日本の就活に学歴は関係してくるのか?

どうも、りかちゅうです!日本の就活って学歴を見られることがあることが多くありません。例えば学歴によって給料が左右されるのが典型的な例ですね。確かに、そのようなことを加味しない企業はあるものの、未だに学歴での判断をするような会社はあるのは事実です。私の友達も大学は就活を有利にするためにあるものなんて言ってますからね。要はそれくらい日本って就活の時に学歴見られてる感があるということです。では、一体日本の就活ではどういう時に学歴が関係してくるのか?この記事にて話したいと思います!

学歴社会とは

日本は学歴というものに対して尺度を測るような学歴社会の一面があります。では学歴社会とは具体的にどのようなものなのか?まずはそこから話したいと思います!学歴社会と社会的地位や人事評価が、能力や業績・人柄ではなく学歴によって決められることです。例えば高卒よりも大卒の方が就活で有利になるのがまさにそれですね。特に、東大、京大、早慶上智、一橋などの有名大学に行っていると表面的だけでも評価されるのは明らかです。

学歴社会はいつからなのか?

学歴社会に関しては今になって始まったことではありません。実は明治時代から始まっていました。江戸時代までは武士や商人などの家柄で社会的地位が決まっていました。士農工商ってやつですね。ですが、明治維新後は学問に優れた者が出世していく世の中になってきました。そのため、教養や学力を高めてを高等学校に入学・卒業し、行政官や教員、軍人、技術者、政治家になることが美徳でした。金持ちしか無理な話なんですけどね。それもあって明治時代で言う高等学校を卒業していない人は仕事探しには苦労してたそうです。

就活の際に学歴が見られてしまう瞬間

学歴社会である背景やらどうしても日本は学歴が見られてしまう、いわゆる学歴フィルターがあるというのは分かったかと思われます。では、就活の際に学歴が見られてしまう瞬間はどこなのか?

※中途でもあり得る可能性もあります。

1.初任給の額や年収

1番顕著に表れるのは初任給の額ですね。やはり仕事だけあってお金面はみんなして見ますよね。私自身、入社説明会に行った時に高卒の場合の給料と大卒の場合の月給が違いますね。私が覚えている限りでは大抵の会社は約2万円くらい差がありました。大学院の修士まで行くと大卒の額にプラス2万円くらいですね。博士までになると教授の道しかないんですけどね。ただ、これではあくまで私の体験談ですので、証拠にはなっていないので後付けとして統計の方も載せますね。こちらを見てください!

こちらは平成30年賃金構造基本統計調査結果です。統計の結果は年収換算です。男女共に大卒や大学院卒の方が年収がいいことが明らかですね。だからって、高卒でも実力がある人は年収はきちんとありますけどね。ただ、全体的に見たら大卒の方が有利ですね。

※図はこちらを参考にしました。

https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2018/dl/03.pdf

2.学歴フィルター

大企業ほどあるあるな話ですね。中小企業はそこまでではないかと思われますが。駿台にいた時のティーチングアドバイザーさん(大学生のアルバイトさんです。みんな駿台出身です。)曰く学歴が高ければ書類通過されるけど低いと通過されないってこともあるやら学歴いい人しか呼ばれない説明会もあるなんて言っていました。そのようなことを踏まえると学歴はあった方がいいってことでもありますね。

3.就職先の違い

これは人それぞれになりますが就職先の違いは顕著に現れるかと思われます。特にファーストキャリアの場所に違いはありますね。理由としては就職支援でお世話になる場所が違うからかと思われます。高卒は基本的にはハローワークや高校が持ってくる求人から選ぶそうです。高卒の方から聞きました。一方で大卒になると就活エージェントや就活サイトがメインですね。ここから見ても就職先に関しては大卒の方がいい業界にいることが多いかと思われます。

高学歴であることで優遇される理由

学歴社会になってしまうのは面接の時に評価する物差しみたいなものが学歴にならざる得ないのが現状ではあります。ですが、高学歴であることで優遇されるのには理由があります。一体どのような理由があるのか?

1.知識がありそう

私には東大卒のおじいちゃんいます。昔は学者をしていました。今はもういないんですけどね。一方、東洋大卒の私で今はゲスグズブロガー。どちらの方が知識がありそうと思いますか?おそらく、私のおじいちゃんと答える人がほとんどのはずです。このように、学歴があるというのは知識があるというイメージがあるのは間違いないです。というか、知識がなかったら東大なんて行けやしないですし学者にもなれません。

2.付き合う人の質がいい

高学歴の人でも事件を起こす人はいます。ですが、高学歴の人の方が付き合う質や環境というのは良いとは言われています。早稲アカ時代の先生も偏差値の高い学校の方が人は良いと言っていました。一方で、偏差値の低い学校は日々事件やトラブルが多いとは言ってましたね。実際に偏差値の低い学校でコンクリート事件と言って女の子をドラム缶に入れてコンクリートで固めた事件がありましたしね。このように、学歴が高い場所の方が環境的には良いところにいるというイメージはあります。だからって学歴高い人でも事件を起こす人はいます。ここら辺のニュアンスはなんとなく分かってもらえると嬉しいです。

3.社会的信用を得られる

先ほどの話の延長線ですね。高学歴と言われるような学校に通っているまたは受かったという話をしたら世間的にはすごいとなりますよね?入ってからがスタートではあるんですけどね。ですが、聞こえだけは良いとなると社会的信頼を得るために学歴というものを得るという心理を持つ人はいるものです。

学歴良くても仕事できない奴はいる!

たしかに、学歴がいいとなれば志望校のために必死に努力したという経歴はあったという過去は事実です。また、そこから得た知識を上手く活用している人は賢いです。活用してなかったら無意味なんですけどね。だからってそれイコール仕事ができるわけでもないです。学歴良くても仕事ができない人もいれば会社員に向いていない人もいます。そのような人の特徴はこちらに書かれています。

なんで?勉強ができても仕事ができない人の特徴

ですので、企業側も学歴だけでフィルターをかけすぎるのは良くないかと思われます。むしろ、今求めているスキルを持っているのかや社風にあっているかを見極めた方がいいかと思われます。要するに学歴に関してはあくまで参考するべき点の1つに留めておいて総合的に見るのが妥当かと思われます。

まとめ

私は人と関わる時に学歴関係なくその人そのものを見て判断する人ではあります。だからこそ、言えることとしては学歴での判断はあくまで参考程度でいいのかと思いますね。確かに、学歴がある人の方が知識はあるかもしれません。ですが、それだけで人柄や性格なんて測れるわけがありません。あくまで一部だけです。それなのに今でも学歴で給料や仕事先が左右されるのはどうかと思われます。ですので、もう少し内面的なものを見られるような世の中になって欲しいなと思っています。以上です!最後まで読んでいただきありがとうございました。

りかちゅう