勤め続けられるの保証もないですし、経営者側も倒産のリスクがあるということです。では、どれくらい存続することが困難なのか?この記事で話したいと思います!

企業存続率の統計

知らない人からしたら企業存続率って気になってしょうがないですよね?早速統計的に話していきますね!

1年後

企業を立ち上げて1年後経ったらどれだけ残っているのか?なんと72%から60%です!この統計からすると3人から4人の社長が立ち上げたのにもかかわらず長続きしないままで終わってしまいます。1年ならみんな着実にやれているかと思いきや現実は違うと言うことですね。

5年後

5年後になったらもっと生存率は落ちますよ?なんと40%から15%です!6人から9人の社長さんが脱落してしまうということです。5年踏ん張るというのはなかなか難しいことが明らかですね。ベンチャー企業でも5年続いていると評価はされるものです。

10年後

5年後でも失敗してしまう企業が沢山あるのならば10年後ってどれくらいになっちゃうのって話ですよね?それがなんと6%です!100人の社長さんがいたら6人しか続かないんですよね。それもあってよく10年続いている会社ならすごいとは言われています。要は会社の存続基準として10年いけるかが勝負ということです。もし皆さんの勤めている会社が10年以上続いていたらなかなかすごいということです。

20年後

10年続いていたら評価されるのは理由があります。なぜならもう10年こも20年続いていられる会社は0.3%です!これは1000人の経営者がいて3人しか企業を続けることができないということです。6%でも少ないとは思いますが0.3%しか存続していないのが現実です。そう考えると終身雇用で長く勤めるなんて厳しいことが明らかかもしれませんね。

30年後

30年後に続いている会社は本当に少ないです。なんと0.025%です!10000人の経営者がいたら2人しか残っていないです。となるとリクルートや三越、野村証券など老舗の会社というものは本当に企業体力があるということです。他にも昔からの大手企業はあるかと思われますが続けられていることが評価対象でしかありません。

※参考資料はこちらです!

https://e-jimusho.com/blog/起業(企業)の生存率%E3%80%8220年で0%EF%BC%8E4%は本当??/

https://www.ibjapan.com/kaisetu_blog/startbusiness/p_5292/

※サイトによって誤差があるので幅は取りました。

存続しないの要因

企業が存続することが困難なのは分かったか倒産思われます。10年続いている会社が10%もないという統計がある時点で。ただなんで企業が存続できずに倒産してしまうのかについてはまだ分からないかと思われます。ですので、今から企業が倒産する理由を一部ですが話したいと思います!

1.利益率が安定しない

企業というものは利益が出ないと安定しないものです。当たり前の話ですが。だからこそ、利益率が安定しないと企業は存続しません。それ故に立ち上げる時は何事も問題なく出来たとしても売上が作れなくて会社を存続出来ないというオチに至ってしまいます。このようなことを考えると立ち上げたいならば稼ぐ導線というものはきちんと作るべきです。いや、作らないといけないです。そうでないとすぐに倒産してしまいます。

2.離職率が高い

実は何気に隠されているんですが離職率が高いというのも存続しない要因の1つだと私は思っています。なぜなら会社の出費って1番かかるの人件費なんですよ。もし月収30万ならば年間1人あたりに最低でも900万程度はかかります。詳しくはこちらを見てください!

雇用のためのコストってどれくらい?

それで、もし離職率が高いとなると採用の費用はいつまでもかかるだけでなく戦力の穴埋めもいつまでもしないといけません。それ故に利益率が低くなってしまい、企業存続させることが困難になってしまいます。実際に離職率が高すぎる企業は存続させるのに支障がかかるため上場できません。もし離職率が高い企業がどう悪影響を与えるのかに関して興味のある方はこちらを見てください。

離職率が高いと企業には悪影響なのか?

3.資本金が少ない

昔は株式会社を設立するのには資本金1000万円以上という条件がありました。(有限会社は資本金300万円以上でした。今は有限会社は立ち上げ出来ません。)ですが、2006年にその制度がなくなり資本金1円からでも立ち上げることが可能になりました。ただ問題点としては資本金が少ないということは安定感がないことです。日々利益率が高くないと崩れていまいます。そのため、もし万が一企業の売上に支障が起きた時に防御するようなお金がないということから企業存続することができなくなってしまいます。この場合は存続するためにも投資と貯蓄のバランスを上手く考えるしかないですね。

4.黒字倒産

黒字なのに倒産?そんなことあるのって?あるんですよ。どういうことかというとキャッシュフローです。たとえ今月の売上が良くてもそのお金が来月に入るとなりましょう。一見問題なくないとは思うかもしれません。ですが色々出費をしすぎて現段階で手元に十分な資金がないという状況に至ってしまいます。要は今月では賄えなくて倒産ということです。

企業を作るのは簡単、続けるのが困難

正直な話、企業を作ることは簡単ちゃ簡単です。株式会社ならば登記料を払えば会社が出来たことにはなります。個人事業主も自分で稼げると思えるならばなろうと思えばなれます。ですが、これを続けることが大変なんです。売上はもちろんのこと、組織の組み立て方や経営戦略。これらが長期的に安定して続けるということが難しいのです。また、企業を作ってからも色々なスキル面も問われるためいくら作るのが簡単だからって思い切ってやると失敗してしまうケースが多いです。

経営者の現実と孤独さ

企業存続が困難というのは経営者にとって知るべき現実の1つです。確かに、起業して企業というものを作れば自分がトップですよ。権力だけでなく自由に働ける権利もあります。ですが、日々の売上も会社を存続させるなどの全ての責任は経営者なんです。雇われている側だと再就職先探して見つかればそれはそれでも経営者はそういうわけにはいきません。借金を抱えるなど全てのしわ寄せが経営者に寄せてきます。また、旦那に苦しんでてもトップな故に誰にも話せません。これが経営者の現実と孤独さです。経営者が孤独な話はこちらの記事を見てください。

なんで孤独なの?経営者が孤独を感じてしまう理由

まとめ

私自身起業をしたいという人間ではあります。ですが、すぐに起業しないでいるのは存続年数と現実です。確かに、立ち上げようと思えば立ち上げられます。ですが、立ち上げたところで倒産してしまうリスクもあるからこそ一旦は色々スキルを積んだり、物事を発信するという形で準備してから起業しようと考えています。要はそれくらいリスクは高いからこそリスクヘッジはしないといけないということです。ですので、私以外の人で起業したい人はこのことを自覚してください。現実は茨の道です。茨の道の内容は色々詳しく話したいですが長くなるので以上とします。最後まで読んでいただきありがとうございました。

りかちゅう