恐怖心を煽るマーケティング!PASONAの法則とは

どうも、りかちゅうです!マーケティングには様々な戦略があります。ありすぎてしょうがないです。ただ、その中でも気をつけろと思えるような戦略があります。それは恐怖を煽るマーケティングです。これに関してはひたすら煽って騙す戦略なこともあることです。よ煽るだけ煽っといて効果ない商品とかがよく使ってそうですけどね。また、この戦略は人間の本能に基づいて作られたマーケティングでもあるためたとえ賢い人であったとしても引っかかることがあることです。だからこそ、この戦略に関しては分かっておいた方がいいです。ということで、今からそのマーケティングについて話したいと思います!

人は恐怖や不安に敏感なのか?

にしてもなんで人間って恐怖や不安には敏感なんだよと思いますよね?そこに関しては何かしらの理由があります。ですので、まずはそこら辺から話しますね!

1.得る喜びよりも失う不安が強い

人間って得る喜びよりも失うことへの不安の方が印象に残りやすいものです。無くしてから大切だった、逃した魚は大きいという言葉がまさにそうですよね。それが顕著に現れるのが投資です。投資の際に少しでも利益が出たら喜べばいいものの人はさほど喜びません。冷静に考えれば銀行に眠らせるより上ならいいじゃんとなるんですけどね。それなのに、少しでも損失が発生したら人は悲しみます。このように、人間はネガティブなネタの方が敏感になりやすいのです。

2.不安から逃れたいから

先ほども述べたように、人間とは不安や恐怖に対してより敏感です。となると、不安材料をなんとしてでもなくしてやりたいみたいな気持ちになります。恋愛とかまさにそうですよね。1度相手側に不安感や不信感を持つと安心材料を探しますよね?そんな感じです。人間とは喜びを探すことよりも不安から逃げれる何かを探すものです。それ故に不安や恐怖を煽られるだけで何かと動いてしまうのかと思われます。

不安を煽る具体例とかある?

普通にありますよ。例えば限定○○人!もしなくなればもう売りませんみたいな形でなくなったらどうしようみたいなのとかがまさにそうですね。それ以外にもオイルショックの時だってトイレットペーパーがなくなるのは嫌だみたいな気持ちがあるからこそトイレットペーパーを買いまくる人が増えたんです。このように、人って不安だと思うと即動くものです。私的には人生の幸せはお金と健康であるならばその2つに関する不安を煽らせればみんな騙されるのかなと思っています。保険とかまさにそんなもんです。

pasonaの法則とは

それで、不安や恐怖を煽るマーケティングがあるんでしょ?どんな戦略なのって?それはPASONAの法則です。PASONAと聞いて竹中を思い出したら私と同類かもしれませんwwwwwww。まあ、そういうボケはここまでにPASONAの法則とは1991年に日本を代表するマーケッターこと神田昌典氏によって考案された、商品・サービスを売るための法則です。後ほど話しますが簡単に言えば不安を漬け込んでからのどうやって解決するか提案して誘導する戦略です。

pasonaの法則のフロー

このように、不安から解消させるから買いませんかみたいな流れがPASONAの法則です。では、具体的にどういうフローでこの戦略ができているのか?

1.PROBLEM

まずは問題点を提示し指摘します。脱毛関係で言うならばムダ毛が生えていることで男性が萎えてしまったとかですね。YouTubeの広告にあるあるです。このようにする理由は先ほども述べたように人は得をするよりも損をしたくない気持ちの方が強いからです。脱毛の例ならば男性に嫌われたくないという点です。要するに、PASONAの法則とは損をしないためにはどうすればいいかを教える戦略でもあります。

2.Agitation

問題点を提示したらとりあえず煽ります。一応煽るには種類があります。1つ目はとりあえずどんどん不安にさせる感じですね。もし、今のままだったら最悪な状態になるよ脅すのも一種の煽りです。保険で言うならばもしガン保険に入らなかったらいざガンになったら色々苦労するぞと言う感じですかね。2つ目の煽りは共感を持って読み手に接することです。具体的にはお客さんの悩み、痛みを言及し共感してどうしていくかを伝えるやり方が2つ目の煽り方法です。

3.SOLUTION

色々問題点を提示したり煽ったりした後だからこそ解決策と証拠を示さないとお客さん側は納得することはできません。だからなんだよって思っちゃいますよね。そこで、その問題に対して解決策を提示します。脱毛関係ならばその会社のサービスとどれだけの効果があるのかですね。その際に大事なのはビフォーアフターの画像や数値のデータなど目で見えるものを載せるのが重要です。実際にデータがあるからこそ信頼できるとかありますもんね。ただ、買う側はそのデータが正しいかは吟味した方がいいです。

4.Narro DOWN

緊急性、限定性をいうところですね。よくあるあるなのが限定○○人までやら、○○日までならばお得みたいなのがまさにそうですね。人は限定性、緊急性、希少性などに弱いからこそ。このようなことを伝えることで今すぐ行動しなければいけないという気持ちを強くさせます。美容関係の広告とかそういうのが多いです。

5.Action

行動への後押しですね。たとえ色々提示していたとしても行動してもらわないと意味がないです。そのためにも何かしらの背中押しが大切です。具体的に相手側が購入するにあたってまだ不安が残っていたらその不安を解消する。疑問点があるなら答えるなどがまさにそうですね。ただ、胡散くらいこともあるので注意してください!

ビジネスはいいことだらけでない

確かに、世の中には騙すという形ではなく商売をしている人はいるかと思われます。ただ、ほとんどのビジネスはいいものではないです。むしろ、ブラックなものばかりです。なんでかって?そんなの簡単ですよ。だって売り手側からしたら金が入ればなんでもいいんですから。要は、商売をやる側は利益がないとやっていけないです。となれば、たとえ買い手側が騙されたり、泣く羽目になったとしてもやってやるみたいな思考になりかねないです。それ故に姑息やり方でビジネスをする人はいるということです。お金に目がくらみ過ぎるのは良くないとはこういうことでもあります。

※そこら辺の詳しい話はこちらの記事に書かれています!

お金稼ぎの汚さ:商売のゲスい一面

まとめ

不安や恐怖に陥りたくないという気持ちは誰にでもあります。また、人間は今の現状のままだったら損することが多いと思ったら何かしらの解決策を探って実行したいとなるものです。それだからこそその不安に漬け込んだ悪徳なビジネスとは存在します。

YouTubeの広告にあるダイエットサプリとかそうですよね。あんなの飲んだだけじゃ痩せられないのにと思います。それなのにひたすら煽ったりデータを用いて説得させようとしたりしてますよね。また、ぶっちゃけたことを言うならば医療関係だってやっています。信じたくないですがこれが現実です。他にも具体例はたくさんありますがそういうので溢れている世の中です。ですので、もし煽りが強かったり不安に漬け込みまくっていたりしたら注意してください!以上です!最後まで読んでいただきありがとうございました。

りかちゅう