どうもりかちゅうです。マーケティングって用語沢山ありますよね。そんなにあるの?って驚く人もいるかもしれませんが多いんです。書いているこの私ですらも色々掘れば掘るほど出てくるなぁと思ってしまうこの頃です。それだけ奥が深いものでないと顧客の心なんて掴めませんしね。ですが、そんなことを言ってもなかなか前に進めないと思われます。ということでこの記事ではマーケティングの導入としてマーケティングの基礎用語についてまとめました。基礎中の基礎ですのでマーケティングに興味のある人は絶対に覚えておくべきです!
マーケティングとは
マーケティングとは簡単に言うと物やサービスを買ってもらったり使ってもらったりするために顧客の心理を読み取るものです。その際に市場調査や広告宣伝などをします。詳しいことに関してはこちらを読んでください!
マーケティングの基礎用語特集
マーケティングの概要は分かったと思われるのでこれからマーケティングの基礎用語とその解説について話していきたいと思います!
1.基礎概念
ニーズとウォンツ
ニーズとは英語で言うneedsです。要は日常生活で人が必要とするものです。例えばお腹が空いたらご飯が必要ですよね。あとは物を買うときはお金が必要。このように今欠けている物を満たすための目的となりうるものがニーズです。マーケティングでは人のニーズを刺して訴求性を高める行為をします。
一方ウォンツとは英語で言うwantです。要は日常生活で欲しいものです。ニーズの延長線で話すとお腹が空いたらご飯が必要。ただご飯はご飯でもカレーが欲しい。物を買うにはお金が必要。ただアメリカにいるから米ドルが欲しいという感じです。要はニーズを満たすために欲しいと思っているものがウォンツです。俗に言う人間の欲望ですね。2つを比較してもニーズの延長線にウォンツがあることからニーズで訴えるよりもウォンツを訴えたほうが売りやすいです。あとは人間は欲望を満たしたい生き物という意味でもウォンツで訴求性を高めた方が売りやすいです。
2.環境分析
PEST分析
広い視野で環境分析を行うことです。マクロ環境とも言います。PEST分析のPESTはこの4つの用語で成り立っています!
Politics(政治)
ビジネスに関する法律や政治の動向を分析したことを踏まえて今後の戦略を考えます。
Economy(経済)
経済水準や株価や為替の動き、所得変化、金利の分析から相場などを考えます。
Society(社会)
人口、価値観、流行などのライフスタイルから今何を求めているのかなどを分析します。
Technology(技術)
ビジネスに影響を与える技術動向を分析することです。例えば今はデジタル社会になってるからデジタル関係に関することをしようみたいな考えですね。
以上4つの頭文字を組み合わせたものです!
3c分析
3C分析とは自社の事情を踏まえて外部環境や競合の状況から事業の成功要因を分析し成功させるときに行う分析です。3C分析は3つの用語で成り立っています。
Customer(市場・顧客)
自社のユーザーさんや自社の商品を買ってくれる顧客はどんな人なのか、顧客のニーズはどんなものかを分析します。
Competitor(競合)
どんなビジネスも競合はいます。だからこそ、競合の事情や強み弱み、どのような評価を受けているかに関しての分析をします。
Company(自社)
自社商品やサービスの強みや弱み、どのような評価を受けているのかに関して分析していきます。
3つの視点で分析を行うため、3つの頭文字がCなので3C分析と言われています。
SWOT分析
自社の環境要因を把握するための分析です。自社の環境要因を分析することで、自社の事情機会や事業課題を発見します。
SWOT分析はこの4つの用語で成り立っています!
Strength(強み)
内部要因です。自社の強みですね。目標達成をなしえるものとなる組織が持つ性質を分析します、
Weakness(弱み)
内部要因です。自社の弱みですね。目標達成の際に障害となっているものについて分析します。
Opportunity(機械)
外部要因です。自社に良い機会を与えてくれるような環境変化や競合の動き、目標達成に良い影響を与えるような状況などを分析します。
Threat(脅威)
外部要因です。自社を脅かすような環境変化や競合の動き、目標達成の妨げとなる外部環境について分析します。
以上4つの頭文字を組み合わせたものです!
3.基本戦略
ターゲティング
ターゲット設定をするための戦略です。要は買っていただくお客様を決めることです。化粧品だって乾燥肌と混合肌では選ぶものは変わりますよね?このように集客や販促などでどんな人に買ってもらいたいか、サービスを使って欲しいかなどのターゲットを決めて商品やサービスを選定することです。ただしあまりにしぼりすぎるとコアなものになってしまうのでほどほどにするのが妥当です。
ポジショニング
ターゲットの顧客を獲得するために自社商品にしかない価値を築き、ユニークなものへとすることで他社との差別化イメージを見出すこと。ユニークな価値を認めてもらうことで競合に対して優位に立つことができる。だからこそ、ポジショニングをする際は競合のことを伺いつつも顧客の視点で考えることが大切です。
KBF
購買決定要因です。Key Buying Factorの省略です。購入する商品や利用するサービスを構成する価値や価格の中で顧客が購買や利用を決める際に重視する要素のことです。
4.具体的施策
4P
企業が顧客に対して商品やサービスを買ったり使ってもらうために活用できる組み合わせです。販売するために使用されています。
4Pとは4つの用語で成り立っています。
Product(製品)
お客さんのニーズを理解してお客さんにとって価値のある商品やサービスを作るために調査や分析をします。消費者目線を分析していく必要があります。
Price(価格)
自社商品やサービスをいくらで提供するかを考えます。価格競争の波に乗っていく必要があります。
Place(流通チャネルなど)
どのような流通を使っていくのかを考えます。自社の商品やサービスを求めているお客さんに円滑に届くようにするための施策を考えます。
Promotion(プロモーション)
商品やサービスは広めないと意味ないです。そこで、広告などでどう広めていくかについて考えます。自社のことをより多くの人なら知らせ、ニーズを高めるようなプロモーションをして分析します。メディアの使い分けなどをする必要があります。
4つとも頭文字がPなので4Pです。
製品戦略
マーケティング戦略で顧客にどのような商品やサービスを提供するのかについて考えることです。その際に4Pを考えながらやる必要があります。
プライシング
商品やサービスを提供する時には価格を決めないといけません。そのために製品の価格を設定することをプライシングと言います。その際に作成コストと見合わせつつ競合の事情も踏まえて選定します。
チャネル戦略
マーケティング・チャネルとも呼ばれています。作られた商品やサービスを消費者に届けるまでの一連の流れを考えることです。
プロモーション戦略
販売促進させるために考察して構成していくことです。自社の商品やサービスについて情報を発信し、消費者に認知させてく手段を戦略として練ることです。
※詳しいことに関してはそれぞれの別記事にて詳しく解説します。
まとめ
いかがでしたか?マーケティングの基礎用語だけでもこんなにたくさんあるんだなと思ったはずです。ただこの基礎用語を覚えておけば今後応用的な話になっても理解やしやすいかと思われます。だからってすぐには覚えられるものではありません。ですので、1つづつゆっくりと把握していくのが妥当かと思われます。今後ともいろんな記事を書くので見てください!最後まで読んでいただきありがとうございました。
りかちゅう