セルフレジ化が進む理由:人件費と会計

どうもりかちゅうです。皆さん、セルフレジというものを使ったことはありますか?いわゆるスーパーとかで定員がいるところで並ばずとも機械で会計できる奴ですが。おそらく、使ったことがある人はあるでしょう。ファミリーマートに置かれていることが多いですし。実は今、セルフレジがあるのは機械が発達したからだけではありません。機械が発達して作れるようになったのは一理ありますけどね。ただそれ以上の理由があるということです。一体なんなのか。セルフレジのメリットやデメリット等、セルフレジを導入した事例などを踏まえて話したいと思います。

セルフレジとは

セルフレジとは言葉通り自分自身でお会計をすることができるレジです。本来なら店員がバーコードをスキャンするところを自分がするって感じですね。自分で会計処理できることからプライバシーが守れることはメリットであるかと思われます。ただ初めは機械に使い慣れていないと手こずるかもしれません。

セルフレジが出来つつある理由

セルフレジが出来つつある理由は店側の事情があります。一体なんなのか?説明しますね。

1.人件費削減

人件費削減は大きな要因です。一般消費者をターゲットとするビジネス、いわゆるBtoCビジネスは利益率が会社ターゲットにするビジネスより低いです。単価がら高いものは除いて。そりゃそうですよね。スーパーも、洋服も飲食代も車のような単価はなりませんよね。となると人件費に割けられるお金も限られてきます。そこで、人件費をかけずにセルフレジを導入するという施策があります。

だからって機械だって高いではないかと思いますよね。いやいや、人件費の方が高いんですよ。月収30万の人を雇うと年間最低でも800万くらいはかかります。詳しいことはこちらを見れば分かります!

雇用のためのコストってどれくらい?

要は毎年年間800万かかるなら機械を導入した方が安いということです。

2.人手不足の解消

BtoCビジネスは人手不足です。理由は休みが少なく長時間労働だからです。皆さんブラック企業だと思い辞めてしまうということですね。それ故にいつまでも人手不足です。そこで、このような悪循環を解決するためにも機械で出来ることは機械に任せようという考えに至っています。そりゃ、レジ業務以外にもやることはありますからね。発注作業や調理作業、その他もろもろです。人手不足なら尚更機械に任せたくなりますね。

3.金銭面のミスがなくなる

人間がおつりなどの管理をするとなると必ずミスが発生します。人間ですから間違いはあります。だからって金銭のミスをしたら間違えた人は上に怒られてしまいます。私も金銭のミスをしてしまい怒られたこともありますし。これでは職場の空気が重くなってしまい、仕事のモチベーションが下がってしまいますね。そんな時に解決してくれるのはセルフレジです。機械がお金の管理をしてくれるため紛失やお釣りの渡しミスがなくなります。このように金銭面での管理が楽になるということは店舗側からしたらストレスは軽減されることでしょう。

4.現金の計算をしなくて済む

金銭面のミスの話と延長線ですが現金の計算をしなくて済むことになります。普通のレジですと現金の流れを計算しないと把握することが出来ません。ですが、セルフレジですと自動で計算されているため現金の計算をしなくてもお金の流れというものが分かります。人手不足でやることも多い中、現金の計算は辛いものです。その辛さが軽減されることは店員からしたら救いでしょう。

セルフレジを行っている店

セルフレジを行なっているチェーン店はあります!ですので、一部になってしまいますが軽く紹介しますね。

1.ファミリーマート

2018年ごろからファミマは導入し始めましたね。私も使ったことありますよ!きっかけは人手不足の中、レジ業務があるのは辛いとうことから導入し始めたそうです。そりゃコンビニの店員もレジ業務以外にもやることは沢山ありますもんね。レジならお客さんのみでやってもらった方がその他の業務にも割けますし店員からしてもセルフレジの方がいいですね。

2.モスバーガー

モスバーガーも一部の店舗ですがセルフレジをやっています。モスバーガーの場合はAIのセルフレジです。理由は人手不足もありますが一部の店舗で試すことで需要があるのかどうかの確認やモスバーガーらしい接客が実現できるかの検証です。

3.TSUTAYA

DVDやCDのレンタル屋さんことTSUTAYAもセルフレジを導入していますね。基本セルフレジな気がします。理由は混雑緩和だそうです。ただ使い方などの説明不足でクレームもあったそうです。

4.Amazon go

海外の話になってしまいますが2020年2月13日にzipでamazon goが紹介されていたのでこの記事でも話しますね。amazon goは上記3つと違う点があります。それは、入り口に携帯上にある会員証をかざして店に入ることです。それで欲しい商品は携帯でスキャンして買い物をします。会計はAmazonのアプリにデータが入る形で請求されます。

セフルレジの対策

セルフレジの対策としては万引きと着服ですね。amazon goのようにお店に全く店員がいないということもあるからこそ、万引きはしやすいちゃしやすいです。また、セルフレジは機械でもあるため、もろい機械でしたら壊そうと思えば壊せます。その2つの対策を考えるためにもセキュリティーゲートを付けたりレジの機械を強くしたりしないといけないですね。それかamazon goのように会員証をかざしてでしか会計が出来ないようにするしかないですね。

キャッシュレス化が進む

先ほども言いましたがセルフレジでは着服が発生する可能性があるという話をしましたね。その対策としてもう1つあります。それは100%キャッシュレスにするということです。現金が機械の中に入っていたら余裕で壊せちゃいます。ですが、キャッシュレスにしてしまえば機械の中に現金は入っていません。壊しても意味がありません。ですので、日本もキャッシュレス化はしていくかと思われます。

理由は飲食店のようなBtoCビジネスは人手不足で離職率も高いです。となるとセルフレジを使って人手不足を解消するしかなくなってきます。その際、店員という見張りの人がいない中の会計だからこそ着服されないようしないといけません。その対策として、完全にキャッシュレスにするという状態になります。

まとめ

この記事を書いたきっかけはTwitterでした。たまたまTwitterを見ていたところとあるローソンの店舗がこのようなお知らせをしていました。

人員削減故に3月2週目からセルフレジにすると。そりゃコンビニという名のBtoC業界の闇を知りましたね。コンビニのような業界ですと単価も低いです。人件費にお金をかけるのは厳しいです。だからこそ、この店舗はセルフレジにして人員を削減しようという試みがあったのではないかと思われます。

私自身この写真を見たとき、今後日本は人件費の関係や人手不足の関係でセルフレジ化は進むだろうしキャッシュレスも当たり前になるのではないかと思いました。特にチェーン店ほど。確かに、日本は現金を愛している国です。ですが、いつまでも現金を愛していては始まらないです!BtoC業界は特に人手不足だからこそキャッシュレスというものは視野にいれていくべきではないかと思われます。店員が現金不可とか言っちゃってますからね←。今後とも会計ネタに関しては書いていくので楽しみにしていてください!最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

りかちゅう